分散を大きくするための3つのルール+1

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前回の連載にて、馬券の買い方について書いた。競馬の賭けにおいて大数の法則を避けて通ることができない以上、私たちが賭けた金額に対し、潜在的に20~30%のマイナスが生じる。しかし、あくまでも潜在的であり、自動的に確実に回収率が70~80%になるわけではない。私たちが少しでも長く競馬を楽しんでいくためには、大数の法則を逆手に取りつつ、潜在的なマイナスの表出を少しでも抑えることが必要なのである。

そのためには、「分散」という概念について今回は知ってもらいたい。「分散」とは、分かりやすく言うと、結果のばらつきのことである。試行回数が多くなればなるほど、結果のばらつきは小さくなり、理論上の期待値に収束していく。逆に試行回数が少なければ、それだけ分散は大きくなり、期待値どおりの結果は出にくくなる。この考え方のもと、まずはより早く、確実に負ける馬券の買い方から紹介すると、

1 賭ける回数を多くする
2 賭ける金額を一定にする
3 一度に何点も賭ける

となる。このような賭け方をすると、分散が小さくなり、大数の法則に飲み込まれ、回収率が70~80%の世界へ突入してしまう。そうではなく私たちは、右のような馬券の買い方とはまるで逆の、分散を大きくするような、以下3つのポイントを押さえた賭け方をしなければならない。

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はちきれんばかりの筋肉を誇るダッシングブレイズ:5つ☆

★函館2歳S
モンドキャンノ →馬体を見る
まだ幼さを残している馬体であり、筋肉のメリハリという点では物足りない。
そのため立ち姿に力感はないが、気性面は素直で力はストレートに発揮できる。
Pad3star_2

フクノクオリア →馬体を見る
筋肉量の多い、ボリュームのある馬体だが、メリハリは今一歩というところ。
顔つきを見ても、ピリッとしたところに欠け、力を発揮できるのは少し先か。
Pad3star_2

ザベストエバー →馬体を見る
馬体全体のシルエットは美しく、将来性は高いが、現時点ではややパワー不足。
前駆にはある程度実が入っているが、それに対してのトモが物足りない。
Pad3star_2

レヴァンテライオン →馬体を見る
このメンバーに入ると、筋肉のメリハリがあり、細かい筋肉まで発達している。
胴部にも十分な長さがあり、もう少し長い距離の方がこの馬には合っているかも。
Pad4star

ロイヤルメジャー →馬体を見る
いかにも若駒といった立ち姿で、幼さは否めないが、フレッシュさは感じられる。
走ることに対して後ろ向きになっていないのが良いし、その意味で好走は可能だろう。
Pad3star_2

ラ―ナアズーラ →馬体を見る
牝馬らしからぬガッチリとした体型で、特に前駆の力強さが素晴らしい。
もしかするとダートの方が良さを発揮できるかもしれない、と思わせるパワーがある。
Pad3star_2

★中京記念
ダッシングブレイズ →馬体を見る
前後躯にバランス良く、きっちりと実が入って、はちきれんばかりの筋肉を誇る。
アクシデントはあったが、表情からも自信を取り戻しており、復活を期待できる。
Pad5star

ビークトラム →馬体を見る
黒光りする毛艶は冴えており、馬体全体からは筋肉の柔らかさが伝わってくる。
とはいえ、強調材料に欠ける馬体であることも確かで、良くも悪くもない。
Pad3star_2

ケントオー →馬体を見る
手脚が短いため、重心の低さが目立つが、血統的にはスタミナがないタイプではない。
耳をやや絞っているように、気性面での難しさがあり、スムーズに走れるかどうか。
Pad3star_2

トウショウドラフタ →馬体を見る
古馬に混じっても遜色ないほどの力強さを誇り、ここに来て成長してきた。
コロンと映る馬体ではあるが、マイル戦までは十分にもつ程度のそれ。
Pad45star

スマートオリオン →馬体を見る
腹回りに余裕があるため、背中が垂れて力強さに欠ける馬体に映ってしまう。
昨年の絶好調時にはまだほど遠く、もう数戦叩かれてからになるのだろう。
Pad3star_2

マイネルアウラート →馬体を見る
筋肉のメリハリに欠けて、馬体としては幼さを残している部類に入る。
首回りには太さがあり、全体的にはパワータイプで馬場が重くなれば。
Pad3star_2


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函館2歳Sを当てるために知っておくべき3つのこと

Hakodate2s

■1■ますます牝馬が有利に
牡馬・せん馬 【3・3・5・55】連対率9%
牝馬      【6・6・4・48】連対率19%

パワーとスタミナを要求される洋芝100%の函館競馬場は、開催が進み、馬場が傷むことによって、ますますその傾向は強くなっていく。しかし、2011年までは8月上旬に開催されていたが、2012年から3週間繰り上がって7月となった。函館戦が開幕して8週目であったのが5週目となり、馬場の痛みが少ない状態で行なわれるようになるため、これまで以上にスピードと完成度に優る牝馬が活躍する舞台となるだろう。

