« ウオッカは競走馬として完成形 | Main | ◎ウオッカ »

ウォッカは父系の強さと母系の速さがみごとに調和した馬

Rudolf_27

お手紙ありがとうございました。結論が書いてあったのでちょっと驚きましたよ。ウォッカとマーちゃん。初年度産駒(ファーストクロップ)どうしのワンツーの「奇跡」はあるか、ですね。言われてみるとこんなこと確かになかったですねえ。ますます桜花賞が楽しみになってきました。

このおやじもマーちゃんは高く評価しています。3頭のなかで、世間さまにちょっと頼りないかなと思われているのがマーちゃんですか。名前がかわいいというのもあるのかもしれませんね。幼いというか、そんなイメージです。ところが血統をみると、そうじゃない。父Aコジーンは治郎丸さんが昨夏に書いてたとおり、偉い馬です。このおやじがもっとも見習わなければならない、くじけない、へこたれない立派な馬です。

Aコジーンの不屈の精神を支える成長力は、父系のフォルティノからきてますね。そして母父、母母父にNテースト、トライバルチーフと頑健な血が重ねられている点も見逃すことはできません。トライバルチーフ自身は5ハロンの短距離実績のある馬ですが、わずかな産駒から菊花賞の3着馬、母父として皐月賞2着Nタイセイ、オークス2着Fガリバーを出す底力のある種牡馬です。Aコジーン産駒早熟説がありますが、血統からは逆に古馬になって楽しみな血統だといえるんじゃないかと思います。

マーちゃん自身の母系は主流血脈の中でも影響力の少ないウッドマンとノースフィールド、異系のタピオカなどが丁寧に重ねられていておもしろいですね。世間の評価とは裏腹にマーちゃんには頑丈な血が流れているわけです。マーちゃんにはベストスプリンターに成長していってほしいものです。

桜花賞はベストマイラーを決するレースではありません。マイラーも中距離馬もスプリンターも集うクラシックですから、最強のスプリンターが勝っても不思議ではありません。マーちゃんにもチャンスは十分にあると思いますよ。この馬の前走はいかにもトライアルといった感じで余裕がありました。この点はウォッカやスカーレットより評価できると思います。前々走の阪神JFでは前半かかり気味に走っていたのにもかかわらず、ゴールまでウォッカに食らいついていたじゃないですか。世間で言われているよりは脆くない馬だと思ってます。武騎手もトライアルでは必死に「我慢」を教えてましたなあ。3番人気になったときもっとも怖い馬です。もちろん雨が降っても・・です。

ウォッカは治郎丸さんのおっしゃるように完璧な馬ですね。1完歩、1完歩に強さを感じさせる馬です。ちょっとごつごつしていてパワータイプの印象を受けますが、血統的には京都のようなコースで最も能力を発揮できる鋭い切れ味を身上としている馬だと思います。あえて言うならこの辺りにウォッカの落とし穴があるのかもしれません。父のギムレットも京都のマイルで素晴らしい末脚を繰り出してました。

ギムレットはファーストクロップからウォッカのような産駒を得て幸せですね。今後は良い繁殖牝馬に恵まれることでしょう。ギムレットの売りはグロースタークの3×4のインブリードとレディージョセフィン系という大種牡馬を輩出する母系のすばらしさです。確かに時代を代表するような種牡馬に成長する可能性はあります。ただリボーの影響が強いのでコンスタントに走る馬を出すタイプではなく、何頭かのとても強い馬を出す一方で、多くの凡馬も出すといったタイプの種牡馬かもしれません。勝てる種牡馬というのでしょうか、こういう種牡馬は魅力的です。平均的に走る馬をだすDスカーレットの父タキオンと対照的な種牡馬だと思います。桜花賞を勝ちたいウォッカには頼もしいパパといったところでしょうか。

ウォッカの母系はシラオキですね。日本の血統を代表するクラシック血統です。近親には京都で行われた桜花賞を一気に追い込んで勝ったシスタートウショウの名が見えます。シスタートウショウは薄い感じの体形をしたいかにも切れる馬でしたね。ウォッカは父系の強さと母系の速さがみごとに調和した馬かもしれません。頭の高い走りをするのでこのマイルの桜花賞はぜひともものにしてほしいと思います。強いマイラーだからオークスも大丈夫だとは思いますが・・・・・

