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「うまレター」7月号にエッセイを書きました。

Umaletteressay

「うまレター」7月号にて、エッセイを書かせていただきました。「ケイバノミカタ うまレターリレーエッセイ」ということで、5月号の原良馬さん、6月号の守永真彩さんからのバトンを受け取り、次の走者へと良い形で渡さなければなりません。テーマは自由ということで、これが逆に難しく、いちど書き上げた原稿を完全に没にして、再度書き直したものがこの「競馬場に来てくれて、ありがとう」です。私にとっては久しぶりに、競馬に対する愛情をストレートに書いた、ど真ん中、直球勝負の内容になっています。

「うまレター」は競馬場やウインズ等で配布されているフリーペーパーです。執筆陣も実力派ばかりで、中央競馬から地方競馬まで網羅されており、とても無料とは思えない充実した内容になっています。7月号はアスカクリチャンの生まれたつつみ牧場を訪ねる企画、函館記念を勝ったワコーチカコ(右回りコースに強かったなあ)にまつわる小説、プレイアンドリアルの挑戦を描いたドキュメント連載、種牡馬になったネヴァブションの紹介、そして「幻の馬」と呼ばれたトキノミノルと作家・吉屋信子さんの話など満載です。

特に、プレイアンドリアルが日本ダービーに出走できなかったことについて、岡田繁幸さんの放った言葉が熱いです。

「記者会見で橋口調教師さんが『ラストチャンスに近いので切羽詰ってる』と表現されていましたけども、このレースを目標にして、ずっと人生賭けてきましたので、僕も同じ気持ちですね。チャンスはもうそんなに残されていませんので」

トキノミノルが日本ダービーを勝って17日後にこの世を去ったことについて、作家・吉屋信子さんの表現もまた素晴らしい。

「トキノミノルは天から降りて来た幻の馬だ。競馬界最高の記録をうちたて、馬主にこの上ない栄光を与えたまま天に帰って行った。強く後世まで印象に残るだろう」

勝っても負けても、日本ダービーにはさまざまなドラマがあるのですね。

最後に、「うまレター」の素晴らしいところは、北海道ではありとあらゆる場所で手に入ることではないでしょうか。公共の施設やAIBA(ばんえい競馬のウインズ)にも置いてあります。中央の競馬場やウインズにいると何気なく手に取って、レーシングプログラムと同じような感覚でさっと読んでしまいますが、北海道の周りに何もない地域に赴いたとき、「うまレター」を見つけたときの喜びといったらありません。砂漠を歩いている途中で井戸を見つけたときのように、貪るようにして読んでしまいます。皆さんも競馬場やウインズで「うまレター」を見つけ、手に取って、ぜひ読んでみてください。

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Comments

「うまレター」7月号読みましたよ。
私はローレルゲレイロが高松宮記念を勝った日から競馬を始めて、
以降今日まで日曜日に競馬場orウインズに行かなかった日はないです。
どうか褒めてやってください。(笑)

うまレターは、次郎丸さんも言及しているように無料とは思えないくらい充実した内容ですよね。
特に地方競馬の情報は他ではあまり入ってこないので貴重だと思います。

「努力と忍耐 この2つさえあれば この世でできないことはない」

昔うまレターで見た上の言葉を切り抜いて保管していますが、
今回の「競馬場に来てくれて、ありがとう」も当然永久保存です!

明日は、休みを貰って大井競馬場に行ってきます。
開場時間に合わせて行く予定なので、メインまで資金が持つか心配です。(笑)


「さあ、 夜遊びしようぜ!」

Posted by: シゲ | July 08, 2014 at 04:40 AM

シゲさん

読んでくれてありがとうございます。

ローレルゲレイロが勝った高松宮記念、懐かしいですねえ。

ローレルゲレイロは地味でしたが、すごい粘り腰のスプリンターでした。

あの日からずっと競馬場やウインズに通っているなんて、競馬ファンの鏡です(笑)

今はネットで馬券が買えてしまいますが、現地に行くと感じること、行かないと見えないこともたくさんあると思います。

大井競馬場でも夜遊び楽しんできてください!

Posted by: 治郎丸敬之 | July 08, 2014 at 03:22 PM

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