■2■1番人気は危険!?
1番人気は過去10年で【2・2・0・5】と、連対こそあれ、さほど勝ち切れていない。函館開催当初に、新馬戦を好タイムで圧勝したスピード馬が1番人気になるからである。上にも書いたように、開催が進むにつれ、素軽いスピードだけではなく、パワーとスタミナも問われる馬場へと変貌する。これによって、スピードを武器に圧勝して1番人気に祭り上げられた馬は苦戦するのだ。ただ、開催が早まったことにより、スピードと完成度の高い馬が勝利する可能性は高まったのも事実。

また、ラベンダー賞を勝った馬も人気に祭り上げられることがあるが、よほど早熟でない限り、この時点で2戦、しかも2勝しているということは、ローテーション的に余力が残っていない可能性が十分に考えられる。ラベンダー賞と函館2歳Sを連勝した馬が地方馬に偏っているのは、身体に負担の掛かりにくいダートを走ってきたからであろう。中央で芝のレースを2戦使ってきた馬は疑ってかかるべき。

■3■外枠有利
函館1200mはスタートから第1コーナーである3コーナーまでの距離が長いため、内枠と外枠での有利不利はほとんどない。あえて挙げるとすれば、開催が進むにつれ、内の方の馬場が悪くなってきているケースが多いので、馬場の良いところを走ることが出来る外枠を引いた馬が有利か。

また、キャリアわずか1、2戦の馬たちによる争いとなるため、馬群の中で揉まれてしまうよりは、多少のコースロスがあろうとも、馬群の外をゆったりと走られる方が力を出し切ることが出来るだろう。そういった意味においても、外枠からスムーズにレースを進められた馬が有利となる。


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集中連載:現代のコアな競馬ファンがすなる一口馬主というものを(第13回)

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セリの熱狂が忘れられず、千葉サラブレッドセールに行ってきた。本当は北海道のトレーニングセールの広告を見て、そちらに行こうかと思ったが、あまりにも遠い。その広告には、こう書いてあった。

「『北海道市場トレーニングセールに、スクリーンヒーロー産駒の凄いのがいるらしい』という噂が広まったのは2013年春、セール本番を6週間後に控えたリハーサル撮影の前後からだった」

スクリーンヒーロー産駒とはモーリスのことであり、確かにモーリスは2013年の北海道のトレーニングセールの公開調教にて、ラスト2ハロン21秒8の最速時計を出して、ノーザンファームに1050万円で落札されている。今や世界的なマイラーとなったモーリスの走りを目の前で見て、それからセリで購入するチャンスが誰にもあったということだ(しかも比較的安値で)。同じことは千葉サラブレッドセールにも当てはまるだろう。

千葉サラブレッドセールは船橋競馬場で行われている。2001年から始まり、今年で16年目となる。初年度は10頭の上場馬からスタートし、少しずつ増えて、今年は63頭が上場された。しかも2009年以来、社台ファームが市場を支える形で生産馬を多数送り込むようになったことで、売却率も総売り上げも大幅に上昇した。過去最高であった昨年(2015年)は全体で12億4000万円の売上額を叩き出し、関東圏で行われる一大セールになった。2015年はエイシンフラッシュの弟(父ディープインパクト)が1億9000万円の値をつけたように、上場馬の血統レベルは総じて高く、今年も重賞戦線で活躍した牝馬の仔やブラックタイプに埋め尽くされた血統馬がほとんどであった。

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入口で購買者登録を済ませ、カタログをもらい、スタンドに駆け上がってみると、すでにたくさんの競馬関係者たちが集まっていた。自分を棚に上げて、こんな平日に馬を買いに来られるなんて皆さん良い身分だと思いつつも、いつもの競馬場とはまた違った静かな熱気に、こちらも動悸が少しずつ激しくなる。スタンドのど真ん中には、社台グループの吉田照哉氏が座って、真剣な眼差しを登場馬たちに送っていた。最初の組が最終コーナー手前の残り400m標識のところあたりから併走し始めると、全員の目がその2頭に注がれる。誰もひと言も発しない。ただ静かに見守る。聞こえてくるのは、2頭のサラブレッドの息遣いと蹄がダートを蹴る音のみ。2頭がゴール板を通過したあと、2ハロンと最後の1ハロンのタイムがアナウンスされた。それから次々と2頭ひと組みの2歳馬たちが、私の目の前を走り過ぎていった。

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船橋競馬場の砂は深いこともあってか、速い時計を出す馬でも2ハロンが23秒台、1ハロンが11秒台前半であった。目いっぱいに追われている馬もいれば、ほとんど流しているように耳を立てて走っている馬もいる状況でのタイムだけに、時計が速ければよいということではないのだが、それでも速いタイムが出ると場内は騒然とする。それだけの能力の一端を持っているということの証明であることに違いはなく、順調に仕上げられ、デビューできるとある程度の好走は期待できるということである。ちなみに、2ハロンの最速タイムは23秒5、1ハロンの最速タイムは10秒9であった。1ハロンの最速を叩き出したミルルーテウスの14(父ワークフォース)は、前脚がしっかりと伸びてきれいなフォームで走れていたのが印象的であった。飛び切りの大物を掴むということではなく、コンスタントに走る馬を見出す確率を上げるという意味においては、トレーニングセールには一定の有効性があることは間違いない。

