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新潟2歳Sを当てるために知っておくべき3つのこと

Niigata2sais

■1■早熟のマイラーを狙え
マイル戦で行われるようになった過去8年の勝ち馬をみると、朝日杯フューチュリティSの勝ち馬が2頭(マイネルレコルト、セイウンワンダー)出ていることが分かる。G1馬を2頭も出しているのだから、新潟2歳Sも十分な出世レースといえるのだが、どうにもスケールの小ささは否めない。ジャングルポケット、アドマイヤムーン、ロジユニヴァースを出した札幌2歳Sと比べ、わずか200mの距離の違いにもかかわらず、この隔たりはなんだろうか。

気候などの環境が良い札幌には、素質馬やトップジョッキーが集まりやすいという事情はさておき、新潟2歳Sに出走する馬はマイルがドンピシャであることが多い。野芝がびっしりと生え揃った新潟の馬場は、札幌競馬場の洋芝に比べると、圧倒的に軽くて走りやすい。驚くべき好タイムが出るのはそれゆえである。同じ距離を走ったとしても、野芝と洋芝の馬場では要求されるスタミナが違ってくるのだ。

そうは言っても、新潟競馬場の1600mコースは外回りで最後の直線が659mと長く、単なるスピード馬では乗り切れない。ゴールまでスピードを持続させるスタミナが必要とされるのだ。さらに、この時期の完成度も高くなければならない。つまり、簡単に言うと、新潟2歳Sは早熟のマイラーを狙えということである。

■2■牡馬≧牝馬
前述したとおり、新潟競馬場1600mコースは外回りで最後の直線が長く、ごまかしの利かないフェアなコースである。コーナーリングの器用さや一瞬の脚だけでは勝ち切れない。最後は激しい叩き合いと追い比べになることだろう。そういった意味でも、牝馬よりも牡馬にやや分があると言ってよい。過去8年の勝ち馬を見てみても、牡馬の5勝に対し牝馬は3勝と、牡馬に軍配が上がっている。牝馬が勝てないレースではないが、牡馬が優勢であることは覚えておきたい。

■3■直線は外に出す
スタートから最初のコーナーまでの距離が長く、コーナーも2つしかないコース形態のため、枠順による有利不利はほとんどないと考えてよい。コーナーの回りがきついことを考慮すると、外枠で外を回されるよりも内の方が良いことは確かだが絶対条件でもない。ジョッキーの腕でいくらでもカバーできる部分である。

しかし、直線では外に出した馬の方が伸びる。いくら絶好の野芝とはいえ、最終週であることは確かなので、使い込まれて傷んだ内よりも外の方が走りやすい。また、直線を走る距離が長いので、その分、良いところを走られる馬とそうでない馬との差が出てしまうのである。まとめると、道中は内を走りながら、直線では外に出して走られる馬が狙い目である。

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“野芝”か“洋芝”か、それが問題だ(後編)

Yousibanosiba2

次に、「走法」について述べると、首の高い馬は洋芝が得意である。首が高いというのは、走る時に首の上下動がなく、胸を張ったような体勢で走る馬のことである。こういう走り方をする馬は、得てして上半身の力が強いのだが、全身を使って走るという意味においては少し物足りない。野球のピッチングでいうと、上半身だけを使って投げるピッチャーのようなものである。しかし、個体の肉体的な特性においてそういうフォームが出来上がっている以上、その馬にとっては最も走りやすいのであれば仕方ないという他はないだろう。

そんな褒められたフォームではない首の高い馬でも、重い馬場には抜群の適性を発揮する。荒れた馬場や道悪馬場、洋芝のように、力を要する馬場が得意なのである。なぜかというと、単純に上半身のパワーが強いからである。普段はどちらかというとロスの多い走法ではあっても、他の馬が苦にするような力を要する馬場では、上半身の力が強いという強みが生きるのだ。そう考えると、首の高い走法が洋芝に合っているのではなく、首の高い走り方をするような馬はパワーがあるからこそ、洋芝を得意とするということになる。

首の高い馬として真っ先に思い浮かぶのはジャングルポケットである。アグネスタキオンやクロフネと同じ2001年、レベルの高い世代のダービー馬である。この年のダービーは重馬場で行われ、首の高いジャングルポケットにとっては願ってもみない舞台となった。アグネスタキオンがいなかったこともあるが、重馬場を苦にすることなく、1番人気に見事に応えて見せた。レース後の興奮状態の時、首を天に突き上げるような仕草を何度も見せていたのが印象的であった。また、3歳にしてジャパンカップを制した時も、ペリエ騎手が最後の直線で首を何度も何度も押しながら、ジャングルポケットを追って追って、ゴール前でようやくテイエムオペラオーを差し切ってみせたシーンが記憶に残っている。