Dスカーレットの父タキオンのセールスポイントは、何と言っても自身の競争能力の高さですね。レベルの高い世代で勝ち続けたというのは驚くべきことです。調子落ちで臨んだ皐月賞をも勝つこの馬には何とも言えぬ雰囲気が漂っていました。こういう雰囲気が産駒に伝わればいいんですけれども、競争能力を伝えることさえ難しいというのが種牡馬人生の厳しさです。多くのタキオン産駒にもタキオン自身の競争能力は伝わってないような気がしますね。

じゃあ、タキオンが何を産駒に伝えようとしているかというと、底力だと思うんです。「底力」という言葉を、このおやじはどんな展開になっても掲示板にのるほどの力という意味で使っています。サンデーサイレンスの母系は異種で固められてます。そしてタキオンの母系も異種の権化のような血統です。タキオンはサンデーの後継馬のなかでも、異種を何代も配合している底力のあふれる種牡馬なんです。もちろん素晴らしい種牡馬ですね。本命には推しにくいという面はありますが、馬連や三連複の軸にすると頼りになるんじゃないかなあ。

Dスカーレットの母系はナスルーラを経ない快速血統ですね。こういうのはいい血統だよとDメジャーがこのおやじに教えてくれました。実にコンスタントに走ってくれますし、速さだけでなく力強さも感じさせる走りをします。スカーレットは父と母から底力をうまく受け継いだ馬だと思います。底力が問われる新阪神コースでの桜花賞というのがミソで、「3強」のなかで3連複の軸としてもっとも頼りになるのがこの馬だと思ってます。もちろん雨が降っても・・です。ここ治郎丸さんと見解が分かれましたねえ。

そろそろ結論を書きたいと思いますが、血統を眺めていると、ますます「奇跡」が起こってほしいと思うようになりました。このおやじが「3強」に印を打つので「3強」ワンツースリーの「奇跡」はちょっと遠のいたかもしれませが・・・がっははははは!と笑っていると、テレビがスカーレット18番と言ってました。天の神様の中でも競馬の神様の演出力は一流ですなあ、さすがです・・・・がっはははは。

◎ウォッカ
○スカーレット
▲マーちゃん
願いを3連複1点にこめましょう。

現在のランキング順位はこちら

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62981/14590242

Listed below are links to weblogs that reference ウォッカは父系の強さと母系の速さがみごとに調和した馬:

» 手紙の書き方、ビジネス手紙はどのように書くか、お礼、見舞いの手紙 [手紙 書き方 例文]
手紙の書き方、ビジネス手紙はどのように書くか、お礼、見舞いの手紙はど例文がいいのかを手紙の長所、短所も交え考えてみませんか? [Read More]

Tracked on April 07, 2007 at 04:39 PM

» お礼状 文例 [お礼状 文例]
お礼状の文例について書いたブログです。お礼状の文例はこれを見れば一発です。 [Read More]

Tracked on April 07, 2007 at 05:03 PM

» 1000円が2000倍になった!! [【完全返金制度】1000円が2000倍になった!!]
現役女子大生にまで勝たせてしまった恐ろしい馬券術 [Read More]

Tracked on April 07, 2007 at 05:07 PM

Comments

毎度です。貧乏神はやひでっス。
今日はディアデラが2着だったらGETだったのに3着に沈みやがって~!!ドリパ・・・骨折ってなんやねん~!と。競馬に関しては不幸だらけっス。
さて、ここまで不幸続きだと昨年夏にイクスキューズを見て、これを買い続けようと心に誓っていたのに、桜花賞では見向きもしない予定だった自分に天罰が下りそうな予感を感じましたのでイクスキューズを買っときます。