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馬券を買う際のポイントは「大数の法則」に飲み込まれないこと

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「どのような馬券の買い方をするべきですか?」という質問を頂戴することがある。どの馬を買うかは自分で選ぶ(選びたい)が、どの馬券の種類を選んで、何点ぐらいで賭けるべきなのか迷っている人が多いということである。狙った馬は正しくとも、馬券の買い方を間違ったばかりに当たらなかったという状況に直面したとき、私たちは馬券の買い方について考えざるをえないのである。すでにスタイルが固まっているベテランもいるだろうが、特に競馬を始めて数年の競馬ファンにとっては、どの馬に賭けるかと同様に、どのような馬券の買い方をするかは重要な問題となる。

私は競馬を始めてからほとんどの間、単勝を買い続けている。かつては枠連を買ったこともあるし、複勝にはまったこともある。馬単の破壊力に酔いしれたこともあれば、3連単の難しさに頭を悩ませたこともある。宝くじのようなWIN5で夢見たこともある。他の馬券の種類を知らないわけではなく、それらを否定しているわけでもないのだが、ほとんど全てのレースにおいて、単勝を買うことにしている。初心者の方にレクチャーする機会があれば、単勝という馬券があることを教え、まずは1頭を良く見ることをすすめる。もちろんそこには私なりのロジック(論理)もある。

なぜ私が単勝を選んだかを語る前に、競馬というゲームにおいて馬券を買うときの大前提となる「大数の法則」について説明したい。一般に「大数の法則」という概念を紹介したのは、ベルヌーイ(Jakob Bernoulli,1654~1705)という数学者である。

「大数の法則」とは、

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洋芝適性を物語る馬体マイネルミラノ:5つ☆

レッドレイヴン →馬体を見る
トモの肉付きが悪く見えるのは、遠征競馬滞在先の撮影の特徴で心配ない。
毛艶が冴えて、前駆の盛り上がりは素晴らしく、絶好調で臨んでこられそう。
Pad4star

マイネルミラノ →馬体を見る
やや手脚が短く重心が低いが、それが逆に洋芝適性を物語っている。
筋肉のメリハリも筋肉量もあって、パワーが馬体から満ち溢れている。
Pad5star

ダービーフィズ →馬体を見る
絶好調であった昨年時に比べるとだいぶ落ちるが、どこが悪いということではない。
首の位置が高い立ち姿からは、馬自身が集中力を欠いているのではと推察される。
Pad3star

ネオリアリズム →馬体を見る
胴部に長さがある分、手脚が短くなり、全体的にはパワータイプの馬体を誇る。
前後躯の筋肉の実の入りも申し分なく、洋芝の舞台でいかんなく力を発揮できる。
Pad45star

ファントムライト →馬体を見る
前駆には父オペラハウス譲りの力強さがあるが、馬体全体はスマートなタイプ。
決して筋骨隆々のパワー型の馬体ではなく、距離も2000mぐらいがベストか。
Pad3star

トーセンブレーヴ →馬体を見る
顔つきからは闘争心が窺え、良血馬ながらも、8歳馬にして衰えは感じさせない。
馬体の張りもあって、筋肉量は多く、どちらかというと洋芝向きのタイプだろう。
Pad3star

トゥインクル →馬体を見る
それほど馬体から力強さは感じさせないが、実は随所に強い筋肉をたずさえている。
耳を絞っているように、気難しい面があるのだろうから、スムーズに走れるかが鍵となる。
Pad3star

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函館記念を当てるために知っておくべき3つのこと

Hakodatekinen

■1■上がり馬が狙い目
G1       【0・1・2・12】 連対率7%
G2       【3・0・2・14】 連対率17%
G3       【2・2・2・18】 連対率16%
オープン特別 【4・6・2・56】 連対率15%
条件戦    【0・0・2・7】 連対率0%

函館競馬場で行われた過去9年で前走がG2レースから3頭、G3レースから2頭、オープン特別から4頭の勝ち馬が出ているように、これまでに実績のある馬ではなく、この夏に力を付けてきた(調子を上げてきた)馬が狙い目である。また、前走がオープン特別であった連対馬12頭中、9頭が巴賞出走馬である。函館記念1本に狙いを定めてきた上がり馬に注目すべき。

■2■2000m以上のスタミナが必要
トニービン、ニジンスキー、ノーザンダンサーなどの血を引く馬たちが活躍しているように、函館競馬場独特の洋芝によって、パワーはもちろんのこと、字ヅラ以上のスタミナが必要とされる。また、速い上がりが求められるレースになることはほとんどないので、瞬発力勝負では分が悪かった馬の巻き返しにも期待したい。