Junglepocket

ジャングルポケットの産駒は、首の高さ(首の高い走法)を受け継いでいて、やはり上半身が強い馬が多いのだろう。内国産馬であるにもかかわらず、洋芝でも強いレースをするのはこれゆえである。たとえば、今年の函館2歳Sは、ジャングルポケット産駒のマジカルポケットが、ゴール前でマイネショコラーデを差し切った。この馬も典型的な首が高い馬である。そして、翌週に札幌競馬場で行われたクイーンSでは、ジャングルポケット産駒のアプリコットフィズが古馬を相手に逃げ切って見せた。春は線の細さを感じさせた馬であったが、馬体も大きく成長して、持ち前の上半身のパワーを生かし切ったレースであった。このように、首の高い馬の産駒もしくは首の高い走法の馬は、野芝よりもパワーを問われる洋芝でこそ力を発揮する。

最後に、「馬体」について述べると、馬格の大きい馬の方が洋芝を得意とする。繰り返しになるが、洋芝は野芝に比べてパワーが問われるレースになるため、単純に馬格の大きな馬の適性が高い。分かりやすく言うと、馬体重の大きな馬を狙うべきということである。

たとえば、今年の札幌記念では「血統」的に洋芝適性の高い馬が何頭かいた。前述したように、母父にヨーロッパの血を持つ、アーネストリー(母父トニービン)、ロジユニヴァース(母父ケープクロス)、ヒルノダムール(母父ラムタラ)、ジャミール(母父サドラーズウェルズ)である。結果的には、これらの馬が上位を独占したのだが、その中でも馬体重の重い2頭がワンツーフィニッシュを決め、軽い2頭が4、5着に敗れてしまった。枠順や脚質などの要素が絡み合っての結果ではあるが、馬格のある馬の方が先着したのは事実である。洋芝適性がある馬が多く出走しているようであれば、馬体重の重い方を狙ってみるのもひとつの手であろう。逆のことが野芝にも言えるのではないだろうか。

このように、「血統」、「走法」、「馬体」の3点に注目してみると、“野芝”と“洋芝”に対する適性が少しずつ見極められるようになったのではないだろうか。もちろん、各馬は十人十色である。血統的には洋芝適性があっても、馬体が小さかったり、また首の高い走法で洋芝適性がありそうでも、野芝適性がある血統だったりするだろう。そこから先は、私たちが見極めなければならない。その場で考えて、結論を出さなければならない。「生きるか死ぬか、それが問題だ」と言ったハムレットのように、私たちは“野芝”か“洋芝”かを常に問われているのだ。それが夏競馬の面白さであり、難しさでもある。

photo by ede

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キーンランドCを当てるために知っておくべき3つのこと

Keenland

■1■牝馬の活躍
第1回、2回では牝馬が上位(ワンツー)を独占した。牡馬の【2・2・2・35】連対率10%に対し、牝馬は【2・2・2・13】連対率21%と、およそ10%の差が生じている。函館競馬場の改修工事のため11週目の開催となった昨年は例外として、この時期の札幌競馬場の芝は、洋芝とはいえ、まだそれほど重くなっていないため、函館で活躍できたパワータイプの牡馬にとっては厳しいレースとなる。また、ゴール前直線が平坦で266mと短く、平坦なコースであるため、一瞬の脚を要求される軽いレースになり、牝馬にとっては有利なレースになる。

■2■外枠が有利
札幌競馬場の1200m戦は、向こう正面を延長したポケットからのスタート。最初のコーナー(3コーナー)までの距離は406mと長く、オープン以上のクラスであればペースは速くなりがち。そして、3~4コーナーは緩やかなスパイラルコースであるため、ここで差を詰めるのは難しく、勝つためには4コーナーである程度の位置にいなければならない。この時期は馬場の内外で大きな差はなく、内外のトラックバイアスはないが、スムーズにレースが運べる分、若干外枠が有利か。

■ある程度前に行くことのできる差し馬
重賞に格上げされてからの3年のラップタイムは以下のとおり。

12.1-10.4-11.0-11.5-11.6-11.8(33.5-34.9)H
12.0-10.7-11.2-11.3-11.4-12.0(33.9-34.7)M
12.1-10.6-11.2-11.3-11.0-11.7(33.9-34.0)M
12.1-10.5-11.2-11.6-11.4-11.6(33.8-34.6)M

格上げ以前は、逃げ・先行抜け出しが決まり手のほとんどであったが、クラスが上がるやいなや、多頭数になったことで道中のペースが上がり、ようやく差しが決まった。しかし、その後の3年間はミドルペースに終わっているように、3~4コーナーで動きづらいこともあって、本質的には逃げ、先行馬に有利なコースである。一瞬の脚が問われることも含め、このレースに関してはある程度前に行くことの出来る差し馬を狙ってみるのも面白い。

