ダイワメジャーはスッと差されないか

今年の安田記念もまた、粒ぞろいのメンバーで、激しい戦いが繰り広げられそうです。
香港馬を含め、様々な路線から有力馬が出走してきていることが特徴でしょうか。
ということは、このレースで一番難しいのは、力関係の比較ということになります。
ダイワメジャーは、ノド鳴りの手術を経て、ようやく復活してきました。
大型馬で屈強な肉体を誇りますが、かといってバランスが悪いわけでもなく、理想的な馬体です。
パドックを歩かせたら、この馬の右に出る馬はいないのではないでしょうか。
スピードとパワーを高い次元で兼ね備えていますし、ハンドルも利くので、騎手も乗りやすいはずです。
前走も横綱競馬で着差以上の楽勝でしたし、安藤騎手が手応えを感じるのも当然だと思います。
ただひとつだけ弱点を挙げるとすれば、やはりスッと切れる脚を使えないということでしょうか。
中山や阪神競馬場であれば、それでも押し切れるのですが、今回は直線の長い東京競馬場です。
府中のマイル戦は、マイラー的な切れを持っていないと、なかなか勝ち切れないコースです。
どれだけ絶妙なラップを刻み、スピードで押し切ろうとしても、最後の最後にスッと差されてしまうのが府中のマイル戦です。
実績や能力から、この馬が中心でレースは流れるはずですが、果たして最後まで押し切れるでしょうか。
ダンスインザムードは、マイラーズCでダイワメジャーに敗れましたが、その後ヴィクトリアマイルを制しました。
マイラーズCは、相手が叩き2戦目であったのに対し、こちらは休み明けであったことを考慮すると、大きな力差は感じられません。
牝馬とはいえ、スケールの大きさは牡馬を凌ぎますので、普通に力を出せば勝ち負けになるはずです。
やはり、注目すべきは、この馬の精神面ですね。
今年に入って、別馬のような落ち着きを取り戻していますが、まだまだ安心は出来ません。
ヴィクトリアマイルで厳しいレースをしたことにより、精神面もどう転ぶか分かりません。
中間の気配や、追い切りでの動きに注目したいですね。
高松宮記念→京王杯SCを連勝してきている、オレハマッテルゼも有力馬の1頭ですね。
すでに6歳馬ですが、馬体も若々しく、衰えを感じさせません。
左回りと短い距離も合っているようで、ここ2戦はまさに完勝でした。
ただし、マイル戦になると、この馬にとっては少し距離が長いかなという気がします。
高松宮記念での走りを見ても、府中のマイル戦を最後まで集中力続くかどうかですね。
また、柴田善騎手の言うように、京王杯SCで逃げる形になったことは、後のことを考えると良くなかったのではないでしょうか。
この馬にとって楽な競馬をしてしまったのですが、果たして今回はそうはいくでしょうか。
その他、産経大阪杯から臨むカンパニーもここにきて力を付けています。
前走は、苦手とする重馬場を克服しての勝利だけに価値があります。
不思議なもので、力の要る馬場を克服したことにより、馬体にも力感が漲ってきました。
これまでは、どちらかと言うとスマートな馬体でしたが、この馬体の変化がどう結果に影響するでしょうか。
内田博騎手への乗り替わりもまた魅力的ですね。
府中の長い直線を生かして、どこまで追い込んでくるでしょうか。
香港からの遠征馬の中では、やはり実績のあるブリッシュラックに魅力を感じます。
昨年の安田記念では、スローペースをほぼ最後方から大外を回って4着に押し上げてきました。
サイレントウィットネスの粘りにも驚きましたが、この馬の末脚の確かさにも戦慄が走ったのを覚えています。
短距離~マイル戦までは、香港と日本の一流馬の実力は遜色ありません。
日本の馬が香港に行って勝ち、香港の馬が日本に来て勝つという流れは、これからも当然のことになるでしょう。
とはいえ、海外の馬は馬体重の推移も分からないですし、調教の過程も分からないので、体調が掴みにくいのが難点です。
ブリッシュラックが前走でピークの状態に達していたのか、それともまだ上積みを持って安田記念に出走してくるのか、そこが問題です。
もし後者であれば、日本馬をまとめて差し切ってしまうのだけの能力は十分に秘めています。
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Comments
それにしても豪華な顔ぶれですね!
アサクサデンエンとバランスオブゲームはどうですか?
Posted by: さとし | May 29, 2006 at 11:31 PM
さとしさん
ですねー。
アサクサデンエンは、1週間前の追い切りはいい動きでした。
ドバイでは走っていませんので、それほど状態は悪くないのではないでしょうか。
ただ、昨年ほどの唸る勢いは感じませんが。
バランスオブゲームは不気味な1頭ですね。
良馬場だと一歩足りないでしょうが、馬場が渋ればチャンスが生まれると思います。
今年のG1シリーズは雨ばかりですからね。
さとしさんは、どう思いますか?
