中京1200m

向こう正面を延長した2コーナー地点のポケットからのスタート。第1コーナーである3コーナーまでの距離が486mと長いため、ペースが非常に速くなりやすい。また、平成5年の馬場改造で洋芝(イタリアングラスのオーバーシード芝)となり、力のいる馬場となったことに加え、4コーナーのバンクの傾斜が緩くなったことにより、直線に向いてから馬群が広がりやすくなった。これらのことから、逃げ馬が流れ込むには厳しく、「後方から行って差し脚のある馬」に有利なコースである。
中京競馬場のコーナーは非常にきついため、騎手のコーナリングの技術が問われる。特に、スピードに乗らんとしている4コーナーの回り方は重要で、大外を回してしまってはコースロスが大きい。内ラチ沿いの馬場が荒れている場合は、平成12年のキングヘイローや、平成17年のアドマイヤマックスのような大外一気もあり得るが、理想としては、3、4コーナーは内でジッとして、直線に向いて馬群がバラけてから追い出すという形が理想的だろう。
高松宮記念はAコース(幅員28m)を使用するが、フルゲートになると、極端な内と外の枠順は不利である。もしスタートでダッシュがつかなかった場合、内すぎると、終始包まれたまま終わってしまうことになるし、外すぎると、終始大外を回らされてしまうことになるからだ。

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