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競馬の起源を知っているかどうかだ

今年で70周年を迎える雑誌『優駿』。特別企画として、「『優駿』が見た日本競馬70年 あの歴史的瞬間をもう1度!」を行っていて、これが何とも素晴らしい。9月号は1941年から1979年までの前編となる。史上初の3冠馬セントライトから流星の貴公子と呼ばれたテンポイントまで、寺山修司や虫明亜呂無、山野浩一らの名文と共に、日本競馬の歴史的瞬間が蘇っている。

年表をよく見てみると、いかに様々な変遷の結果として今の競馬があるかが分かる。戦前から戦中、そして戦後の激動期はもちろんのこと、競馬法改正案が公布されて控除率が37%から25%に引き下げられたこと、ハクチカラと保田隆芳騎手によるアメリカ遠征、インフルエンザ騒動、ハイセイコーの登場からテンポイントの死など、私にとっては単なる過去であった競馬が、歴史として目の前に現れて来る。実に分かりやすいのである。

かつて私は、競馬の師にこんな質問をしたことがある(不遜にも)。

「本物の予想家とそうでない予想家の違いは?」

師はためらうことなくこう答えた。

「起源(origin)を知っているかどうかだ。」

当時は全く意味が理解できなかったが、今は少しだけ分かるような気がする。私の周りを見渡してみると、競馬だけに限らず、その道に通じている人は必ずその道の起源を詳しく知っている。その道が好きだからこそ、その道がどこから来て、どこへ向かっているのかを知りたいのは当然のことだ。起源を知ることが馬券の当たり外れにどう関わるのかは未だに分からないが、起源を知りたいという知的探究心が本物の予想家とそうでない予想家を隔てるのだろう。

競馬の起源を知りたいと思う方は、ぜひ今月号の優駿を読んでみてほしい。

Yusyun9gatu

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