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アストンマーチャンを彷彿させるミクロコスモス

先週のチューリップ賞では、ブエナビスタが危なげない勝利を収め、桜花賞に王手をかけた。ブエナビスタの力が一枚も二枚も抜けているのは明らかだが、それでも敢えて逆転候補、いや対抗馬を探すとすれば、フィリーズレビューに出走するミクロコスモスとなるだろうか。

そもそも阪神ジュべナイルFは、いくら新馬戦の上がりが速かった(33秒台)とはいえ、はっきり言って人気になり過ぎていた(4番人気)。とてもマイルのG1レースを走り切れるだけの肉体(馬体)ではないと私は思っていた。それでも、展開とポジションに恵まれて、なんとか3着を確保することが出来たが、ブエナビスタとの力差は歴然で、実力よりも常に人気が先行している印象をミクロコスモスに対し私は抱いていた。

しかし、ここに来てミクロコスモスの馬体が成長してきているのだ。阪神ジュべナイルFに出走した当時は、コロンとした寸詰まりの馬体で、随所に幼さも残していたが、今回の立ち写真を見る限り、だいぶ競走馬らしい伸びやかさが出てきている。レースを使われつつ、余計な部分が削げ落とされ、走るためだけに必要な筋肉が残されたのであろう。500万条件→クイーンSを経て、ミクロコスモスの馬体がようやく前評判に追いついてきたとも言える。

阪神ジュべナイルF時
Microcosmos01 photo by 競馬ブック

今回(フィリーズレビュー)
Microcosmos02 photo by 競馬ブック

その馬体や顔つきは、あのアストンマーチャンを彷彿させる。柔らかい筋肉に覆われ、スピードがギュッと凝縮された好馬体。黒く澄んだ瞳からは、気の良さと精神力の強さが伝わってくる。桜花賞から始まるクラシック路線では、かつてアストンマーチャンがダイワスカーレットやウオッカに対してそうだったように、ミクロコスモスはブエナビスタのスタミナと底力の前にひれ伏すことになるだろう。それでも、そのスピードが生かせるスプリント路線に照準を絞った時、ミクロコスモスの真価が発揮されるに違いない。未来のチャンピオンスプリンターの走りを見守りたい。

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Comments

治郎丸さん 今晩は

クラシックシーズンの足音が
聞こえ始めてきたにもかかわらず 
身も心も馬券も 今だ冬眠中の 一姫三太郎です(><)

ブエナビスタへの 挑戦を果たせぬまま
ミクロコスモスの春は 終わってしまったのでしょうか。

若駒は 時として 
人気と実力のバランスに歪みがおきてしまったり
走るレースひとつで 調子をくずしてしまったり
繊細な部分が 沢山ありますよね。

治郎丸さんのおっしゃるように
路線変更によって 生まれ変わってしまうことも
あるかもしれません。
あの アストンマーチャンのように...

彼女の挑戦は まだ終わりではありません。

多くの先輩馬たちがそうだったように
春の無念を乗り越えて
実りある秋を迎えるために
そして さらなる新しい春のために
黒く澄んだ瞳と 強い精神力を
持ち続けてほしいと思います。


Posted by: 一姫三太郎 | March 16, 2009 at 01:25 AM

一姫三太郎さん

こんばんは。

冬が長ければ長いほど春は暖かいのです。

ミクロコスモスは前走で窮屈な思いをしてしまい、レースに対して嫌な気持ちを抱いてしまったのかもしれません。

これまでに味わったことのない、厳しい流れに戸惑ったのかもしれません。

それでも彼女の未来には大きな可能性があるのではと思います。

偉大なる先輩に追いつけるように、これからも少しずつ挑戦を重ねていって欲しいですね。

今週は阪神大章典も行われ、古馬の一戦級も少しずつ始動します。

そして再来週は高松宮記念ですね。

ますます競馬が楽しくなってきました。

Posted by: 治郎丸敬之 | March 16, 2009 at 07:38 PM

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