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キングカメハメハは強かった

2012年も多くの日本馬が海外に挑戦し、一敗地にまみれて帰ってきた馬もいれば、見事に栄光を勝ち取った馬もいる。昨年、最も印象に残ったのはもちろんオルフェーヴルの凱旋門賞であるが、それについては語り尽くしたつもりなので、今回は香港で歴史的な勝利を収めたロードカナロアについて書いてみたい。その勝利の価値は、日本馬が最も弱いと思われてきたスプリント国際G1を勝ったというところにある。別の言い方をすれば、オーストラリア生産馬のスピードとパワーに真っ向勝負できる馬が、日本から現れたということだ。

コテコテのオセアニア血統ではなく、アメリカ血統でもない。父がキングカメハメハだったからこそ、思わずおめでとうと言いたくなった(ロードカナロアの関係者だけではなく、キングカメハメハに携わった人々に対しても)。キングカメハメハのサラブレッドとしての優秀さが、国際舞台の象徴的な場面にて証明されたのだ。その圧倒的なスピードとパワーは、どの世界に行っても通用するものであり、しかもキングカメハメハやその産駒は2400mのチャンピオンディスタンス何度も制しているように、豊富なスタミナにも裏打ちされている。

そして、何より私がキングカメハメハの大ファンだったからこそ、より一層、喜びは深かった。日本ダービーを勝った時点で、過去に見てきたどの馬よりも強いと確信していたが、秋に1走をしたのみで引退してしまうことになり、しかもその翌年にあのディープインパクトが現れたのだから戸惑ってしまった。本当にキングカメハメハは最強馬だったのだろうか、そしてキングカメハメハとディープインパクトとは一体どちらが強かったのだろうか。その思いが強まって、「ディープインパクトVSキングカメハメハ」という夢想のエントリーを書いたりもした。当時の結論としては、それは種牡馬として血が残ってゆく過程にて示されるはず、ということであった。

今こうして、2頭が種牡馬としてリーディング争いをしていることを考えると、どちらが強かったということではなく、どちらも最強馬であったことが証明されたのだ。もしキングカメハメハが屈腱炎を患うことなく、あのまま古馬になっても走り続けたとしたら、国内のG1レースを総なめにして、そして当たり前にように海外の大レースに向かったことだろう。おそらくその矛先は、真っ先に凱旋門賞に向いたはずだし(そういう噂もあった)、ディープインパクトにはなかったあのパワーをもってすれば、ディープインパクトやナカヤマフェスタやオルフェーヴルが涙を飲む前に、キングカメハメハが凱旋門賞を勝っていたかもしれない。

キングカメハメハはそれほどに強い馬だったということを、ロードカナロアがこのような形で体現してくれたことが素直に嬉しい。スプリンターズSではスプリント女王のカレンチャンをねじ伏せ、香港スプリントでは屈強なスプリンターたちを完膚なきまでに叩きのめした。それにしても、ロードカナロアの昨年の夏を越しての成長は素晴らしかった。秋緒戦のセントウルSで見せた馬体は、筋肉が隆々とした山のようで、馬というよりは怪物。それまでは天性のスピードと切れ味で勝負してきた馬が、キングカメハメハの血に流れる成長力を生かし、誰にも負けないパワーを身につけたのだから恐ろしい。この馬こそ、今年は海外の大レース(スプリントシリーズ)を転戦してほしい。海の向こうには、キングカメハメハとロードカナロアの強さを表現できる相応しい舞台が揃っているのだから。

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Comments

 こんばんは
 キングカメハメハはマイルG1と2400mG1を制したのですから、間違いなく強い馬だったと思います。

 毎日杯→NHKマイルC→日本ダービー

 皐月賞をスルーしてのローテーションでしたが、NHKマイルCで東京コースを経験しなかったら、ダービー優勝はなかったのかもしれません。京成杯3着は不思議な感じがしますが、産駒たちは中山コースを苦にしませんね。

 キングカメハメハといえばコディーノが楽しみですね。朝日杯G1は同タイム2着で惜しかったですが、1800m重賞を2連勝して1600mG1はベターな選択とはいえなかったように思います。

 東京スポーツ杯をレッドレイヴンに任せて、朝日杯1本に絞っていたら・・・いや、分かっていながらわざとぶつけてみた?

Posted by: 玉ちゃん | January 08, 2013 at 10:33 PM

玉ちゃん

変則ローテーションを見事に制してみせた最初の1頭ですよね。

産駒は全く中山コースを苦手としていませんが、本人は相当に不器用だったのかもしれません。

コディーノはまさかの朝日杯敗北だったと思います。

勝ちに行って負けたのですから、相手が強かったのと、クラシックにはつながるかどうかというと疑問ですね。

個人的にはマイル路線の方が良いのではないかと思っています。

Posted by: 治郎丸敬之 | January 10, 2013 at 12:14 PM


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