不完全ではなく、完全燃焼

いよいよウオッカが登場しますね。あの伝説の天皇賞秋以来、すでにジャパンカップとドバイで2戦を走っているのですから、本当にタフな馬です。使いながら調子を維持していく角居流とはいえ、古馬の牡馬と混じって、消耗の激しいレースをこれだけコンスタントに戦えるのは、ウオッカの肉体的な強さと精神力が並外れていることを表しています。
とはいっても、やはり前走の凡走は残念というか、気掛かりですね。現地で一度叩かれ、万全の体調で臨んだだけに、全く見せ場のなかった走りっぷりは不可解でした。もしかしたら故障してしまったのではと思わせられましたから。そうでなかったとすれば、あれほどの能力の差があるとは思えないので、ウオッカ自身が走ることに対して嫌気が差してしまったのかもと勘ぐってしまいます。牝馬の場合、競走馬から母になる日が突然訪れるものです。
ところで、東京競馬場で行われている「プレミアムギャラリー~東京競馬場で輝いた馬たち~」が、今週でフィナーレを迎えます。まだご覧になっていない方は、ぜひ東京競馬場まで足をお運びください。もちろん、お越しになれない方もいらっしゃいますので、今週はウオッカについて書いたエッセイをここに紹介したいと思います。今回はPhotostudの素晴らしい作品と一緒にご覧ください。
たくさんの方々からアンケートを頂戴している中で、このウオッカの作品はナンバー1かナンバー2の人気です。私の友人は「ウオッカって男勝りというイメージがあったけど、こんなに優しい目をしているなんて思わなかった」と言っていました。実物のサイズで観るともっと良さが伝わるのですけどね…残念です。ちなみに、こちらの作品はターフィーショップのPhotostudコレクションとして販売されていますので、お近くのウインズや競馬場内でもご覧いただけますよ。
■ターフィー通販クラブ「Photostudコレクション」はこちら

今年のヴィクトリアマイル、ウオッカは果たして完全燃焼できるのでしょうか。


菊花賞2
有馬記念
阪神大賞典
天皇賞春1
天皇賞春2
宝塚記念1
宝塚記念2
宝塚記念3
凱旋門賞1
凱旋門賞2
ジャパンカップ
ファイナルフライト1
引退式
ハーツクライ
伝説のウオッカ
メイショウサムソン
スイープトウショウ引退記念
アドマイヤムーン
ダイワスカーレット桜花賞
ディープスカイ
ウオッカ安田記念
伝説の天皇賞秋
ダイワスカーレット有馬記念
Comments
こんにちは。
もしかしたら、ヴィクトリアマイル現地へ行けるかも?と
予定を仕込んでいましたが、大阪で仕事となりました。
プレミアムギャラリーへも足を運びたかったのですが、
申し訳ありません。
さて、明日は・・・いよいよウオッカ始動ですね。
ただ、治郎丸さんのおっしゃる通り、
気掛かりな点のある過程だと思います。
馬券の方は・・・どうしましょうか。
ちょっとスケベ心が芽生えそうな状況ですが、
そんなことしたらウオッカとオニキスさんに怒られそうですね(笑)
今晩UPされるであろう治郎丸さんのヴィクトリアマイル◎馬、
今回は特に楽しみにしております。
Posted by: enokeiz | May 16, 2009 at 07:21 PM
enokeizさん
こんばんは。
もしかしたら、お会いできたかもしれなかったのですね。
残念ですが仕方ありません。
この後、阪神競馬場でもプレミアムギャラリーを出来れば最高だったのですけどね。
さて、私としては、ウオッカは本命に推しにくかったですね。
まあ、私が本命に推していない時の方が走りますので(笑)、無事に回ってくれば結果はついてくるのではないでしょうか。
明日は東京競馬場で観戦してきます!
Posted by: 治郎丸敬之 | May 17, 2009 at 01:42 AM
こんにちは。
昨日東京競馬場に行って、Photostudさん×治朗丸さんの
素敵なコラボを拝見させて頂きました。
ですが、ウォッカの写真は見落としたのかもしれないです・・。
Photstudさんの写真は、初心者である人にも分かりやすく、
競馬の躍動感、輝き、哀愁を伝えているような気がしています。
そして、治朗丸さんの文章は、独立して使えそうな、
それでいて写真に重要なストーリーを与えている印象がしました。
個人的に印象に残ったのは、天皇賞秋の、
少し遠目から撮った写真を加工(?)したものです。
ミニチュアのようになっている写真・・・。
もちろん斬新さに目を惹かれたのですが、
このような形であの名勝負を切り取るとは思わず・・・。
治朗丸さんの文章では、星野さんの引用が、
とても強く、強く残りました。
「私たちが変わっていくことだ」
素敵な写真展、もう少し早く見に行けば、
もう一度、と思うようなギャラリーでした。
Posted by: childsview | May 17, 2009 at 02:18 PM
治郎丸さん こんにちは。
道悪が苦手で 府中への出走を 泣く泣く断念した
一姫三太郎です。
ウオッカについて
ひとつの答えが 今日 出るのではないかと思っています。
ダイワスカーレットが去ったあと
いつも 祈るような気持ちでみていました。
スカーレットショックを 今だ引きずる私ですが、
本当に 片翼を失ってしまったのは ウオッカ自身ではないかと感じています。
>牝馬の場合、競走馬から母になる日が突然訪れる
その日が来るのを 心の準備をしてはいるものの、
きちんと受け入れられるかどうか 今はまだ自身がありません。
彼女のこれからの 競走馬としての ‘最終章’を
きちんと見届けていきたいと 思います。
治郎丸さんとPhotostudさんの展覧会、拝見出来なくて 本当に残念です。
スペシャルな空間を 大勢の人達と共有したかったのですが・・・。
Posted by: 一姫三太郎 | May 17, 2009 at 03:17 PM
childsviewさん
こんばんは。
昨日いらっしゃっていたのですね。
私はおられずに失礼しました。
久しぶりにお会いしたかったです。
あの天皇賞秋の写真ですね。
個人的にはあの写真とエッセイが一番気に入っていて、
Photostudから買い取ってしまいました(笑)
今回はディープインパクトに関する作品はひとつしかなく、どんなエッセイにするか迷ったのですが、
今私たちに出来ることという主旨で書いてみました。
ディープの走りを生で観られた私たちの幸せな日々を伝えていきたいと思います。
ぜひ近いうちに競馬場でお会いしましょうね。
Posted by: 治郎丸敬之 | May 18, 2009 at 12:24 AM
一姫三太郎さん
こんばんは。
私もお会いできなくて残念です。
それはウオッカの圧勝を生で観られなかった、
一姫三太郎さんも同じでしょう。
ウオッカは完璧な走りを見せてくれました。
何か周囲の声を無言で一蹴するかのような、
ある種、怒りに似た哀しさを爆発させた走りだったような気がします。
果たして彼女はいつまで戦い続けるのでしょうか。
どんな牝馬にもその日は必ず訪れます。
どんな形であれ、それは美しいものだと私は思っています。
Posted by: 治郎丸敬之 | May 18, 2009 at 12:28 AM