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自信に溢れた騎乗

asahifs04 by gradeone
朝日杯フューチュリティS2004-観戦記-
雨による馬場悪化の心配も全くなく、内外の有利不利のない絶好の馬場でレースは行われた。前半800mが45秒4、1000mが57秒4というハイペースで流れ、実力の差が歴然と出てしまう厳しいレースとなった。

勝ったマイネルコレクトは、2着以下に2馬身もの差をつけ、さらにグラスワンダーの持つレコードを更新した。このことだけでもマイネルレコルトの非凡さが窺い知れる。この馬の良さは、柔軟性に富んだ肉体と、力みのないリラックスした走りができることである。道中での遊びが、追ってからの加速力につながっている。現時点では文句のつけようがない完成度を誇り、他のメンバーとは一枚も二枚も力が上であった。

後藤浩樹騎手の自信に溢れた騎乗ぶりにも好感を覚えた。 

マイネルレコルトの特性を掴み、その力を十二分に引き出した。外を回したのも、マイネルレコルトの大きなフットワークや馬場の均一さを考慮すると得策だろうし、早く見えた仕掛けも、マイネルレコルトの行く気と手綱から伝わってくる手応えからの絶妙の判断であった。これで差されたなら仕方ないという、馬の力を信じ、腹の据わった快心の騎乗であった。

前半800mが45秒4というハイペースにもかかわらず、ストーミーカフェは2着に粘り込んだ。現時点では無理に抑えるよりも行かしてしまう方がこの馬の持ち味を生かせる、という四位騎手の好判断であった。驚異的なラップを刻み、さらに勝ち馬に早めに交わされながらも最後まで大バテしなかったところに、この馬の身体能力の高さを見た。気性的に折り合いが付くように成長するかは疑問だが、パワーとスピードを生かせれば、今後の活躍も期待できる。

1番人気のペールギュントは追い込み届かず3着に敗れた。末脚を生かす後方待機の作戦は勝つためには正しい選択であったが、前がなかなか止まらない高速馬場だったことが災いした。道中で大きな不利があった訳でもなく、脚を余した訳でもないため、結果的には上位2頭と比べて力が劣っていたということになる。

ディープサマーは外を回されて6着に敗れたが、人気が先行していた感は否めず、力どおりの結果と言っていいのではないか。スキップジャックは勝浦騎手が前半から積極的に攻めたが、直線では見せ場なしの惨敗となった。2走ボケの典型的症状であり、能力的にはいいものを持っているのでまだ見限れない。 

 

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