さよならはなしよサンアディユ

お返事ありがとうございます。今回は、例の茶番劇のせいで普段にも増して憂鬱になっていたのですが、前回の手紙に対する読者からのコメントで、なんと、なんとですぞ、「自由穴党」党首から激励の言葉を頂戴して少し元気になった次第です。正々堂々、「国民血党」幹事長代理補佐の手下として論戦を繰りひろげてみようかと思いまする。
まずインフルエンザの件、治郎丸さんのおっしゃるとおり!肝心なことを説明しないのがお上なんですな。どうでもよいことはくどくど説明して時間をかせぐ。こうなったら、このおやじが馬インフルに罹患してみせようか?いいのかい?いいのかい?いいのかい?・・・。発生源を突き止めるのは極めて難しいと聞くがそれならそうと正直に説明すればいい。いまだに出走取り消しってえのがやけにめだつじゃないか。
うむ、うむ。ケイエスミラクル、忘れていました。もう16、7年前のお話ですか。ケイエスミラクルが倒れた、第2回G1スプリンターズSの勝ち馬のダイイチルビーはキューピットの末裔でしたね。大好きな血統だったんで迷わず本命にしてました。迷ったのは何万と見た馬名のなかでも、とびっきりの粋を感じたナルシスノワール。ミラクルの勢いをとるかナルシスの粋をとるか、ミラクルの勢いをとってしこたま負けた悔しさだけを覚えている、情けないおやじです。
ちょっと気になってミラクルの血統をのぞいてみました。クラフティープロスペクターの近親で似通った血の配合の持ち主でした。クラフティープロスペクターはAデジタルなどでおなじみになった種牡馬ですが、日本で彼の走りをイメージできる人はまずいないでしょう。これからは血統表にクラフティーの名を見つけたら、奇跡の名馬ケイエスミラクルを思い出せばいいのですね。
唐突な質問でごめんなさいね。ハイペリオン系の母系にエルバジェ系の種牡馬がかけられるとどんな馬が誕生するでしょうか?
春の天皇賞やステーヤーズステークスを悠々と走っていそうな馬を想像しますよね。実はこれ、第1回G1スプリンターズSの勝ち馬、バンブーメモリーの配合なんです。G1スプリンターズSを彩った名スプリンターには、名ステーヤーの血が生かされています。短距離の名牝フラワーパークにはダイクというこれもエルバジェ系の種牡馬がかけられていますし、最強馬バクシンオーにもアンビオポワーズというステーヤーがかけられています。バクシンオー産駒の中にハードルで活躍する馬がいるのもうなずけますね。配合の中にある究極のスピードを生かすにはそのバックボーンに異種のステーヤーの血が必要だということ、ちょっと注目してみたいですね。
クーヴェルチュールはスプリンターズSの申し子のような血統です。父はスプリンターズSの勝ち馬、ブラックホーク。彼も母父にシルバーホークというスタミナのある種牡馬をもっています。そして母系はバンブーメモリーと同じ「種正」から出る一族です。洋芝で力の必要な北海道の競馬で活躍できたのは、まさに血のなせる業。底力血統というのならこの馬が1番。サマーシリーズ組のなかでは、ぜひ買ってみたい1頭です。
サマーシリーズのなかで、というよりも日本のレースの中でアイビスSDというレースのもつ意義は大きいと思っています。それはアイビスが直線だけで競われるレースだからです。欧州にあって日本にないもの、かつてはこの直線だけのレースでしたね。ごまかしの効かないところで競ってこそ、真の実力は磨かれます。アイビスを強い競馬で勝ち上がる馬というのはなかなかの実力者だと思っています。カルストンライトオーを忘れてはいけませんね。アイビスのサンアディユは他馬が外埒を頼って走るのを尻目に、馬場の悪い大内(?)をついて差しきっています。このとき最も馬場の良い大外の埒をたよって先行したのがアイルラヴァゲインです。セントウルSでついた5馬身差は両者の実力の違いを物語る着差ではないでしょうか。
サンアディユの母系はすばらしいですよ。アックアック系の種牡馬ユースがかかっている。この血統こそ貴重な血統です。この手紙でよく出てくるテディー系よりも希少価値はあるんじゃないのかなあ。日本でこの直系をみることはほとんどありません。ブロードアピールという凄まじい末脚を繰り出していた馬が日本での直系の活躍馬です。サンアディユの素晴らしいスピードと爆発力はアックアックに由来してるんじゃあないかしら。