Posted by: 治郎丸敬之 | May 29, 2006 at 11:50 PM
バランスオブゲームは59キロを背負った中山記念での勝ち方がすごかったので、
重馬場でなくても勝負できるとおもいます。
今年2回しか使っていないのが、プラスになるかマイナスになるかはわかりませんがw
アサクサデンエンは、ドバイでのレースで評価が下がっているので、ねらい目だとおもいました。
Posted by: さとし | May 30, 2006 at 12:10 AM
さとしさん
確かに中山記念は強かったですね。
でも、良馬場で勝ち負けになるかどうかは疑問です。
もちろん、勝負にはなると思いますが。
間隔を開けた方がいいタイプなので、陣営はここ一本で狙って来ていますね。
だからこそ、不気味な1頭だと思います。
アサクサデンエンは、さとしさんのおっしゃる通りだと思いますよ!
Posted by: 治郎丸敬之 | May 30, 2006 at 12:25 AM
治朗丸さん、先日は返信ありがとうございました。とっても嬉しかったです。
安田記念はライブ鑑賞する予定なので今から気合入ってます。
オレハマッテルゼは注目していますが確かに前走楽に勝ってしまったのが気になります。
それと去年の安田記念、新宿WINSで見てたのですが、回りのオヤジ達が「またデンエンかよ~」
の嘆きを鮮明に覚えています。
今年も「またマッテルゼかよ~」(なんかしっくりこないのは気のせい?)のような気も・・・。
でも一応G1馬ですからそれはないかな? それに意外に人気しないかも。
う~~ん、悩ましい。。
あと京王杯SCでグレイトジャーニーがパドックで素晴らしい馬体だったのを覚えています。
良馬場なら枠次第で突っ込んできませんかね?
Posted by: star☆ | May 30, 2006 at 03:19 PM
star☆さん
安田記念はライブ観戦ですか。
うらやましいですねー。
私は仕事の都合で広島に来てから、競馬場はご無沙汰です。
特に府中競馬場は大好きな競馬場なので。
>またマッテルゼかよ~」(なんかしっくりこないのは気のせい?)
確かにシックリきませんね(笑)
府中のマイル戦はスタミナ勝負なので、最後の最後まで伸び切れるでしょうか?
グレイトジャーニーは、使い込んで馬が良くなってきていますね。
安定して力を出せるようになってきました。
馬体も余分なところが取れて、柔らか味を増してますよね。
あとは能力的な比較だけでしょうか。
展開や枠次第の連下候補までだと、私は思っています。
Posted by: 治郎丸敬之 | May 30, 2006 at 11:05 PM
こんばんは(^^)/
私もバランスオブゲームに注目しています。
弥生賞以来となる逃げの競馬で大圧勝!
もちろん馬場の影響が大きかったと思いますが
実は「逃げ」がこの馬の本当の姿だったんじゃないかと・・。
田中騎手が2匹目のドジョウを狙ってくれば
面白そうかな、と。
今年はGⅠを珍しい騎手(失礼)が取っているので
田中勝騎手もここがチャンスじゃないですかね?(^^;
アサクサデンエンは休み明けに弱いのでは?
と考えています。
レースではオレハマッテルゼを本命視する予定です。
柴田騎手が騎乗した場合3着以内をはずしていないんですよね(^^;
この春も使いながら馬体を維持しているし
今が旬の馬だと思っているんですが・・。
ちなみに
・テン乗りの騎手に乗り代わったとき
・適性以上の距離を走ったとき(2000)
を除けば複勝圏をはずしたのが1回だけなんですよ。
名前のせいで注目してなかった(笑)んですが
意外と恐ろしい能力馬だったり・・・。
Posted by: けん♂ | May 31, 2006 at 03:23 AM
けん♂さん
こんにちは。
バランスオブゲームは、前々走でダート戦を使ったことで、馬が良い刺激を受けたのでしょう。
もうすでに7歳馬なので、能力が高くなることは考えづらいですが、走る気を取り戻しているなら狙い目ですね。
ただ、この馬、安田記念ではいつもイイレースをするのですが、詰めの甘さを見せてしまいます。
それは、やはり切れる脚を本質的に持っていないからでしょう。
2000mならまた違うのでしょうが、マイル戦ですからね。
オレハマッテルゼは、堅実に走る馬ですよね。
自分の走りをすれば、確実に上位争いをするでしょう。
こう考えていくと、今年の安田記念は本当に面白いですね。
けん♂さんのブログ「けいけん豊富な毎日」での外国馬の考察、大変参考になりました。
よくあの映像を探してきましたねー。
ありがとうございます!
Posted by: 治郎丸敬之 | May 31, 2006 at 09:34 PM