■3■内を通って差を詰めることの出来る差し馬
12.8-11.2-11.8-12.4-12.5-12.2-12.1-11.9-11.8-12.0(60.7-60.0)M
12.6-11.3-11.6-12.4-12.6-12.8-12.4-13.0-13.0-13.4(60.5-64.6)H
12.6-11.8-12.7-13.0-12.9-11.9-12.0-11.9-11.7-12.3(63.0-59.8)S
12.2-11.2-11.4-12.1-12.1-12.4-12.0-12.1-12.1-12.7(59.0-61.3)H
12.4-11.6-12.1-12.4-12.3-12.3-12.0-11.7-11.5-12.3(60.8-59.8)S 札幌競馬場
12.3-11.0-11.2-11.5-11.8-12.1-12.6-12.4-11.4-12.2(57.8-60.7)H
12.2-11.0-11.5-12.2-12.8-12.4-12.3-12.0-11.8-12.1(59.7-60.6)M
12.5-10.8-11.6-12.0-12.2-12.4-12.4-12.3-11.8-12.4(59.1-61.3)H
12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1(58.8-59.8)H
12.3-11.3-12.2-12.0-11.8-11.7-12.0-11.8-12.3-12.7(59.6-60.5)M
12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6(58.6-60.5)H

過去10年間のラップ構成を見ると、札幌競馬場で行われた年以外は、ミドルペースからハイペースとなり、案外スローにはならないことが分かる。毎年異なった展開で流れていることが分かる。ジョッキーが262mと短い直線を意識するため、向こう正面から既に動き出すからである。そのため、ペースや競馬場のコース形態のわりには逃げ馬が残りにくく、先行馬、そしてさらに、内を通って差を詰めることの出来る差し馬にとって有利なレースになる。


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集中連載:現代のコアな競馬ファンがすなる一口馬主というものを(第12回)

Hitokuti12

募集パンフレットを見ながら出資を決めたときには、デビューなどまだまだ先のことのように思っていたが、年月は私の思っている以上に速く過ぎ去りやって来る。私が前厄と本厄を耐え忍んでいるうちに、クインアマランサスはもう3歳の夏を迎えようとしている。そう2歳の夏といえば、競走馬のデビューの時期である。

私が競馬を始めた頃は、G1レースをにらむような素質馬たちは、無理をして早く仕上げるのではなく、成長を待ちつつ、秋の東京や京都開催でデビューするのが王道であった。夏の時期から走らせようとするのは、鬼の居ぬ間に洗濯というか、強い馬たちが登場する前にとにかく稼いでおこうという意図が垣間見え、また自身が早熟で奥がない馬であることを示すようなものであった。

ところが最近は、育成・馴致・調教の技術が進化したこともあり、馬に負担をかけることなく、成長を促しながら、素質馬を早期にデビューさせることが可能になってきた。たとえば、日本ダービー馬であるメイショウサムソンやエイシンフラッシュ、ロジユニヴァースは7月に、ワンアンドオンリーやオルフェ―ヴルは8月にデビュー戦を迎えている。私の感覚では、ロジユニヴァースが札幌2歳Sを勝って日本ダービーも勝った年あたりから、この傾向は高まっている。夏に新馬戦を迎えたからといって、その馬の能力が低いわけでも、早熟なわけでもないのだ。むしろ脚元に不安がなく、カイバ食いもよく、気性も素直で、仕上げやすいということを意味する。早い時期に初勝利を挙げて賞金を加算しておき、休養に入り、ローテーションに余裕を持たせて秋に備えるのが理想的だろう。

そんな考えもあり、クラブからの報告メールが届くたびに、焦りを感じてしまうことがある。

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター2本、週1回周回コースでハロン22~24秒のキャンター3,000m、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間からハロン15秒までペースを上げて乗り込んでいます。ペースアップ後も脚取りは変わらず力強く、問題なく対応できています。調教のペースが上がってからも厩舎で非常に落ち着いており、普段は手が掛からずとても扱いやすいですよ。今後もこれぐらいのペースで乗り込み鍛えていきたいと思います」馬体重463㎏

順調なのが何よりだから、クインアマランサスのペースに合わせて、ゆっくりと走る態勢を整えてくれたらいいよと頭では分かったつもりでも、心はざわつくのである。もしかしたら、走る能力が乏しいのではないか、脚元に不安があるのではないか、カイバを食べていないのではないかという漠然とした不安が湧き上がってくる。馬体重も増えているし、調教のピッチも少しずつ上がってきていることは目に見えるのだが、それでも早くデビューしてもらいたいという結果を求めてしまう自分がいるのだ。まだ寝返りができない赤ちゃんを心配するように、他の子どもや一般的な基準と比べてしまい、どうしてもネガティブな面に心を奪われてしまうのである。そのほとんどは杞憂に終わるのに。

