集中連載:「馬を見る天才になる!」第9回

スター馬体チェック法の「目、顔つき」には、馬の性格や精神状態が如実に表れる。「目は口ほどにものを言う」という諺があるように、目つきを含む顔の表情には、ものを言えないサラブレッドの心が映し出される。気性の素直な馬は素直な顔つきをしているし、キツいところのある馬はキツい顔つきをしている。普段は温和な馬でも、疲労が残っていて状態が思わしくない時には、厳しい表情をしているものだ。じっくりと観察することによって、馬の目、顔つきから、私たちはサラブレッドの喜怒哀楽をうかがい知ることができる。
■気性の素直な馬の目、顔つき
引用元:競馬ブック
大きく、澄んだ、黒目勝ちの目は素直さを表す
■気性のキツい馬の目、顔つき
引用元:競馬ブック
いかにも神経質そうな、三白眼のような目は性格のキツさを表す
■幼さの残る目、顔つき
引用元:競馬ブック
悪さをしたくて仕方ないといった表情
■凛々しい目、顔つきの馬
引用元:競馬ブック
凛々しい表情は、集中力の高い、大人びた気性を表す
■ぼんやりとした目、顔つきの馬
引用元:競馬ブック
ぼんやりとした表情は、闘争心の欠如を表す
さらに、目、顔つきからだけではなく、耳からも馬の精神状態をうかがい知ることもできる。馬の耳の位置は気分によって変化する。緊張していないときの耳は、ぼぼ直立し、前方やや外側を向いている。反対に、恐怖心や敵対心を抱き、緊張しているときの耳は、後ろ向きに絞られている。
耳を絞る仕草を頻繁に見せる馬は、気難しく反抗的か、もしくは精神的に追い詰められていることが多い。こういった馬がレースに行って好走することは難しい。ちょっとした接触や不利を受けただけで、レースをやめてしまったりして、本来の力を出し切ることができない。
■緊張していないときの耳
引用元:競馬ブック
人間を信頼し、リラックスしている様子
■恐怖心や敵対心を抱き、緊張しているときの耳
引用元:競馬ブック
怖がっているのか、怒っているのか、とにかく気難しそうな様子
このように、さまざまな目、顔つきをした馬がいて、パッと見た瞬間の表情は、その馬の性格、精神的特徴を如実に切り取っていることが多い。また、耳のちょっとした動きからも、その馬の本質を掴むこともできる。馬を見るということは、馬体を見ることだけではなく、馬の喜怒哀楽などの精神状態をも見ることでもある。
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Comments
なるほど。こないだのスズカフェニックスは、
素人目から見ても充実している表情に見えました。
重賞では、京都金杯のエイシンドーバーも
ドキドキさせる表情でした。
勝手ながら、リンクさせて頂きました。
というご報告がてらに、駄文を啓上。
Posted by: yoshimura | March 28, 2007 at 11:23 PM
私も耳や顔つきは詳細にチェックするんですが、
なかなか上手く馬券に結びつかない事が多いです(笑)
馬の状態を見極めると言うのはとても大事なんですが
それが出来るのが最後の最後、レース発走のわずか15分程度
前なんですよね…(--
私もいろいろお話を聞いたりしたものですが、
パドックを見る天才になりたいものです(--
Posted by: しゃち | March 30, 2007 at 12:45 AM
yoshimuraさん
コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
そうですね。
スズカフェニックスの高松宮記念は、5つの要素がパーフェクトだったと思います。
金杯のエイシンドーバーの表情が、「ドキドキさせる」って、すごく良い表現ですね。
なるほどです。
そのドキドキを感じることが、馬を見る天才への第一歩なのだと思います。
Posted by: 治郎丸敬之 | March 30, 2007 at 02:03 AM
しゃちさん
こんばんわ。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
直結するわけではありませんが、私はこの5点の中で、意外と顔つきや表情や耳の動きは大切だと思います。
今回は立ち写真を基に連載していますが、おっしゃるようにパドックは時間的な制約があるので、取り上げませんでした。
いずれパドックだけに絞ってやりたいですね。
私もパドックを見る天才になりたいです(--
Posted by: 治郎丸敬之 | March 30, 2007 at 02:07 AM