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“野芝”か“洋芝”か、それが問題だ(中編)

Nosibayousiba01_2“野芝”と“洋芝”に対する適性を見極めるためには、「血統」、「走法」、「馬体」、の3点に注目しなければならない。

まずは「血統」から述べていくと、かなり大雑把ではあるが、野芝は内国産(もしくは日本で走った)種牡馬を父に持つ馬、父を洋芝は欧州の血を引く馬と考えると分かりやすいだろう。なぜ野芝が内国産(もしくは日本で走った)種牡馬を父に持つ馬かというと、実際に日本の軽い芝で活躍したからである。レコードが出るようなパンパンの馬場で勝った馬や、上がり3ハロンが33秒台で決着するような一瞬のトップスピードが問われるようなレースを制した馬だからこそ、種牡馬になれたのである。スピードと軽さを備えた種牡馬の血を引く馬が、野芝のレースを得意とするのは当然といえば当然といえる。

たとえば、代表格としては、サクラバクシンオーやタイキシャトルが挙げられる。この2頭の現役時代のスピードと軽さは、どちらもスプリンターズSをブッちぎって勝っているように、今さら説明する必要もないだろう。サクラバクシンオーはスプリンターズSを連覇したし、タイキシャトルは京王杯スプリングカップではゴール前、岡部幸雄元騎手が馬を追うのではなく引っ張っていた。それだけ他のサラブレッドとは別次元の速さがあったということだ。もっともサクラバクシンオーもタイキシャトルもパワーも兼備していたので(後者はフランスのG1レースを勝っている)、洋芝でも産駒は走るのだが、野芝でスピードを争うレースを最も得意とすることは間違いない。

野芝でも、距離が伸びるとダンスインザダークやスペシャルウィークらが台頭してくる。どちらもサンデーサイレンスからスピードを受け継いでいて、それを驚異的な瞬発力に変換して大レースを制した馬である。母系に綿々と流れる豊富なスタミナをベースとして、かつ手脚に軽さがあるからこそ、一気にギアチェンジが可能だったのである。ダンスインザダークが3000mの菊花賞で繰り出した、ラスト3ハロン33秒8の末脚には驚きを隠せなかったし(私は差しきられたロイヤルタッチを買っていた)、スペシャルウィークも3200mの天皇賞春を34秒2の瞬発力で、コテコテのステイヤーであるメジロブライトを下した。これらの種牡馬の産駒は、野芝で行われる中距離のレースでスピードと軽さを生かすことができるのだ。

なぜ洋芝が欧州の血を引く馬かというと、洋という言葉が示す通り、欧州の重い馬場をこなしたパワーとスタミナがあるからである。たとえば、トニービンやダンシングブレーヴのように、脚が埋まってしまうような馬場をものともせず、凱旋門賞を制した馬には計り知れないパワーとスタミナがある。あのディープインパクトでさえ、苦しがって最後の直線で3度も手前を替えていたレースを制したのだから、2400mという距離以上のスタミナもあるのは確かである。こうした名馬の血を受けた産駒たちが、日本の洋芝を苦にするはずがない。他の馬たちが芝に脚を取られて、スタミナを失っている間に、涼しい顔でゴールを駆け抜けるのである。

洋芝は字ズラ以上にスタミナが問われることを考えると、実は父だけではなく、母の父にヨーロッパの血統が入っているかどうかも見なければならない。スタミナは母の父から遺伝する部分が大きいだけに、たとえ父が短距離血統であっても、母の父にヨーロッパのスタミナ血統が入っていれば十分にこなしてしまうことがあるのだ。たとえば、昨年のクイーンSで大穴を開けたピエナビーナスは、父がフジキセキだが、母父にカーリアンが入って大幅にスタミナを増強している血統であった。内ラチ沿いをコースロスなく回ってきた好騎乗はあったとしても、ピエナビーナス自身の大変身を見るにつけ、洋芝に明らかに適性があったことは間違いない。

(後編に続く→)

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札幌記念を当てるために知っておくべき3つのこと

Sapporo

■1■G1馬もしくはG1級の馬
過去の勝ち馬を見ると、2つのタイプがいることが分かる。エアグルーヴ、セイウンスカイ、テイエムオーシャン、ファインモーション、フサイチパンドラなど既にG1を勝っていた馬と、ヘヴンリーロマンス、アドマイヤムーンなど札幌記念を勝利した後にG1を勝った馬である。つまり、札幌記念はG1級の力がないと勝つのが難しいレースである。

札幌競馬場はヨーロッパの馬場に近いタフな馬場であり、本当に能力がないと勝てない。さらに札幌記念には古馬の一戦級が集まってくるため、このレースを勝つことはG1レースを勝つだけの能力が優にあることの証明でもある。札幌記念はG2レースではあるが、G1馬もしくはG1級の能力がある馬を狙ってみたい