良い面を見なければならない。そう思って、調教動画を観ると、胸前の筋肉の盛り上がりの素晴らしさに目を奪われる。この前躯の力強さに比べると、トモの実の入りは物足りなく映ってしまうのは仕方ないとして、このまま前輪駆動で成長したとしても、ダートでは活躍できるのではないだろうか。もともとは血統的にも馬体的にもダートで走りそうということで出資を決めたのだから、イメージ通りに成長してきているということである。さらにトモに実が入ってきたあかつきには、もしかすると芝のレースでも力を発揮できるかもしれない。姉のキモーヴが城崎特別(芝1800m)を快勝し、近親のカレンミロティックが天皇賞・春であわや勝利をという走りを見せたように、このファミリーは馬体が詰まって見えても、案外、距離が延びてよく、芝でこそなのかもしれない。子は親の思い通りには育たないのだ。

Photo by Silk Horse Club

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上がりが極端にかかるレースでは逃げ馬を狙え

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逃げ・先行馬にとって有利になるコース形態や馬場状態は多い。展開や各馬の能力に関係なく、明らかにコース形態や馬場状態のみが原因で、単純に前に行っている馬が有利になってしまうケースである。差し・追い込み馬に有利になるケースは案外少ないのに対し、逃げ・先行馬にとってのそれは数多く存在するのだ。そのうちのひとつに、上がり時計が極端に速いレースと、極端に掛かる(遅い)レースでは、逃げ・先行馬が有利になるというものがある。

たとえば、開幕週において芝のコンディションが絶好の良馬場は、逃げ・先行馬にとって有利になる。かなりの速いペースで飛ばしているように見えて、実は楽に走れて余力が残っているので、逃げ馬がそのまま逃げ切ってしまう、または先行馬が粘り込んでしまうという光景はよく見られる。騎手たちは多少の無理をしてでも前のポジションを取ろうと馬を出して行き、先行ポジション争いが激化してもなお、前に行った馬たち同士の決着になるのだ。このようなレースは、目安としては上り3ハロンが32秒台~33秒台の決着になることが多く、後ろから行った馬たちも伸びてはいるが、それと同じぐらい逃げ・先行馬も伸びる。つまり、前が止まらないレースである。

それに対して、コース形態や馬場状態の影響で、上がり3ハロンの時計が極端に掛かるレースがある。具体的に述べると、上り3ハロンが36秒台~37秒台の決着になる。このようなレースにおいては、逃げ・先行馬もバテているが、差し・追い込み馬も同じようにバテているため、前が止まらないのではなく、後ろも止まってしまっている展開になる。最後の直線で順位の入れ替わりが少なく、そのままゴールになだれこむため、逃げ・先行馬にとって有利になる。つまり、前も後ろも止まってしまうレースである。

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距離は合いそうな馬体のノボバカラ:5つ☆

★プロキオンS
ニシケンモノノフ →馬体を見る
前後躯にきっちりと実が入り、胴部にも長さがあって、スタミナも豊富そう。
筋肉のメリハリだけではなく、馬体全体のシルエットが素晴らしく、申し分ない。
Pad4star

ワイドバッハ →馬体を見る →馬体を見る 
トモの肉付きが乏しくなったような印象を受け、その分、末脚の破壊力が失われた。
前駆の力強さは相変わらずだが、筋肉のメリハリに欠けるのは否めない。
Pad3star

グレープブランデー →馬体を見る
全盛期の馬体と比べるとやや落ちるが、それでも8歳馬とは思えない馬体を誇る。
顔つきも凛々しさを保っており、体調の良さが伝わってくる。
Pad45star

ノボバカラ →馬体を見る
手脚が短く、重心が低い、いかにも短距離馬らしい体型で距離は合いそう。
前後にバランス良く実が入り、しかも筋肉のメリハリと柔らかさがある。
Pad5star

ダノングッド →馬体を見る
胴部はコロンとして映るように、伸びがなく、スタミナに不安を残す。
筋肉量が多く、パワーに溢れる馬体であるが、やや腹回りに余裕が残っている。
Pad3star

キングスガード →馬体を見る
短距離の差し馬のような走りを続けているが、馬体を見ると距離延びてこそ。
気性面の成長があれば、もう少し前にポジショニングでき安定して力を出せる。
Pad3star

★七夕賞
シャイニープリンス →馬体を見る
毛艶は抜群で、青鹿毛の馬にしては夏負けもなく、体調はとても良さそう。
前後躯にバランス良く筋肉がついて、胴部には十分な長さがあって素晴らしい。
Pad45star

バーティーイーグル →馬体を見る
ブライアンズタイム産駒らしく、重心が低くて、福島競馬場の馬場は合いそう。
特に前駆の盛り上がりの凄さは特筆もので、ダートでも力を発揮できそうなタイプ。
Pad3star

マイネルラクリマ →馬体を見る
この馬も8歳馬とは思えない若々しい馬体で、昨年時と全く変わりがない。
あばら骨がうっすらと浮いているように、仕上がりも問題なし。
Pad45star