さて、3強と言われてますが穴が無い訳ではありません。ウオッカに関しては失礼ながら四位騎手が最大の穴かな。と。

レース解雇・・回顧してみたのですが、阪神JFのウオッカは改めて強かったと再認識しました。4コーナで馬群を捌くのに苦労しながら最後はきちんと差しきっている。普通の馬ならば多分2~3着止まりでしょう。同じ様な騎乗をして不利を受けて2着以下に沈む可能性が一番怖いですが、本命が妥当でしょう。
このレースで完璧な抜けだしを計っておき差しきられたアストンは、あれから成長していれば良いんですがどうなんでしょう?ただ、JFのレースぶりから言うとダイワスカーレットに比べて過小評価されている気がします。
そのダイワスカーレットは前走がウオッカを待って追い出した様な感じ。他の記事では安藤勝騎手が早めに差を広げようとしたけど馬なりで追いつかれた・・というのも載ってましたがビデオを見る限りではその様には見えない。
ただ、この馬は平均ペースを味わっていない。厳しい流れになった時に一番不安になる一頭である。

穴で狙っているのはカノヤザクラとピンクカメオ、先述のイクスキューズだ。カノヤザクラは父サクラバクシンオーが気がかりもHペースのファルコンSを2着。シーズトウショウも短距離のスペシャリストだったのに桜花賞を連対した事があるし。ピンクカメオはJF時には極端な馬体減。見直し要。

ウオッカ⇒アストン⇒カノヤ、ピンク、イクス、スカーレット
ウオッカ⇒カノヤ、イクス⇒アストン
アストン⇒ウオッカ⇒スカーレット、カノヤ、イクス
位かな?

Posted by: はやひで | April 07, 2007 at 11:32 PM

はやひでさん、こんばんは。

Dパスポートは骨折したんですか?
残念ですね。疲労がたまっていたのかなあ。
無事を祈ります。

わたしは3強の能力をかって3連一点勝負としましたが、はやひでさんのおっしゃるカメオは怖い一頭だと思います。

楽しみな桜花賞ですが、これほど馬券のむずかしい桜花賞はありませんね。はやひでさんの3連単というのは今回の馬券の楽しみ方の本道かもしれません。

わたしは馬券の楽しみはオークスにとっています。

エミーズスマイルもいますし、イクスキューズもいますし、Nトップロードの、何といいましたっけ、強い仔もいますよ。


Posted by: ルドルフおやじ | April 08, 2007 at 01:02 AM

毎度どーもです。
もっと血統を知っていれば予想する要素が増えるんですが、私の血統知識はダビスタ程度なもので。(笑)

今回の桜花賞は詰まるところ、3強1点で勝負するか?それとも無理矢理にでもヒモ穴を捜すか?という所かと思います。
どう考えても3強で決まる様に思えるんですが、今までの競馬人生で「2強並び立たず」が多かったのに3強が並び立つ事などあり得るのか?と疑問に思えて仕方ありません。

前回に記載されていました3番人気までで1~3着決まった事が半世紀無いという件は、スポーツ新聞にも奇しくも同じ日付位に載ってました。最大でも11頭立てのレースでしか無いとか?牝馬のこの時期で3頭実力通りというのは・・・??

本命を熱く買って失望するよりも、穴馬を買って、なんやーやっぱり本命で決まったか!そんな低額配当いらねぇよ!と強がる方が私らしいと感じましたので。。
カノヤザクラをぜひ買いたい。上村騎手はよくよく要らん事をしてくれる騎手ですし。なんと言っても父親サクラバクシンオー。しかも「ザクラ」と桜花賞を感じさせる「サクラ」が強調されていますしね!(なんや初心者みたいな理由になってきた)

ちまたでは、ダイワ「メジャー」の馬主と同じで妹のスカーレットがメジャー松坂大輔の背番号18と一緒とかで人気するとかせんとか???なるほど。と笑えてしまう。

ちなみに今日のダビスタで桜花賞に出走させた結果は18-14-5の順番でした。気になったので馬名を調べるとダイワ-ウオッカ-レインダンスってあながちあり得る結果だった。これでまた悩んでしまった。

Posted by: はやひで | April 08, 2007 at 02:32 AM

はやひでさん

松坂投手の背番号18ですか。

うーん、なるほど……

あっ、失礼しました(つい納得してしまいそうに)。

ルドルフおやじさんは、ケントク買いの専門家でもあるのでこういう話は大好きですよね。

桜花賞楽しみですね。

Posted by: 治郎丸敬之 | April 08, 2007 at 11:47 AM

Post a comment