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スプリンターズSを当てるために知っておくべき3つのこと

Sprint

■1■サマースプリントシリーズの最終戦として
1990年にG1レースに昇格し、それ以降、師走のスプリント決戦として定着していたが、2000年から秋の中山開催へと時期が変更された。この変更によって、夏に行われるサマースプリントシリーズとの結びつきが強くなった。夏競馬を使ってきた勢いを、ほとんどそのまま持ち込めるようになったということだ。そういう意味において、スプリンターズSはサマースプリントシリーズの最終戦と考えて良いだろう。

とはいえ、サマースプリントシリーズで目一杯走り切ってしまった馬は苦しい。2007年のサマースプリントチャンピオンに輝いたサンアディユがそうであったように、夏に3走もしてしまっていると、最後のスプリンターズSではガス欠を起こしてしまうことになる。また逆に、なんらかの事情があって、ここがブッツケになってしまった馬では、余程力が抜けていないとこのレースを勝つことは難しい。つまり、サマースプリントシリーズを使いつつ、スプリンターズSを最終目標に定めてきた馬を狙うべきである。

■2■基本的には差し馬が有利も
中山1200mのコースは先行馬にとって有利な形態となっているが、これだけハイペースになってしまうと、前に行けるだけのスピード馬にとっては苦しいレースになる。「短距離の差し馬」という格言もあるように、ハイペースについて行けて、なおかつ末脚もしっかりとしている差し馬が狙いとなる。

ただし、雨が降って道悪になった際は、考え方を180℃変えなければならない。平成12年のダイタクヤマトや平成16年のカルストンライトオ、平成18年のテイクオーバーターゲット、平成19年のアストンマーチャンが逃げ切ったように、道悪になると先行できる馬が圧倒的に有利になる。

スプリンターズSはパンパンの良馬場で行われても、重・不良馬場で行われても、前半の800mのタイムは実はほとんど変わらない。たとえば、平成17年に良馬場で行われたスプリンターズS(勝ち馬サイレントウィットネス)と、平成19年に不良馬場で行われたアストンマーチャンが逃げ切ったスプリンターズSのラップをご覧いただきたい。

平成17年 12.1-10.1-10.7-11.1-11.5-11.8 良馬場 
平成19年 12.0-10.3-10.8-11.1-12.0-13.2 不良馬場

これほど異なる条件下で行われた2つのスプリンターズSだが、テンの4ハロンのラップタイムはほとんど同じであることが分かる。平成17年がスローペースで流れたわけではない。どちらかというとハイペースで道中は進み、中団から進出したサイレントウィットネスが最後の急坂で差し切り、2着には最後方からデュランダルが32秒の脚で追い込んできた。パンパンの良馬場をハイペースで流れたスプリンターズSと、ドロドロの不良馬場のスプリンターズSの前半800mがほぼ同じラップなのだ。これはどういうことだろう?

これこそが雨のスプリンターズSは800mのレースであるということに他ならない。つまり、スタートしてから800mで究極のラップを刻むため、ラスト400mはどの馬もバテてしまい、レースどころの騒ぎではないということである。

また、競走馬はスタミナが切れたところを追い出されるとフォームを崩してノメるという特性があるため、4コーナー手前からはどの馬も真っ直ぐ走らせるだけで精一杯という状況にもなる。勝負は最初の800mで決まってしまうのだ。雨が降った場合は、スタートよく飛び出して、ハミをしっかりと噛みながらガンガン前に行ける馬を狙うべきである。

■3■1200m以上のスタミナ
スピード自慢の馬たちが揃うため、前半3ハロンは32秒~33秒前半というハイペースになり、さらに直線に急坂が待ち受けていることも加わって、後半3ハロンは35秒台の消耗戦となる。前半と後半で2秒以上の落差が生まれることによって、一本調子のスピード馬にとっては厳しいレースになり、このレースを勝ち切るためには1200m以上のレースを走るだけのスタミナが要求される。

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Comments

また来ちゃいました(笑)
サンアディユがサマースプリントチャンピオンになったのは2007年の間違いでは?
今のところ週末は天気が良さそうですね。

Posted by: wachi | September 23, 2013 at 05:50 PM

 さあG1が続きます。がんばりましょう。

 中山野芝開催のG1・・・昨日はジャングルポケットの仔が1着で、ディープインパクトの仔は今ひとつ。他の芝レースはどうでしょう。

 ロードカナロアは非サンデー系・・・他にも注目馬はいないでしょうか?

Posted by: 玉ちゃん | September 23, 2013 at 06:15 PM

 中山芝1200m。9月は野芝開催
 今開催で、これまで10回行われいます。
 優勝馬のお父さんは・・・
 *トワイニング
 *スウェプトオーヴァーボード
 *アグネスデジタル
 *アドマイヤムーン
 *アポロキングダム
  サクラバクシンオー
  スクリーンヒーロー
  メイショウサムソン
  ブラックタイド(母系*)
  マンハッタンカフェ(母系*)

 *印はなんだか分かりますか?

 はい、ミスタープロスペクターです。父がサンデー系の馬の優勝には母系で貢献しています!
 中山の坂と関係があるように感じているのですが・・・。


 スプリンターズS出走予定馬でミスタープロスペクターの血を引くのは・・・。
 *ロードカナロア
 *ハクサンムーン
 *アドマイヤセプター
 *サドンストーム
  ニンジャ(母系*)
 *パドトロワ
  マヤノリュウジン(母系*)

 ロードカナロアはアクシデントがなければ馬券圏内。夏の疲労がなければハクサンムーンも有力。あっと驚く大穴は・・・ひたひたと忍び寄るニンジャ(笑)。

Posted by: 玉ちゃん | September 23, 2013 at 09:58 PM

wachiさん

いつもありがとうございます(笑)

早速、直しておきました。

やっぱりスプリンターズSは良馬場で見たいですね!

Posted by: 治郎丸敬之 | September 24, 2013 at 09:33 PM

 こんばんは
 今日はコース実績・距離実績を考えてみました。

 中山初コースの馬がいきなりG1は無理でしょう。
 重賞未勝利馬がいきなりG1もないでしょう。

 1200m戦優勝経験
 9勝・・・ロードカナロア
 7勝・・・パドトロワ ドリームバレンチノ
 5勝・・・ハクサンムーン スギノエンデバー
 4勝・・・フォーエバーマーク サドンストーム
 3勝・・・マイネルエテルネル マジンプロスパー
     アウトクラトール

 中山芝優勝経験
 1勝・・・ロードカナロア ハクサンムーン
     サクラゴスペル グランプリボス
     サンカルロ

 昨日の血統面と今日のデータから・・・
 ◎ロードカナロア
 〇ハクサンムーン
  この2頭は外せない感じです。

 あとはお好みで・・・笑。
 私はグランプリボス・パドトロワを加えてみようと思います。     
 

Posted by: 玉ちゃん | September 24, 2013 at 09:35 PM

玉ちゃん

ミスタープロスペクター系が活躍していますね。

この時期の中山競馬場は高速馬場かつ坂がゴール前に控えているので、軽いスピードというよりは、スピードの持続力が求められるのだと思います。

まあロードカナロアは昨年勝っている以上、このレースに対する適性も十分ということで、間違いなく勝ち負けになりますね。

ひと叩きできたことも好材料でしょう。

他の有力馬が意外と順調に来れていませんから。

お互いに頑張りましょう!

Posted by: 治郎丸敬之 | September 24, 2013 at 09:37 PM

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Posted by: em.ucbchurch.org | January 17, 2014 at 02:31 AM

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