
本命は◎タップダンスシチーを考えています。
調教では迫力ある動きを見せていますが、普段は非常に落ち着いていて、年齢を重ねるごとにメリハリが出てきました。
鞍上の思うまま自在に動けるレースぶりも、こういった精神的な成長の賜物です。
前走からの反動を心配していましたが、中間の調整過程を見る限り問題ないでしょう。
というよりも、もしかすると一昨年にジャパンカップを制した時よりも上の出来かもしれません。
陣営のこのレースに賭ける意気込みが、調教を通じてヒシヒシと伝わってきます。
佐藤哲三騎手が考えるべき最悪のシナリオは、4コーナーを先頭で回れないということです。
ビッグゴールドにハナを奪われ、4コーナーまで先頭をキープされてしまうと、直線で内埒を頼って走らせることが出来なくなってしまいます。
ビッグゴールドが一介の逃げ馬であれば、直線でピュッと交わして内埒に進路を取ればよいのですが、今のビッグゴールドは粘り強いですし、おまけに絶好調ときています。
直線に入っても渋太く粘られた際には、やはり馬場の真ん中を通らなくてはならないでしょう。
それでも今の状態ならば、ビッグゴールドを交わし、後続の追撃をなんとか凌ぎ切ってくれるはずです。
まあ、あくまでも最悪のケースの話ですが。
そのビッグゴールドが、最大の惑星馬ではないでしょうか。
タップダンスシチーに早めに潰されてしまうかも知れませんが、展開によっては粘り込みも考えられます。
距離も前走の3200mよりも合っていますし、好枠を引いて積極的なレースができそうです。
ゼンノロブロイは、休み明けとしては良い仕上がりにあります。
実力的にもタップダンスシチー以外の馬には負けられません。
ただ、昨秋のハードなレースからの反動を考えると、十分な調教を積んできたとはいえ、いきなりのG1では苦しいところもあるのではないでしょうか。
これはゼンノロブロイにも当てはまるのですが、宝塚記念はサンデーサイレンス産駒にとって鬼門のレースです。
過去5年間で16頭が出走していますが、1頭たりとも連対していません。
ペースが落ち着きにくく、脚をタメることが難しい展開になることが多いからでしょう。
ハーツクライ、リンカーンなどの有力視されている馬も、瞬発力勝負には強いのですが、最後の我慢比べのレースではどうでしょうか。
コスモバルクは、今年に入ってからまともなレースをしていません。
苦しいところがあるのか、レースに行って引っ掛かってしまいます。
馬体が増えるのは良いことですが、最盛期と比べて、余分な筋肉が付きすぎている気がします。
2歳時の方が、すっきりとしたゆとりのある馬体をしていました。
絞れてくれば、ノーチャンスではないのですが。
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