■2■牝馬
牡馬(セン馬含む)【6・8・9・93】 連対率12%
牝馬         【4・2・1・8】  連対率41%

過去10年間で牝馬が5勝しているだけでなく、連対率も41%と驚異的な数字を残している。平坦コースが牝馬にとってプラスに働くということに加え、前述のようにG1級の能力がなければ勝てないレースに出てくるということは、それだけ体調が良いということである。古馬の一戦級を相手に回して、勝負になる手応えがあるからこそ出走してくる牝馬には要注意。

■3■一瞬の切れを持った差し馬
スタートから第1コーナーまで400mほどの距離があるため、内枠外枠での有利不利はほとんどない。それでも、4つコーナーを回る小回りの競馬場である以上、第1コーナーまでに内のポジションを取れないと、終始外々を回らされる羽目になる。特に外枠を引いた馬は苦しいレースを強いられるだろう。

また、G1級のメンバーが揃うこともあって、道中のペースは速くなることが多い。逃げ・先行馬よりも差し馬を狙いたいのだが、いかんせん最後の直線が短い。よって、最後の短い直線だけで差し切ることのできる、一瞬の切れを持った差し馬が狙いか。

このように、あらゆる意味で札幌競馬場は騎手の技術が問われるレースであり、過去10年で武豊騎手が5勝しているように、ジョッキーの腕も問われることになる

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“野芝”か“洋芝”か、それが問題だ(前編)

毎年、うだるような暑さが続くこの時期になると、私たち競馬ファンは、“野芝”や“洋芝”という言葉を耳にタコができるほど聞かされていることだろう。「血統的にこの馬は洋芝適性がある」とか、「野芝100%の絶好の馬場だからレコード決着になりそう」など、中央開催時には聞いたこともない会話が飛び交う。“野芝”や“洋芝”は、夏競馬を攻略するためには、必ずや知っておかなければならないキーワードであることは疑いようがない。

野芝は暖地性の芝草であって、気候が暖かくなる6月から成長を開始し、8月の一番暑い時期に最盛期を迎える。野芝は非常に強靭で、耐久性が高い。地面に地下茎を張り巡らせて横にネットワークを作るため、馬の蹄が当たって多少の衝撃があろうともビクともしない。野芝が生え揃った状態の馬場には、押すと弾き返すといったクッションが感じられ、硬くてスピードが出る。主に新潟、小倉競馬場が野芝100%の芝コースを採用している。

Nosiba

野芝の弱点は、寒さに弱く冬枯れしてしまうということである。野芝しか使っていなかった昔の中山競馬場の馬場は、暮れになると芝がまるで土のような色になり、見映えは決して褒められたものではなかったことを思い出す。当時、ジャパンカップに来た外国人関係者が、「芝のコースはどこにあるのですか?」と尋ねたという笑い話は有名である。

洋芝は寒地性の芝草である。洋芝の葉の密度は野芝よりもずっと濃いため、馬の蹄が芝の上に着地してから、芝が倒れて足の裏が地面に着くまでに時間差があるように感じる。野芝が押すと弾き返すクッションであれば、それとは対照的に、洋芝は押すと凹んで力を吸収するクッションである。それゆえ、洋芝の芝コースは重くて、パワーとスタミナが必要とされる。主に札幌、函館競馬場が洋芝100%の芝コースを採用している。

Yousiba

洋芝の芝コースは極めて美しい。次々に新しい芽が吹いて密度がどんどん高まり、しかも寒い時期でも冬枯れしないため、芝コースを1年中緑に保つことも可能である。野芝に比べ、洋芝はテレビ映りが断然にいいのだ。

しかし、強度と耐久性という点では野芝に劣る。馬の蹄が強く当たると、根こそぎ芝が剥がれてしまうこともあり、ポカっと穴があいてしまい危険である。また、高温の夏には夏枯れしてしまうことがあり、さらに雨が降ってしまうと途端に馬場が悪化することもある。だからこそ、洋芝100%の芝コースは札幌と函館競馬場のみでしか成立しない。

たとえ同じ芝でも、“野芝”や“洋芝”ではこれだけの違いがある。野芝100%の芝コースで行われる新潟、小倉競馬場ではスピードと軽さが求められるのに対し、洋芝100%の芝コースで行われる札幌、函館競馬場ではパワーとスタミナが求められる。これだけ相反する要素が問われる以上、その馬が“野芝”や“洋芝”のどちらに適性があるのかを知らなければ、夏競馬で勝ち馬を見つけることは難しいのである。

それでは、どのようにして“洋芝”と“野芝”に対する適性を見極めるだろうか?

