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エピファネイアと福永祐一騎手が突き抜ける

クラシックを制する馬のほとんどは年内にデビューを果たす以上、メンバーが揃った中、年末の時点で頂点に立ったラジオNIKKEI杯の勝ち馬に注目しないわけにはいかないだろう。ナリタタイシンから始まり、アドマイヤベガ、アグネスタキオン、ザッツザプレンティ、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサなど、多くのクラシックホースのステップレースとなってきた重賞である。ナリタブライアン以来、クラシック馬を出していない朝日杯フューチュリティS(G1)と比べると、たとえG3であってもラジオNIKKEI杯がどれだけ重要になってきているか分かる。

特に今年は、これまでよりも大きな意味を持つレースになりそうだと予感していた。もしエピファネイアが余力十分に勝つことになれば、2013年のクラシックに向けての展望が大きく開けるからだ。新しいスター候補の誕生。なにせエピファネイアは母シーザリオという超良血であり、名門角居勝彦厩舎に所属し、鞍上には今や日本を代表するトップジョッキーの福永祐一騎手が跨るのだから、あらゆる条件が揃ったと言える。あとは資質が証明されさえすれば、エピファネイアが今年のクラシック戦線の絶対的な本命に躍り出ることに異論はなかった。

結果はご存知のとおり、逃げ粘るバッドボーイをゴール手前で楽々と交わして、エピファネイアの完勝であった。7頭立てという少頭数であり、前半の1000mが66秒ジャストという、歩いているのではないかと思わせる超スローペースであったが、エピファネイアは3連勝でラジオNIKKEI杯を制したのである。7頭立ては、エピファネイアに恐れをなした他陣営が登録さえしなかったことによるものだと思っているし、究極のスローペースは、エピファネイアに我慢を教えるのに最適であったと考えることができる。実際に、ラジオNIKKEI杯の道中で、福永祐一騎手は折り合いつけることに専念していた。

父がシンボリクリスエスだけに、血統的に距離が延びてどうかと思っていたが、折り合いさえつけば全く問題はないだろう。そもそもシンボリクリスエスは有馬記念を2勝した名馬であり、母シーザリオは日米のオークスを勝った名牝である。調教でもレースでも、これだけきっちりと教育されているのだから、もはやクラシックに王手をかけたと言っても過言ではない。父の産駒はダートでも活躍できるほどパワーがあるので皐月賞は問題なく、エピファネイア自身には瞬発力も備わっているので、内枠さえ引くことができれば、日本ダービーは最適な舞台だろう。

そして、ついに福永祐一騎手に順番が回ってきたのだと思う。義理を通してネオユニヴァースではなくエイシンチャンプを選択して以来、牡馬のクラシックには不思議と縁がなかった。そのうち自分の番が回ってくる、そう思って11年の歳月が流れた。クラシック(特にダービー)を勝つには、馬と人の実力がなければならないが、それと等しく、運もなければ勝てない。あの武豊騎手でさえ、日本ダービーを勝つまでに11年を要したのだ。昨年のワールドエースが登場したときには、“そろそろ”かと思えたが、今年のエピファネイアは“ついに”と感じた。日本ダービーの直線で、エピファネイアと福永祐一騎手が、馬群を割って突き抜けるシーンが私には見える。

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Comments

“日本ダービーの直線で、エピファネイアと福永祐一騎手が、馬群を割って突き抜けるシーンが私には見える。”

最後のフレーズに痺れました!フクナガーーって叫んでいる治郎丸さんが私には見えましたよ。タイムマシーンで先取りさせていただきありがとうございました。(笑)

今年もよろしくです!

Posted by: カメさん | February 05, 2013 at 01:03 PM

カメさん

良く分かりましたね。

おそらく、「フクナガッーーー!」って叫んでると思います(笑)。

このまま無事に行ってくれることを願います。

Posted by: 治郎丸敬之 | February 06, 2013 at 01:21 AM

いよいよダービーですね。ソワソワする。

Posted by: ふーだお | May 20, 2013 at 08:46 AM

ふーだおさん

いよいよですね。

ソワソワしますね~。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 20, 2013 at 09:45 AM

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