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気まぐれルドルフおやじからの特別寄稿

Rudolf

忙しそうですね。凄い嗅覚でしょ。お元気ですか。
おやじは元気でもやもやしてますよ。

さよならはなしよ、のサンアディユのさよならで少しめげていたところです。サンアディユ怪死事件として後世に語り継がねばなりませんね、治郎丸さんが。相もかわらぬ無責任なおやじですが、今週のスプリングSが楽しみでメールさせてもらいました。

1971年の2000ギニーは、昨秋の秋華賞のようなレースだったのでしょうか。ゲートが開くのが待ちきれないほどワクワクさせられるレースはめったにありませんね。2強対決は見ていて胸が痛くなりますが3強は楽しい。

1番人気 マイスワロー
2番人気 ミルリーフ
3番人気 ブリガディアジェラード

2008年に生きているおやじは、この人気を見て英国の競馬ファンの目は節穴か、なんて偉そうに思うわけです。どうみても力はジェラード、ミルリーフ、スワローの順ですよね。がっははは、競馬は終わってみればすべてがわかる。ミルリーフはマイスワローにミドルパークSで負けていたから、素人には少しわかりにくかったかな、がっははは。

この3頭に逆らう馬鹿者は3頭。いつでもこういう人がいるのでなぜかおやじも心強い思いをしています。その中の1頭がニジンスキーの弟、ミンスキー。

で、結果は。
1着 ブリガディアジェラード
2着 ミルリーフ
3着 マイスワロー
ついでに4着がミンスキー

71年のギニーレースで3強と讃えられた3頭ですが、その血脈を残せたのはミルリーフだけだというのが競馬の辛いところです。ミルジョージはたいそう良い種牡馬でしたね。最近ではフジキセキがミルリーフの面影を伝えています。

3着に敗れたマイスワローはその後、勝ち星に恵まれず、種牡馬としても完全に失敗してしまいます。この脱落者を敢えて輸入したのがテンポイントの吉田牧場。すぐにワカクモの娘と交配させダービー2着のワカテンザンを送り出しています。恐るべし吉田牧場。ハギノカムイオーの時代です。ミンスキーも輸入され良血ぶりを発揮しましたが早逝してしまいました。71年の史上最高のギニーレースは意外なことに我々の身近なところにありました。

最強馬のジェラードはロベルトのタフネスに屈するまで連勝を重ね続けます。世紀の敗北として有名な一戦でしたが、素人にはロベルトの強靭さが見えにくかったのですね。競馬はゴールするまで何もわからない、がっはははは。

種牡馬として失敗し、亜国へ追い払われたジェラードの血を日本で見つけ出すのは至難のわざです。ミルリーフを最強馬という方は今でもたくさんいらっしゃいますが、ジェラードを語る人は少なくなりました。ちょいとさびしい結末。

ところが・・・。人生には「ところが」はないのですが、競馬にはある。Sアルバには5×3の強烈なジェラードのインブリード。なるほど史上稀な混戦を演出しながら、ジェラード准将が名誉を取り戻しにきたのかも知れない今年のクラッシック。

配役は以下の通りです。
主演   Sアルバ(ブリガディアジェラード)
助演   Aダンディー(ミルリーフ)
友情出演 Mチャールズ(ロベルトクレメンタイン)
共演   Sイダテン(マイスワローが敗れたカムイオーにちなんで)
監督   武豊

というような馬鹿を考えて、もやもやをはらしているおやじでありました。
来週からの治郎丸さんの予想、はやくはやくと心待ちにしておる次第です。


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