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最有力候補に

Negisi08
根岸ステークス2008-観戦記-
降雪による中止明けの1戦で、ダートは水が浮きそうな泥んこ馬場でレースは行われた。ここまでの不良馬場になってしまうと、まともに泥を被ってしまう(被らざるを得ない)位置でレースを進めた馬にとっては厳しいレースとなる。

そのような状況の中でも、勝ったワイルドワンダーは、飛んでくる泥をモノともせず、最後の直線で爆発的な差し脚を発揮した。JCダートで引っ掛かっても4着した実力は本物であることを証明した。精神的にも強い馬なのであろう。体型的なことを考えると、マイルのG1フェブラリーSは適鞍であることは間違いなく、最有力候補にのし上った。唯一の心配材料は、マイナス8kgとキッチリ仕上がり過ぎていたように見えたことぐらいか。

タイセイアトムが刻んだ34秒3-36秒4というラップは、馬場を考えると、およそ淡々とした平均ペース。外枠と馬場を味方につけたことは確かだが、タイセイアトムは4コーナーも持ったままで、一瞬勝ったかと思わせる力強い走りであった。坂路調教でのパワーアップがそのままレースに繋がっている。スタートしてからムキになって走らなかったように、精神面での成長も大きい。スピードに溢れる馬だけに、これ以上距離が伸びてプラス材料にはならないが、もしフェブラリーSに出走してくるのであれば目を離せない馬の1頭である。

アドマイヤスバルは、トウショウギアの故障事故に巻き込まれるような形で、道中で一気にポジションを落としてしまった。もはや万事窮すの状況であっただけに、あそこから最後の直線だけで3着まで追い上げてきたことには驚かされた。あのまま流れに乗っていれば、勝ち負けになっていたことは間違いない。少し間隔が開いて、馬体も増えていたように、ひと叩きした次走での巻き返しに期待したい。

マイネルスケルツィは4コーナーまでは完璧な内容であったが、最後の直線で伸びを欠いた。プラス16kgの馬体が示すとおり、本番に向けて余裕を残した仕上げだったのだろう。この敗戦を負け過ぎとみるか、本番へお釣りを残したとみるかは人それぞれであるが、今回のレースに限っては見せ場もなく、期待外れの内容であった。

トーセンブライトもカフェオリンボスも、内で泥を浴びる厳しい展開の中、最後まで良く伸びてきているように、さすがダート歴戦のツワモノである。メイショウバトラーも勝ちパターンに持ち込んだが、最後は力尽きてしまった。年齢的なものか、疲労が残っているのか、ここにきて少し勢いが落ちてしまっている。トウショウギアはぬかるんだ馬場に脚を取られたのだろうか。非常に残念である。

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Comments

上位3頭は強かったですね。昨年の秋頃、古馬ではワイルドワンダーが一番強いと思っていました。

フェブラリーでヴァーミリアンが出てくると楽しみですね。
フィールドルージュも川崎でG1取ったし(横山騎手も久々のG1)
明けの4歳もまだ力不足感がありますが、これからの馬。タイセイアトムやアトマイヤスバルのように5歳で伸びてくる馬もいます。

ダートの短距離は高齢化が進んでいますが、今年は入れ替わりが激しいかもしれませんね。

ノボトゥルーの頑張りにはちょっとびっくりしました。
厩舎の愛情を感じます。重賞連続出走記録保持者だそうで、まだまだがんばれそうです。
怪我の無いことを祈ります。

シンボリグランはやはり芝向きなんでしょうか?

Posted by: ナルトーン | February 06, 2008 at 12:59 AM

ナルトーンさん

ご無沙汰しております。

私も上位3頭はそれぞれに強い競馬をしたと思いました。

ワイルドワンダーは決して楽な競馬ではありませんでしたが、それでも勝ちきったところにこの馬の強さを感じます。

ヴァーミリアンが出てくればもっと楽しみですが、出てこなくても結構なメンバーが揃いましたよね。

ノボトゥルーは今回ヒムヤー系として紹介した馬ですので、その健闘は素直に嬉しかったです。

無理やりにでも本命にしようかと苦心したのですが、さすがにそれは難しかったのですが(笑)

シンボリグランはどうなんでしょうね…

気の難しいところのある馬だけに、泥を直接被るような形になり行きっぷりが悪かったですね。残念。

Posted by: 治郎丸敬之 | February 06, 2008 at 01:06 PM

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