この続きは、また次回へ。

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北九州記念を当てるために知っておくべき3つのこと

Kitakyuusyuukinen

■1■軽ハンデ馬
北九州記念は2006年より距離が1200mに短縮され、ハンデ戦となった。過去4年間を振り返ってみると、一昨年のスリープレスナイト以外の勝ち馬が背負った斤量はいずれも52kg、54kgである。昨年は2着に50kg、一昨年は2、3着にも52kg、51kgの軽ハンデ馬が突っ込んだように、軽ハンデ馬の活躍が目立つ。

軽ハンデ馬が台頭する理由は、ひとえに北九州記念が行われる時期の馬場状態の悪さにある。Aコース使用10日目であり、いくら夏の野芝とはいえ、芝の傷み方は相当なものである。「馬場が重ければ重いほど、斤量増はこたえる」という斤量の考え方があり、これだけ馬場が荒れていると負担重量の重い馬はこたえるのである。重賞で実績のない馬、近走で惨敗している馬を狙うのは気が引けるが、それでも軽ハンデ馬を狙い打ちたい。

■2■外を回す差し馬
11.9-10.1-10.9-11.3-11.5-12.3(32.9-35.1)H
11.5-10.0-10.6-11.4-11.6-12.6(32.1-35.6)H
11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7(33.0-34.5)H
11.8-10.3-10.6-11.3-11.4-12.1(32.7-34.8)H

上は過去4年間のラップタイムである。およそ前半が32秒台で後半が35秒台という、前後半の落差が大きい、いかにも短距離戦らしいハイペースになる。小倉競馬場の直線が短いとはいえ、前に行く馬には厳しい、差し馬に向きの展開になる。

芝の傷み方が相当なものだと書いたが、特に内ラチ沿いの馬場は、走ると土煙が上がるほど極端に悪い。当然のことながら、内側を通らざるを得ない馬よりも、比較的馬場の悪くない外に進路を取れる馬に有利なレースになる。外枠を引いて、外にポジションを取れる馬から狙ってみたい。

*例外として、開催中に雨が降り続いたりして、馬場全体が荒れてしまっているような場合は、外を回す差し馬は届かないため、少しでも前に行くことのできる逃げ先行馬を狙いたい。

■3■サクラバクシンオー産駒の活躍
小倉1200mに強い種牡馬といえば、タイキシャトルとサクラバクシンオーの2頭が思い浮かぶ。どちらの産駒も、軽い、前へ前へとスピードが要求される馬場に強く、平坦コースをそのまま粘り込んでしまうようなレースを得意とする。甲乙付けがたい適性を誇る両馬だが、強いて言えば、7月はタイキシャトルの方が強く、8月はサクラバクシンオーの方が強い。なぜかというと、サクラバクシンオーの方が、8月になって馬場が少し荒れてきて、力を要するレースになってより力を発揮するからである。つまり、北九州記念ではサクラバクシンオー産駒を狙えということである。

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怪物であれ

Kanehikiri_2 by Ichiro Usuda

カネヒキリが「砂のディープインパクト」と呼ばれていたのが、ずいぶん前のことのように思える。毛色こそ違え、あのディープインパクトと同世代であり、かつ同一馬主のため勝負服が同じ、そして、ダートで無類の強さを誇ったことから付けられたニックネームである。あれから6年の歳月が流れ、英雄ディープインパクトは引退し、新しいヒロインが次々と現れては去っていった。その間、カネヒキリは幾度の病や怪我、そして手術を乗り越えて、今でもターフで戦い続けている。今やカネヒキリを「砂のディープインパクト」と形容する者は誰一人としていない。

衝撃的なデビューを飾ったディープインパクトに比べ、カネヒキリは実に平凡に、競走馬としてのキャリアに幕を開けた。芝コースを走った新馬戦が4着、続く芝の未勝利戦でも11着と惨敗。馬主や調教師は頭を抱えたに違いない。とにかくまずひとつ勝たなければ、その先はない。競走馬としてのキャリアを失ってしまうことは、サラブレッドにとって死を意味する。どうやって1勝させるか。陣営による試行錯誤と妥協の末、戦いの場は芝からダートに移された。

カネヒキリは、ダート初戦でいきなり7馬身差の圧勝を飾った。ダート馬としての資質に満ち溢れていたのである。血統的には母父のデピュティミニスターが色濃く出たのだろう。その後、ジャパンダートダービーで初G1レースを勝ったのを皮切りに、3歳にしてJCダートを制し、翌年のフェブラリーSを圧勝すると、世界最高峰のドバイワールドカップにも挑戦し、4着と健闘した。華々しいキャリアと栗毛の明るい馬体に、多くの競馬ファンが魅了された。

