« ダービー卿CTを当てるために知っておくべき3つのこと | Main | 闘志満々のダイワファルコン:5つ☆ »

ドバイワールドカップ2014を振り返って

ドバイワールドカップデーは、ジャスタウェイが桁違いの末脚を繰り出して圧勝、ジェンティルドンナは昨年2着の雪辱を見事に晴らし、日本馬によるG1レース2連勝という結果となった。日本の競馬ファンの期待に応えただけではなく、世界のホースマンたちに向けて日本馬のレベルの高さを証明してみせた。欧州の競馬と比べても、ドバイは長距離輸送の消耗が少なく、競馬場もトリッキーではないため、きっちりと仕上げられた日本馬にとっては計算が立つ舞台となったということだ。デューティーフリー、シーマクラシック、ワールドカップの3つのG1レースを振り返ってみたい。

まずはデューティーフリーから。トウケイへイロ―が速いペースで引っ張り、それに他馬もついて行くように進んだことで、全体の流れが引き締まったレースとなった。腰に力がついたジャスタウェイは、もう少し前にポジショニングすると思っていたが、思いのほか後ろの位置取りに。それだけペースが速かったということであり、ジャスタウェイの切れ味がより一層引き出された結果となった。トウケイへイロ―にとってはペースが速すぎ、ロゴタイプは完調一歩手前という段階であったが、ジャスタウェイにこれだけの競馬をされてしまっては、他馬も含めてグウの音も出ないだろう。

シーマクラシックは、ジェンティルドンナらしい強い勝ち方であった。大きく離すわけではないが、前の馬を捕えて交わすときの一瞬の脚が素晴らしい。昨年の反省を生かし、京都記念を完全な叩き台にして、疲れを残さず今回をピークになるように仕上げた。レースに行っても、昨年は外を回されたことが響いたが、今年はR・ムーア騎手のギリギリの騎乗で内に潜り込み(1コーナーまでのトラブルに関してはパトロール映像を見ていないので善悪の判断はしかねる)、最高の形で道中を運ぶことができた。最後の直線で前が詰まり、ヒヤッとさせられたが、脚をためていたからこそ、抜け出すことができた。デニムアンドルビーは人馬共に、慣れないレースの雰囲気に飲まれた格好で、先頭に立たされてしまい、気を遣って万事休す。馬群の内を走られれば、この馬にも好走のチャンスはあったはず。

ワールドカップは、日本から一流のダート馬2頭が挑戦したが、道中のペースが速くなってから全くついて行けなかった。どちらも体調自体は悪くなかっただけに、揃って惨敗を喫してしまったのには訳があるはず。純粋なパワーだけではなく、強靭なスタミナとスピードの持続力が極めて高い次元で要求されるレースであることに加え、タペタの馬場が要求する走りに合わなかったということだ。やはりこういった特殊な馬場では、走り慣れている地元の馬が有利になる。

最後に、ジャスタウェイ(父ハーツクライ)とジェンティルドンナ(父ディープインパクト)は、どちらもサンデーサイレンスの孫にあたるように、一世代を経てもなお世界レベルの産駒を生み出す、サンデーサイレンスの遺伝力の強さに改めて驚かされる。これだけ競馬の世界がグローバルになった以上、サンデーサイレンスの血が飽和してしまうことは考えにくい。それよりもサンデーサイレンスがいたからこそ、日本馬のレベルは格段に向上し、国際化の波の中で日本の生産界が救われたことに感謝しつつ、ネアルコやボールドルーラーに匹敵するような、この世界的な名血をこの先どう生かしていくかが私たちに問われているのだ。

現在のランキング順位はこちら

|

Comments

国内最大級の女子事務服激安通販。最新の秋冬用 事務服カタログを豊富にご用意。オフィスウェアの最安値通販、簡単フォームで全国配送!100社以上の法人様がネットから注文。2点以上で数量値引。

Posted by: シャツメンズ | June 20, 2014 at 10:59 AM

Post a comment