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小柄な馬体に何かが秘められているはず。

Rudolf

治郎丸さんは気がついてないとは思いますが、おやじは予想した段階でほとんど「もろうた!」(注関西地方の方言で成就の可能性が極めて高いときに口をついて出る言葉)と思っているんですよ。どう思われます。がっはははは。今回は年に1度あるかないかの弱気な予想をしています。

競馬をして楽しいのは、これだと思って賭けた馬が走ってくれることに尽きますね。穴馬ならばその喜びも格別ですな。もちろんこういう場合おやじは知人のひとりひとりに花柄地の電報を送りつけることにしています。例 サケダイスキ号快走御礼 など

しかし、どの馬も穴馬に見えるときは馬券のスランプだと断じていい。こういう場合は勇気をもって自重すべしですね。当たったときの快楽が身にしみているもんだから、自重するのは本当に難しい。だから勇気が必要なんですね。今回、おやじには穴馬が数頭も見えているんです。まあ秋に幽霊を見ているというわけですわ。

しかし、折角のG1だから参加料を払うつもりで買うことにします。ただきちんと買い方を決めて外れても悔いの残らないようにすることにして。

<スランプのときの買い方>
1、当たらぬことを前提に絞り込む。(見る目が間違っているのだからいくら買っても当たらない)
2、買えない要素を探す。(穴馬に見えることから冷静になれる)
3、買える魅力を各馬で比較する。(買える馬の魅力から冷静になれる)
4、できれば買わない。(無理だ!)
こんなもんでどうでしょうか?

まず買える、買えないの基準を探さなくてはね。G1馬4頭、G1好走馬(3着以内)6頭という今回のマイルCSのレベルですが、これを額面どおりに受け取ると並のG1のレベルのように見えますが、例年にない高いレベルの天皇賞の好走組が今回のマイルCSのレベルを押し上げていると思います。水準以上のレベルを勝ち抜くだけの魅力ある馬を探しましょう。

フサイチリシャール。スワンSでは久々に走るところを見せつけました。G1馬ですし、買えない要素は少ないのですが前走、レースの流れにのって最もスムーズに競馬できたという印象を受けました。京都1400は外枠を狙えという古い格言もあって、7枠発走のこの馬にはうってつけのレースだったと思います。先行馬に厳しい流れだったのですが案外魅力は乏しいですね。

スーパーホーネットとキングストレイルがスワンSを追い込んできて好印象を得ました。トレイルは治郎丸さんが指摘したように内で揉まれて競馬をしていません。でもゴール前は鋭い足を使っています。近年、軽いレースをしたスワンS組が本場で不振を極めていますが、この両馬は底力を見せたのではないでしょうか。嫌われるスワンS組ということで案外魅力はありますね。ホーネットは6枠発走だったので内で揉まれたキングストレイルの方に穴の魅力があるのかもしれません。

Sフェニックス。距離を云々された高松宮をあっさり勝ったスプリントの力には驚かされました。秋ひと叩きされて絶好調が伝えられます。高松宮を勝ってマイルCSを2着した馬にキングヘイローがいますが、問題はフェニックスがキングヘイローと同等以上の力をもっているかということですね。マイルと6ハロンのG1を制するというのはひとつの事件ですからね。もしフェニックスにその力があるのなら、春の安田記念のDメジャー以外のメンバーなら勝てていたように思います。人気落ちの実力馬とはいいますが、そこまでの魅力は感じません。

ジョリーダンス。これもレディーゴシップの近親でしたね。凄い勢いのある一族ですねえ。今スランプだからこそ、この勢いにはなんかあると思っちゃあいけない。春のヴィクトリアMと安田記念は先行ペースのレースになりました。そこで追い込んで5着、先行して3着、今回のマイルCSを勝つためには少なくとも連は欲しかった。同族、コイウタは先行してヴィクトリアを優勝。厳しい言い方だけれども高い評価はどうかなと思います。マイルCSを制する牝馬は名牝中の名牝です。そう考えるとレディーゴシップの牝馬2頭の魅力は一気にかき消されてしまいます。ごめんね。

エイシンドーバー。9ハロンのレースでも好走できる力のある馬です。夏場をしっかり休養ににあてて体調もいいらしく、カイ喰いもいいよ、というコメントも漏れてきているようです。ポン駆けもきいてまさに穴馬らしい穴馬ですね。しかしG1レースを休養明けでポンポン勝つというのはディープやサムソンに任せておいた方がいいんじゃあないかと、ここは冷静に判断しておきます。

トウショウからはカレッジとヴォイス。ラストタイクーン産駒の両馬をマイルCSに送り込んだ牧場のすばらしさは賞賛に値します。あっ、ヴォイスは回避ですか。ちょっとひと言、トウショウボーイの母、ソシアルバタフライの血統ですね。この名牝系に地味な種牡馬ばかりをかけ続けている牧場の営みには頭がさがります。また来年会おう。カレッジはシラオキの血統でウオッカの近親です。先行有利の富士Sで3、4番手を進んで勝ったマイネルシーガルを買うなら、追い込んだカレッジに食指が動きます。穴の魅力というやつですね。