実を言うと、カネヒキリは強さを感じさせない馬であった。武豊騎手は常々、カネヒキリについて、「力でねじ伏せるような強さは感じない。強いって感じさせるところが全然ない」と語っていた。この言葉を聞いた時、不思議だなと私は思った。500kgを超える雄大な馬格を誇り、歴戦のダート馬たちを相手に一歩も引かないカネヒキリに、力でねじ伏せるような強さが全くないとは。乗った人間にしか分からない何かがあるのだろうか。皮肉なことに、この謎が解けたのは、カネヒキリが窮地に追い詰められてからのことであった。

ドバイからの帰国緒戦の帝王賞で2着した後、カネヒキリはサラブレッドにとっては不治の病である屈腱炎を患ってしまった。これまでの道程から見ても、普通の馬ならば引退のケースである。が、哀しいかな、最強のダート馬にとっても、種牡馬への道は開けなかった。そうである以上、カネヒキリにとって残された道はただひとつ。病を背負って走り続けること。当時としては珍しい、臀部の脂肪細胞にある幹細胞を右前脚の腱に移植する手術が施された。カネヒキリは走り続けることでしか、生きることが出来なかったのだ。いや、あの時から、カネヒキリにとって、走ることが、生きる、ということになった。

プロレスラーの小橋健太は、ガンを患って右の腎臓を失ったという。腎臓がひとつしかない小橋にとって、プロレスの全てが悪い。筋肉を鍛え上げると体に老廃物がたまり、腎臓の負担は大きい。それでも、回復のことばかり考えて10年生きるより、1年しか生きられなくてもいい、と迷いなくリングに復帰した。全力で生きる1年を積み重ねていけば、10年、20年と悔いのない人生が続いていく可能性もあるじゃないかと。主治医は「プロレスをするために手術をしたのではない。生きるためにしたのです」と言ったが、試合後には「あなたには、リングに上がることが、生きる、ということなんですね」と分かってもらえたという。

「プロレスラーは怪物であれ」とは、小橋健太の師匠であるジャイアント馬場の言葉である。その意味が、最大のライバルである病と闘うようになった今、身に染みて分かるようになったという。小橋健太にとってもカネヒキリにとっても、生きることが目的なのではなく、闘うことが生きるということなのだ。彼らの身体のコンディションは、かつての全盛期のそれにはない。思うように身体が動かないこともあるだろう。それでも、彼らが全盛期の強さを保ち続けているのは、精神的な強さを失っていないばかりか、前にもまして強い気持ちを抱くようになったからである。屈腱炎だけではなく、骨折さえも克服してしまったカネヒキリが私たちに見せてくれているのは、レースではなく、生き方なのである。だからこそ、私はカネヒキリのことを未来に語り継ぎたいと思う。明日の夜、門別の砂の上で、怪物はどのような生き様を見せてくれるのだろうか。

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クイーンSを当てるために知っておくべき3つのこと

Queens

■1■スロー必至で先行馬有利
過去10回の脚質別の成績は以下のとおり。
逃げ【6・0・0・4】 連対率60%
先行【3・3・4・26】 連対率19%
差し【1・5・4・41】 連対率12%
追い込み【0・0・2・28】 連対率0%

逃げ馬の連対率が(勝率も)60%という驚異的な数字だけではなく、昨年を除くと、逃げ、先行馬以外から勝ち馬が出ていない。とにかく前に行けなければ勝負にならない。

これだけ先行した馬に有利になる理由として、札幌1800mのコース形状が挙げられる。スタートしてから1コーナーまでの距離が185mと短すぎて、かえってポジション争いがなく、スローペースになる。そして、コーナーが4つもあるため、後続がなかなか差を詰めることが出来ないまま3コーナーに突入してしまう。さらに、ゴール前直線も266mしかなく、平坦であることも手伝って、前が止まらない。よほどジョッキーたちが意識して早めに動かない限り、前残りのペースになることは避けられないだろう。

また、札幌競馬場は洋芝100%の芝コースであって、パワーだけではなく底力とスタミナが必要とされる。しかし、このレースに限って言えば、開幕週ということもあって馬場がほとんど傷んでおらず、まず何よりも勝つためには先行できる軽快なスピードが要求される。

■2■4歳馬有利
3歳馬  【1・3・3・19】 連対率15%
4歳馬  【6・2・1・32】 連対率20%
5歳馬  【2・5・5・34】 連対率15%
6歳以上 【1・0・1・12】 連対率7%

競走馬としてのピークが短い牝馬の別定戦である以上、最も充実するはずの4歳馬の活躍が目立つのは当然のこと。未完成の3歳馬にとっては、この時期に古馬と3kg差で戦うのはなかなか厳しい。だからこそ、逆に、この時期に古馬相手に好走した3歳馬は高く評価してよい。

