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叩き合いを見てみたかった。

Febs2011 by Scrap
フェブラリーS2010-観戦記-
藤田伸二騎手がハナを主張して作った流れは、前半47秒9、後半48秒5という、ほぼ平均ペース。例年に比べて時計が遅いのは、馬場(砂の深さ)の問題であって、レースレベルが低いということではない。スタート後の芝コース部分以外、展開や馬場、コース設定ともに極端な有利不利が少なく、実力が素直に反映されやすいレースとなった。

勝ったトランセンドは、昨年秋に比べると8分程度の仕上がりであったが、それでも押し切ってみせた。気性的に鉄砲が利きやすいということ、左回りの方が走りやすいことが後押しをして、このメンバーでも力が一枚上であることを証明してみせた。自分からレースを作り、自力で押し切れるのがトランセンドの強みである。地脚が強いとも言え、それを信じて活かした藤田伸二騎手の腹の据わった騎乗であった。

ただ、今回の勝利がドバイへとつながっていくかどうかは疑問である。過去の例を見てみても、叩き台であるはずのフェブラリーSで激走してしまい、本番のドバイでは余力が残っていないことが多い。アグネスデジタルしかり、アドマイヤドン、カネヒキリ、ヴァーミリアンしかり。フェブラリーSがG1レースであるがゆえに、賞金が高いがゆえに、ステップレースとして考えていたはずにもかかわらず、キッチリと仕上げてしまう、もしくは目一杯走ってしまうことになる。フェブラリーSで僅かに負けてドバイに行くぐらいの気持ちでちょうど良いのではないか。

フリオーソには惜しいという言葉しか見当たらない。スタートで出負けしてしまい、芝コースのスタートの部分に戸惑ったのか、大きくポジションを下げてしまった。さすがデムーロ騎手、それでも落ち着いて道中を進め、最小限のロスで回ってきたが、最後の直線での追い込みは届かなかった。溜めて伸びるという新しい形を見出したことは唯一のなぐさめだが、中央のG1制覇の最大のチャンスだっただけに陣営の悔しさはひとしおだろう。普段どおり先行できた地方の雄フリオーソと王者トランセンドの叩き合いを見てみたかった。

4歳馬バーディバーディは最後まで踏ん張っていた。ダート馬にとって大切な要素のひとつ、頭を上げないことがこの馬の最大の長所である。フリーオーソもそうだが、ブライアンズタイム産駒がダートを滅法得意とするのは、この苦しくなっても、砂を被っても頭を上げない強さが遺伝しているからではないだろうか。池江泰郎調教師にとっては最後のG1レースとなってしまったが、バーディバーディがタイトルを獲るチャンスはいずれやってくるはず。

ダノンカモンは力を出し切った。昨年の春からずっと使い詰めで来ており、体調は下降線を辿っていた中だけに、この馬のタフさには頭が下がる。放牧に出して、ゆっくりと休ませてあげれば、今度戻ってくる時にはさらに強くなっているだろう。

マチカネニホンバレは勝ったトランセンドをマークする形で進み、最後も勝ちに行っての5着と強いレース振りであった。大型馬だけに、東京競馬場のような広いコースが合うのだろう。気分良く走っていた。最後はトランセンドに振り切られてしまい失速したが、それほど大きな力差は感じない。

セイクリムゾンは、距離不安があった中、道中で引っ掛かってしまい万事休す。馬体もやや緩みがあり、3連勝していた頃の勢いに欠けていただけに、完全な力負けではない。この後は、放牧に出して、もう1度立て直してくれば、G1のメンバーでも十分に通用する馬である。

それにしても、特に今回は強く思ったことだが、ダートのG1レースにもかからず、スタートしてから80mも芝を走るという設定はおかしい。芝とダートの切れ目に戸惑う馬も見受けられた。条件はあらかじめ分かって出走してくるのだからアンフェアということではなく、競馬場のレイアウト等を考えると現状では難しいのも分かるが、将来的には全ての馬がダートコースを1600m走られる設定で行うべきである。

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Comments

フリーオーソではなくフリオーソですよ

Posted by: ゴールデン | February 22, 2011 at 03:03 AM

ゴールデンさん

こんばんは。

教えてくださってありがとうございます。

完全に覚え違いしていましたね。

私も年齢には勝てないのか、ここ数年のG1レースの勝ち馬を思い出すのに時間がかかるようになりました(笑)

また何かありましたら遠慮なく教えてください。

ありがとうございました。

Posted by: 治郎丸敬之 | February 22, 2011 at 03:18 AM

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Posted by: 【稼げるよ!JP AdMedia】成田 | February 22, 2011 at 03:56 PM

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