北九州記念の敗因は治郎丸さんのおっしゃるとおり、「揉まれてどうか」です。父のフレンチは母系のプリンスローズの気難しさと勝負強さを両方伝える種牡馬だと思います。よく言われるようにフレンチ産駒が東京コースに良績を残すのはレース中にストレスを感じなくてすむからなんでしょう。サンアディユはプリンスローズのクロスを何本かもっています。狭くコーナーのきつい中山コースのG1はやはり心配です。ただ今回は他の馬も弱みを抱えている馬が多いので、アディユの弱点より強さが目立ちます。
アディユは仏語で「さようなら」サンは前置詞のsansかなあ、withoutと同じような意味なので、「さようならはなしよ」という、今回の茶番劇をチクリと皮肉る馬名だったのですね。じゃあ、おやじの本命はこれで決まり!まだ枠はわからないのですが、内なら2番手につける競馬を、外枠なら思い切って大外を差す潔い競馬を希望します。
アストンマーチャンの前走はマーちゃんの強さを十分に感じさせてくれた内容でした。あのハイペースで飛ばして4角から先頭に並びかけようというのですから。しかし、そこからはさすがに息がもたなかった。今回はひと叩きされて折り合いもつくでしょうし、息ももつはずです。G1マイルでウオッカと接戦を演じた力は、このメンバーだと「格」が違います。かわいい名にふさわしくないゴツゴツした体つきはまさにスプリンターのものですね。4角過ぎで先頭に立ってそのままというシーンもあるのかもしれません。母系にはサンインロー系(エルバジェの祖)の種牡馬がかかっていました。
おやじはSフェニックスの高松宮を高く評価しています。きちんとスピードにのって中段より前目を進み最後に2馬身突き放すとは見事なスプリンターです。ここで宮杯に出走した連中に負けることはないでしょう。ただこれもアディユと同じようにプリンスローズをもっているので東京コースむきではあります。まあ、フェニックスのイメージとは程遠いハゲタカではありますが、どこかの「美しき国」の新首相も復活した政治家ということでちょいと怖くなってきました。
イイクニツクロウカマクラバクフ、なぜか遠い遠いむかし唱えた呪文を思い出しました。
イイクニツクロウカマクラバクフ、
イイクニツクロウカマクラバクフ、政治決着のときが近づいています。投票はお早目に。
◎サンアディユ (さよならはなしよ、前首相)
○Sフェニックス(よみがえるハゲタカ新首相)
▲マーちゃん
△クーヴェルチュール
△アイルラヴァゲイン
×キングストレイル(考えても考えても分かんないときは取り敢えず買っておこう)

菊花賞2
有馬記念
阪神大賞典
天皇賞春1
天皇賞春2
宝塚記念1
宝塚記念2
宝塚記念3
凱旋門賞1
凱旋門賞2
ジャパンカップ
ファイナルフライト1
引退式
ハーツクライ
伝説のウオッカ
メイショウサムソン
スイープトウショウ引退記念
アドマイヤムーン
ダイワスカーレット桜花賞
ディープスカイ
ウオッカ安田記念
伝説の天皇賞秋
ダイワスカーレット有馬記念
Comments
自由穴党の党首(何時の間に・・・)はやひで どす。
見事な予想でしたね。
サンアディユは1番人気でしたので、どうしても理由付けして評価を下げてしまいました。
自由穴党の性でしょうか・・(;´Д`)
サンアディユは夏場に重賞3走。疲れを心配しましたが。逆に次走が心配になります。ここいらで一旦休養させて欲しいです。
イイクニツクロウカマクラバクフ・・確かに呪文のように唱えましたね。
しかし、最近はこれが間違いだと言われていますね。おいおい教科書は嘘を教えていたのか・・訴えてやる!と言いたくなるのは私だけでしょうか・・・。
せめて、慰謝料としてG1 1回分の軍資金をば・・。
Σ( ̄□ ̄;!!!
Posted by: はやひで | September 30, 2007 at 11:39 PM
はやひでさん、ありがとうございます。
今日は10kmハイキングになぜかでかけました。
自分がステーヤーでないのがよくわかりました。
ササバリ打って放牧です。
Posted by: ルドルフおやじ | October 01, 2007 at 12:47 AM
お疲れ様です。
私はスプリンターですね。昔から50~100m走は滅法強く200m迄はギリギリこなしましたが、400mになると全く駄目で、マラソンに関しては全く・・・という感じでしたね。
今は太め残りの為に短距離さえも走れなくなりましたが・・・(多分走ると脚元不安で予後不良になりそうです)
秋のG1は始まったばかり。スタミナと軍資金が続くか心配です・・・。
Posted by: はやひで | October 01, 2007 at 08:23 AM