ダコール →馬体を見る
重賞の常連であり、この馬の馬体は毎年のように見続けているが、今回はやや太い。
ここを叩きつつ、もう少し筋肉のメリハリが出てくれば仕上がりが良くなるはず。
Pad3star

アルバートドック →馬体を見る
転厩してからやや調子を落としていたが、ここに来て馬体にも復活の兆しが。
表情はいま一つだが、毛艶も冴えて、筋肉のメリハリが出て来た。
Pad4star

マジェスティハーツ →馬体を見る
かつては手脚の長さに比べて胴部が長く、重心が低い馬体が目立った。
今年に入って、全体のバランスが良くなり、走る態勢は整っている。
Pad3star

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プロキオンSを当てるために知っておくべき3つのこと

Prokions

■1■1番人気が圧倒的に強い
過去10年間で1番人気は【2・3・4・1】と連対率50%、複勝率90%という圧倒的強さを誇る。これはが実績馬に有利な別定戦であることが最大の理由である。だからといって1番人気を買えばよいというのは早計で、実績馬がそれほど重い斤量を背負わされないため、力のある馬が順当に勝つというのが本当の意味である。

■2■結局のところ前に行った馬にとって有利なレース
12.3-10.5-11.5-12.0-11.8-11.6-12.6(34.3-36.0)H
12.2-10.6-11.1-11.7-11.9-12.1-12.3(33.9-36.3)H
12.0-11.0-11.5-11.7-11.6-12.0-12.2(34.5-35.8)H
12.3-10.1-11.0-11.9-12.1-12.4-12.9(33.4-37.4)H
12.0-11.0-11.6-11.8-11.6-11.7-12.3(34.6-35.6)H
12.3-10.8-11.5-11.8-12.1-11.8-12.4(34.6-36.3)H
12.1-10.9-11.4-12.1-12.0-11.4-11.9(34.4-35.3)M
12.0-10.7-11.3-11.6-11.5-11.9-13.6(34.0-37.0)H
12.1-11.0-11.0-11.5-12.0-11.8-12.5(34.1-36.3)H
12.2-11.0-11.5-11.8-12.0-11.8-12.3(34.7-36.1)H
12.0-11.1-11.5-12.0-12.3-11.4-12.2(34.6-35.9)H

過去10年のうち、阪神ダート1400mで行なわれた4レースは、ほぼ例外なくハイペースに流れていて、前に行く馬にとってはかなり厳しいレースとなっていた。なぜなら、阪神1400mダートコース(内回り)の最後の直線は352mと短く、前に行った馬にとって有利という意識がジョッキーに共通に働くため、どの馬もとにかく前に行きたがるからである。それでも先行馬が活躍していたのは、最後の直線が短いから。後ろから行く馬向きの展開になるにもかかわらず、意外と直線が短くて差し切れないという現象が起こっていた。この傾向は2012年から行なわれている中京ダート1400mコースでも変わらず、ハイペースにはなっても、結局のところある程度前に行った馬にとって有利なレースになるはず。

■3■外枠がやや有利
中京ダート1400mコースはスタート地点が芝となっていて、外枠から走る馬の方が芝を走る距離が長い。そのため、外枠に入った馬(特に先行馬)は、内枠に入った馬に比べ、スピードに乗りやすいという利点が生じる。先行・差し馬向きのレースと前述したが、特に外枠に入った先行馬には要注意である。

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七夕賞を当てるために知っておくべき3つのこと

Tanabata

■1■上がり時計不問
12.5-11.2-11.6-11.4-11.9-12.0-12.5-12.5-12.3-12.5(58.6-61.8)H 
上がり3ハロン37秒3
12.4-11.5-11.8-11.6-11.7-11.7-11.8-12.0-12.1-12.7(59.0-60.3)H 
上がり3ハロン36秒8
12.3-11.1-12.1-12.2-12.1-11.9-12.0-12.0-12.1-12.5(59.8-60.5)M 
上がり3ハロン36秒6
12.5-11.3-11.9-12.1-12.5-12.0-11.7-11.9-11.7-12.2(60.3-59.5)M 
上がり3ハロン35秒8
12.5-11.5-12.2-12.3-12.6-12.0-11.8-11.7-11.3-12.3(61.1-59.1)S 
上がり3ハロン35秒3
12.5-11.4-12.1-12.2-12.8-12.0-11.7-11.8-12.0-11.9(61.0-59.4)S
上がり3ハロン35秒7
12.3-11.1-12.4-12.4-13.2-12.0-11.7-11.5-11.7-12.2(61.4-59.1)S
上がり3ハロン35秒4
12.3-11.2-12.0-12.3-12.5-12.4-11.8-12.0-12.2-12.4(60.3-60.8)M
上がり3ハロン36秒6
12.1-10.7-10.9-12.3-12.6-12.3-12.1-12.1-11.7-12.1(58.6-60.3)H
上がり3ハロン35秒9
12.2-11.4-11.2-12.0-12.1-11.9-11.9-11.6-11.8-12.6(58.9-59.8)M
上がり3ハロン36秒0
12.0-11.3-11.5-12.2-12.5-12.4-11.8-11.4-11.1-12.0(59.5-58.7)M
上がり3ハロン34秒5