また、自身のピークが過ぎてしまっている5歳以上の馬は軽視しても構わないだろう。ただ最近は、調教技術が進歩して、高齢でも力が衰えていない馬もいるので要注意。もちろん個体差はあるが、この傾向はクイーンSがこの時期に行われる限り続いていくはず。

■3■内枠有利
前述のとおり、道中がスローで流れる可能性が高いのであれば、当然のことながら内枠が有利になる。スタートしてから1コーナーまでの距離が185mと極端に短く、1コーナーまでの位置取りは枠順によって決まることが多いので、逃げ・先行馬は是が非でも内枠を引きたい。ロスなく好位を確保できた馬にこそ、勝つチャンスが訪れる。

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関屋記念を当てるために知っておくべき3つのこと

Sekiyakinen

■1■2000m以上の距離に実績のある中距離馬
スタートしてから最初のコーナーまでの距離、そして最後の直線が圧倒的に長いため、どの馬にとっても息の入らない厳しい流れになる。そのため、スピードよりも、スピードを持続させるためのスタミナがまず問われることになる。全体のタイムや速い上がりタイムが出ることに惑わされることなく、2000m以上の距離に実績のある中距離馬を狙いたい。

■2■ノーザンダンサー系
新潟1600mのコース形態上、スピードの持続を問われることは前述したとおりだが、そのような舞台を最も得意とするのがノーザンダンサー系の馬たち。一瞬の脚で勝負するようなレースでは惜敗を喫してきたノーザンダンサー系の馬たちが、コースを味方にして台頭する。また、ノーザンダンサー系の馬は厳しい気候にも強く、新潟の酷暑にも耐えることが出来ることも、関屋記念を得意とする理由のひとつ。

■3■先行馬もしくはアウトインアウト
12.5-10.8-11.5-12.0-11.6-11.2-10.6-12.1(46.8-45.5)S
12.3-10.7-11.6-11.9-12.0-11.3-10.6-11.9(46.5-45.8)M
12.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.3-10.1-12.1(47.3-45.2)S
12.8-10.6-11.0-11.2-11.7-11.8-10.3-12.4(45.6-46.2)M
12.6-11.3-12.1-12.3-11.6-11.0-10.0-11.9(48.3-44.5)S
12.2-10.8-11.6-12.3-12.1-11.3-10.7-11.7(46.9-45.8)S

一昨年は極端にしても、前半よりも後半の方が速い、全体としてスローに流れるレースが多い。また最後の直線が659mと長いため、異常なほどに速い上がり3ハロンのタイムが計時される。これだけ上がりが速いと、当然のことながら、前に行っている馬にとっては有利なレースとなる。

新潟競馬場は、押し潰された長円形の形状で、JRAの競馬場では最もコーナーの曲がりのきついコースとなる。新潟のマイル戦では、スタート後の長い直線で勢いがついたままコーナーに突っ込んでいくため、意外とスピードが落ちず、コーナーが曲がりにくい。そのため、減速することなく内ラチに沿ってコーナーを回るのは難しい。外から切れ込むようにしてコーナーを回り、直線では再び外に出すような、アウトインアウトのコース取りが理想的。


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キープザストレート

Keepthestraight

武豊騎手がターフに帰ってきた。これまでも何度か戦線を離脱したことはあったが、驚異の回復を見せて瞬く間に復帰していただけに、今回の127日ぶりというブランクからは事の重大さが分かる。もちろんそれだけ重度のケガであったこと、さらには武豊騎手ももう41歳と、アスリートとしては晩年にさしかかっているということ。あの武豊騎手でさえ、肉体的には衰えを隠せないということではないだろうか。アイドルジョッキーとして取り上げられていた頃から、武豊騎手を見てきている競馬ファンの胸には、複雑な想いが去来したに違いない。

昨年は遂に、大井競馬からやってきた内田博幸騎手に力でねじ伏せられる形で、16年間にわたって守り続けてきた最多勝騎手の座を奪われてしまったという伏線もある。JRA賞の授賞式で内田博幸騎手に語った、「来年はもっとレベルの高い争いをしよう」という言葉さえ、空々しく聞こえたのは私だけではないだろう。地方競馬や外国から来たジョッキーたちに中央競馬の門戸が開放された時、武豊時代は終わりを告げ、群雄割拠の時代が始まったのだ。2005年に挙げた212勝をピークにして、武豊騎手の勝利数は昨年の140勝まで右肩下がりに減っている。

実戦的なことを言うと、地方競馬や外国から来たジョッキーたちだけではなく、若手ジョッキーまでにも有利なポジションを奪われてしまうレースが目立つようになった。かつての武豊騎手は、抜群のスタートセンスで楽々と好位を確保してレースを進め、また届きそうもない位置から全馬を差し切ってしまうこともあった。それが今となっては、道中のポジションを悪くした挙句、外々を回して、最後は届かずというレースがあまりにも多い。馬券を買っていなくても、目を覆いたくなってしまうような競馬も少なからずあった。なぜもっと積極的に内を狙わないのか、技術的に難しいのか、いや武豊騎手にとってはそんなことはない、と私は自問自答を繰り返した。