ピンクカメオ。牝馬を比較して買える魅力をもっているのはこの馬です。秋華賞はともかくローズSではおっと思わせるところを見せていました。治郎丸さんの好きなブラックホークの下ですね。この血統の底力は素晴らしいですね。血統表だけを見るとステイヤーと見まごうばかりの配合でいてマイルで力を発揮する、これぞまさしく底力血統。秋華賞が底力血統のワンツーで決着したように今の京都にはぴったり合っている。カレッジという大穴の魅力を狙うのならオカメの底力の魅力をとるべきか。待てよ、マイルCSで活躍する牝馬は桜花賞でも力を見せていたはず、オカメは遠慮させてもらおう。

穴の魅力のある馬はキングストレイル、スーパーホーネットということになりました。馬券の調子がよければ2頭とも買っていいのですが、今回は当たらないということを前提としての予想なので1頭落とす決断をします。

Kトレイルは真の良血馬ですね。本格化したと言われてますね。しかし、シンコウラブリーの血統にふさわしい目の覚めるような勝ち方をこれまでにも見せたことがあります。元々強い馬だけど少しひ弱なところがある馬だと考えるほうが無難なんでしょう。トレイルには今回も期待を裏切るかも知れないという買えない要素が顔を出しました。でもね、前走惨敗したというのがなんとなく臭うんだよなあ。

Sホーネットの母系はフレーミングページの一族ですね。世紀の名馬ニジンスキーを送り出した牝系というのは魅力があります。この10年マイルCSを振り返ると父か母父にNダンサー系の種牡馬がかけられている馬が3着以内に20頭も入っています。中でもニジンスキーの血脈が強い。ホーネットの場合はG1朝日杯で2着したという買える要素を思い出した方がいいような気がします。でもね、前走勝っているというところがいやなんだよなあ。

迷いに迷いますが雨のスプリンターSでおっというところを見せたトレイルを穴馬とします。

では人気馬をみてみましょう。

ダイワメジャー。治郎丸さんも調子落ちと年齢を気にかけているようですね。年齢だけはどうしようもないことなので、この馬にははっきりとした買えない理由があるといっていい。残念ですがね。しかし無印にするというのは根性がいりますよね、どうしよう。スピードと底力が試されるという点でマイルは競馬の基本だと常々思っています。NPウィナーとTシャトルがマイルCS2連覇、安田記念制覇を果たしたというのはうなづけます。今回メジャーが勝てばこの2頭に並ぶ、うむ、そういう歴史的事件が今回あるの?ないの?と考えて◎は打ちません。

カンパニー。この晩成血統をPOGで指名した馬鹿おやじです。まあ、馬鹿にも馬がついているからいいじゃないですか。出走馬のなかで驚くほど買えない要素の少ない馬です。福永騎手が乗るのはなんともいいんじゃあないかと思っています。彼は肝が据わっている。エリザベスでは秘策があるとコメントしてスカーレットの直後につけて競馬しましたね。買って痛い目にあったけれども納得、納得。マイル実績が乏しい点も関屋記念のすばらしい勝ち方で気にする必要はありません。ちょっと怖いなと思うほどすっきり買える馬です。こういう馬こそ、○にとどめておくのが馬券のセンスというものです。だって見えてない今だからきっとおやじの気づかない欠点があるはず。失礼、ああ、さっきのセンスはナンセンスでしたね。

アグネスアーク。これはレディーゴシップの血統だけにちょいと陰がありますよね。やはり不利を受けたあとの精神的なダメージは心配です。さらに好事魔多しで1週前の追いきりでは他馬と接触寸前のアクシデント。冷たい向かい風の中を進んでいる。しかし、この馬には天皇賞で強い競馬をしたという魅力があります。天皇賞ではカンパニー以上の不利を受けていたと思います。毎日王冠でも大外をまわって追い込んだこの馬が一番強い競馬をしたのでしょう。マイルCS3勝2着2回、数々の名馬に乗ってきた河内師が自らセレクトセールで競り落とした馬だそうです。小柄な馬体にマイルCSを勝つための何かが秘められているはずです。真っ白な馬より少々傷がある方が強いのかもしれない。

最後にベクラックス。外国馬1頭というのは買える要素です。複数いるならばチョイスが必要ですけれど。簡単だあ?

スランプ馬券のまとめ。おやじが切り飛ばした馬のなかに真実が隠されているので注意ですぞ。そして残った馬のなかに治郎丸さんの◎がないようにお祈りします。
◎アグネスアーク
○カンパニー
△キングストレイル
×ベクラックス

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