最近はスローに流れる競馬が多く、上がりが速くなる傾向が出てきているが、それ以前は上がりが35秒を切るレースの方が圧倒的に少なかった。馬場の劣化と、息の入らないペースによって、上がり時計が不問になりやすい。軽い瞬発力ではなく、その対極にある、パワーとスピードの持続力が求められるレースである。当然のことながら、こういう上がり時計不問のレースでは前に行った馬が有利になる。

■2■マイラーでもステイヤーでも厳しい
直線の短い小回りコースということもあって、スタート直後からガンガン飛ばしていく速い流れになりやすく、最後は底力の勝負になり、豊富なスタミナが要求される。そのため、純粋なマイラーにとっては厳しいレースとなる。かといって、ステイヤーに向くかというとそうでもなく、ステイヤーは道中の速く厳しい流れに戸惑ってしまうことになる。どちらかに偏っていない、中距離馬を狙い打つべきである。

■3■ハンデがハンデにならない!?
斤量         成績       連対率
51kg以下     【0・0・0・12】   0%
52kg        【2・0・1・10】  17%
53kg        【1・2・1・13】  18%
54kg        【0・1・1・21】   4%
55kg        【1・2・5・18】   12%
56kg        【1・3・2・22】   11%
57kg        【5・1・1・13】   26%
57.5kg以上   【1・2・1・8】   25%

ハンデ戦にもかかわらず、ハンデが重くなるにしたがって連対率が上がる傾向がある。そして、勝ち馬は55kg~57kgのゾーンに集中している。ハンデキャパ―に評価された実力馬が、そのまま素直に力を発揮して結果を出す舞台と考えてよい。

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集中連載:現代のコアな競馬ファンがすなる一口馬主というものを(第11回)

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門別競馬場は日本で最も新しい競馬場である。かつては門別トレーニングセンターとして使われていた馬場を改修し、1997年に競馬場として誕生した。現在では、北海道にある唯一の平地の地方競馬場として、また馬産地日高地方にある競馬場として、その価値は年々高まってきている。特に、2012年に冬季も調教可能な坂路コースが新設されたことで、ホッカイドウ競馬所属馬たちのレベルアップが著しいという。今までは賞金の高い南関東に入厩していた馬たちが、調教施設が充実しているという理由でホッカイドウ競馬にてデビューを迎えることも増えるだろう。ホッカイドウ競馬に所属しながら、中央競馬やシンガポールでも活躍したコスモバルクに次ぐ馬が、これからまた現れるかもしれない。夢のある競馬場なのである。

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門別競馬場では、4月から11月までの期間限定でグランシャリオナイターの開催が行われている。とねっこゲートをくぐると、ちらほらとお店が立ち並び(夏はバイキングもできるらしい)、その先にパドックが見えた。地方競馬特有ののんびりとした空気が満ちており、心が落ち着く。馬券を買わなければという切迫感はなく、まあパドックで馬でも見てから考えようかとなる。パドックを歩く馬たちの姿を何気なく目で追っていると、なんだかいつもと違う。掲示板を見たとき、その違和感の正体が分かった。どの馬も馬体が小さいのだ。そう、このレースは「オータムライト級カップ」といって、馬体重が420kg以下の馬による2歳未勝利戦であった。それにしても、400kg前後の馬と私が普段見慣れている500kg前後の馬たちでは、違う動物ではないかと思えるほどの違いある。100kgの馬体重の差は大きいのである。

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次のレースのパドックには白毛のユキンコが登場した。夕陽とパドックの照明に浮かぶ真っ白な馬体は美しい。中央から門別競馬場に移籍して2戦目。前走は2着に好走しており、今回も人気になったが5着に敗れてしまった。どうしても目立つ馬だけに、人気先行は仕方ないとして、こういう馬が活躍すると、ひと目みたいと競馬場に駆け付ける人も増えるかもしれない。そんな想いに耽っていると、地平線に陽が落ちようとしていた。こんな色彩の空は他の競馬場では見たことがない。また、門別は霧が深いらしく、辺りを見回してみるとたしかに霧が立ちこめ始めている。あっと言う間に、門別競馬場の夜は更けてゆく。いつかこの競馬場で自分の所有馬を走らせてみたいという想いを胸に秘めて、競馬場をあとにした。

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その日は碧雲牧場に泊まらせていただくことになり、長谷川ファミリーと一緒に食事をした。食卓を囲みながら聞かせてもらった牧場を創業したときの話は、まるで冒険劇のようであった。1坪いくらの賃料で四苦八苦している私にとって、ヘクタールという単位には、人間としてのスケールの違いを感じた。その夜、長谷川敏さんに連れられて、夜の厩舎を訪れた。どの馬たちも寝静まっているのか、物音ひとつしない。10月だというのに、日高はもう冬のような冷え込みで、私はセーターを着てきて良かったと心底思った。とはいえ、「今日、雪虫がたくさん飛んでいたから、来週ぐらいには雪が降りそうだ」と聞かされたときには(北海道にはそういう言い伝えがあるらしい)、まだピンと来なかった。そこまでの寒さではなかったからだ。夜空を見上げると、星が手に届きそうなところにある。このような自然の中で生活するのも悪くない。東京に帰った翌週、北海道に初雪が降ったというニュースをたまたま見て、私はアッと驚いた。あの言い伝えは正しかったのだ。