その答えは、“キープザストレート”という言葉にあった。競馬の世界では、真っ直ぐに馬を走らせることが最も大切とされている。それが競馬の安全であり、公正であり、そして美しさにつながってゆく。競馬法規の中に、「前の馬のお尻から後の馬のハナ先まで2馬身以上なかったら、前の馬はみだりに進路を変えてはいけない」という文章がある。馬を御して真っ直ぐに走らせることは意外に難しく、若手ジョッキーがフラフラと走ってベテランジョッキーに怒鳴られることなど、日常茶飯事の風景である。ジョッキーには、“キープザストレート”、馬を真っ直ぐ走らせることが求められるのである。

武豊騎手は“キープザストレート”を貫くジョッキーである。勝つために走りたいポジションがあるとしても、そのために前後構わず進路を急激に変更したり、斜行したりしない。たとえ勝利から遠ざかろうとも、まず馬を真っ直ぐに走らせる原則を優先するのである。そうすることが、長い目で見ると、日本の競馬にとって良いことだと知っているからなのだろう。目先の1勝よりも、日本の競馬の安全、公正、そして美しさのために。日本の競馬の発展に誰よりも貢献してきた騎手だからこその美学があるのだ。

武豊騎手が日本一のジョッキーであることを私は疑わない。だからこそ、彼には長く太く、いつまでも活躍してもらいたい。そのために、ひとつだけ提案できることがある。ぜひもう一度、世界を目指して欲しい。ヴィクトワールピサに乗って凱旋門賞に挑戦するということではなく、海外の競馬場に行って、1人のジョッキーとして戦って欲しいのだ。あの岡部幸雄元騎手はずっとそうしていた。アイルランドの田舎の田舎の、これが競馬場か?という場所へもスッと行って、乗って、勝っていた。だからこそ、50歳を超えても第一戦級の現役ジョッキーでいられたのである。そう、武豊騎手にも、もう一度、真っ直ぐに前を向いて、真っ直ぐに上を目指して欲しいのだ。

photo by ede

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函館2歳Sを当てるために知っておくべき3つのこと

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■1■パワーとスタミナが問われる
ただでさえパワーとスタミナを要求される洋芝100%の函館競馬場は、開催が進み、馬場が傷むことによって、ますますその傾向は強くなっていく。JRAの2歳最初の重賞であり、キャリアわずか1、2戦の仕上がり早の馬たちによって争われるスプリント戦にもかかわらず、意外なことに、スタミナとパワーが問われるレースになりやすい。

道営馬(ホッカイドウ競馬所属の馬)が【2・1・1・2】と堅実に駆けているのも、現時点での完成度が高いだけではなく、パワーが要求される馬場になっていることもあって、ダートを走る能力や走った経験がプラスに出ているようだ。それでも人気にならないことが多いので、1番人気を買うのであればこちらを買った方が美味しいか。

■2■1番人気は危険!?
1番人気は過去9年で【0・4・1・4】(札幌で行われた昨年は除く)と、2着こそあれ、勝ち切れていない。函館開催当初に、新馬戦を好タイムで圧勝したスピード馬が1番人気になるからである。しかし、上にも書いたように、開催が進むにつれ、素軽いスピードだけではなく、パワーとスタミナも問われる馬場へと変貌する。これによって、スピードを武器に圧勝して1番人気に祭り上げられた馬は苦戦するのだ。

また、ラベンダー賞を勝った馬も人気に祭り上げられることがあるが、よほど早熟でない限り、この時点で2戦、しかも2勝しているということは、ローテーション的に余力が残っていない可能性が十分に考えられる。ラベンダー賞と函館2歳Sを連勝した馬が地方馬に偏っているのは、身体に負担の掛かりにくいダートを走ってきたからであろう。中央で芝のレースを2戦使ってきた馬は疑ってかかるべき。

■3■外枠有利
函館1200mはスタートから第1コーナーである3コーナーまでの距離が長いため、内枠と外枠での有利不利はほとんどない。あえて挙げるとすれば、開催が進むにつれ、内の方の馬場が悪くなってきているケースが多いので、馬場の良いところを走ることが出来る外枠を引いた馬が有利か。

また、キャリアわずか1、2戦の馬たちによる争いとなるため、馬群の中で揉まれてしまうよりは、多少のコースロスがあろうとも、馬群の外をゆったりと走られる方が力を出し切ることが出来るだろう。そういった意味においても、外枠からスムーズにレースを進められた馬が有利となる。

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