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夏場の重賞はあえて高齢馬を狙ってみる

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今年の春のG1シリーズにおいて、ストレイトガールがヴィクトリアマイルを勝ち、7歳牝馬として初のJRAのG1を制するという快挙には驚かされた。7歳馬といえば、旧馬齢表記では8歳であり、私が競馬を始めた頃(今からおよそ25年前)には、8歳の牝馬がG1レースを圧勝するなんて想像すらできなかった。それもそのはず、当時は8歳以上の馬が平地重賞を勝つことすら極めて稀であったのである。

今でも覚えているのは、1994年の関屋記念をマイスーパーマンが勝ったときのこと。システィーナという美しい栗毛牝馬の単勝馬券を手に握っていた私は、まさかの8歳馬の強襲にハナ差で涙した。当時の表記で9歳馬であったマイスーパーマンの単勝はなんと92倍もついた。私は再び涙しつつ、まさに名前のとおりのスーパーマンだと感じたものだ。実はJRAが1954年に創設されてから、1985年のイナノラバージョン(アルゼンチン共和国杯)以来であり、40年間のうちわずか2頭目の8歳以上の馬による平地重賞制覇に私は立ち会うことができたのであった。

(週刊Gallopを買い忘れた方や、超馬券のヒントだけ読みたい方はこちら
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前駆の盛り上がりが素晴らしいエイシンブルズアイ:5つ☆

★CBC賞
サドンストーム →馬体を見る
腹回りにはかなり余裕があるが、高齢馬だけにこれぐらいでも良いだろう。
それよりも、前駆に力強さが増して、表情からも気合がほとばしっている。
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エイシンブルズアイ →馬体を見る
き甲が高く、いかにも短距離馬といった前駆の盛り上がりの素晴らしさ。
毛艶も良く、筋肉も柔らかくて、夏バテの兆候は全く感じられない。
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シンデレラボーイ →馬体を見る
コロンとして映るように、腹回りに多少の余裕があり、あとひと絞り必要か。
馬体全体のシルエットは、このメンバーにしては平凡で強調材料はあまりない。
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ベルカント →馬体を見る
線の細さだけが目立った若駒の頃に比べると、ふっくらとして、力強くなってきた。
それでも腹が巻き上がっているように映り、トモの肉付きも前駆に比べて寂しさがある。
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スノードラゴン →馬体を見る
ますます白くなってきたが、筋肉は柔らかく、とても8歳馬とは思えない。
前駆が特に力強く、スピードよりもパワー勝負のスプリント戦にめっぽう強いはず。
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レッドファルクス →馬体を見る
こちらはダート戦を使ってきているにもかかわらず、芝の方が合ってそうな馬体。
毛艶は申し分ないが、やや頭が大きくてアンバランスな印象を受ける。
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★ラジオNIKKEI賞
ストーミーシー →馬体を見る
短距離馬らしい体型ではあるが、3歳馬とは思えないほどの筋肉量とメリハリの良さ。
特にトモの実の入りは素晴らしく、距離さえ克服できれば好走も期待できる。
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アーバンキッド →馬体を見る
ハーツクライ産駒らしい、線の細さがあり、それゆえの成長の余地を残している。
もう少し馬体に伸びが出て、絞れて、枯れてくれば、走る馬の身体になる。
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ゼ-ヴィント →馬体を見る
いかにも3歳馬らしい、若さを随所に残している馬体であるが、手脚の長さがある。
この馬ももう少し絞れて、筋肉にメリハリが出てくれば、さらに走るだろう。
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ブラックスピネル →馬体を見る
筋肉量が豊富で、特に前駆の盛り上がりは素晴らしく、力強さが溢れている。
腹回りに余裕が少しあるが、もうひと絞りできれば、最後の踏ん張りが期待できる。
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ジョルジュサンク →馬体を見る
胴部にも手脚にも長さが十分にあり、馬体のシルエットは将来性が極めて高い。
現状としては、まだ馬体に幼さを残しているが、先々が楽しみな馬である。
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ピックミータッチ →馬体を見る
胴部には十分な長さがあるが、手脚が短く、重心が低いため、中距離が限界か。
馬体は完成度が高く、現時点でも力は出し切れるが、この馬も長く走ることができそう。
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ダイワドレッサー →馬体を見る
牝馬と見紛うほどと書こうとしたが、実際に牝馬であったように、線の細さは否めない。
パワー不足は確かであるが、馬体のバランスは良く、力は確実に出し切れるタイプ。
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