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週刊「競馬ブック」にて、vol.4を紹介していただきました。

Keibabook

週刊「競馬ブック」にて、「ROUNDERS」vol.4を紹介していただきました。これで創刊号からの全号を掲載してもらったことになり、本当にありがたく思います。さらにvol.4においては、数多くのサラブレッドの立ち写真を提供していただきました。もし立ち写真がなかったら、サラブレッドの馬体を見ることにこだわった今回の特集は色あせてしまっていたことでしょう。そういった意味においても、感謝以外の言葉が見当たりません。

「競馬ブック」の今週号には、宝塚記念をゴールドシップで勝った横山典弘騎手のインタビューが掲載されています。平松さとしさんの筆によるもので、横山典弘騎手の人物像を描きつつ、相変わらず深いインタビューになっています。宝塚記念におけるゴールドシップの返し馬について、横山典弘騎手はこう語ります。

「歩かせた後、止まるように合図をしたらしっかり止まってくれた」

「ガーッとすっ飛んでいかなかった。それで充分」

私たち競馬ファンはパドックを中心に馬を観るが、騎手の仕事はパドックよりも返し馬にあります。パドックから地下馬道を通って馬場に入場し、(特にG1レースともなると溢れんばかりの観衆の前で)スムーズに返し馬に入らせるのは案外難しいのです。厩務員さんが手綱を離すと飛んで行くようにスタンド前から逃げようとする馬もいて、騎手としては、興奮している馬をとりあえず行かせてしまった方が楽な場合もあります。そこを横山典弘騎手は妥協せず、馬を一旦止めることにこだわります。それはパートナーとコンタクトを取るための儀式のようなものであると言います。そのような視点で各ジョッキーの返し馬を観るのもまた面白いですね。

「自分は何もしていない。良いタイミングで乗せてもらっただけで、今回のゴールドシップなら誰が乗っても勝てていたと思う」

「自分は調教で3回乗っただけ。たった3回乗っただけ。競馬は馬場状態とか枠順の後押しもあって勝たせてもらった。自分としては本当に何もしていないんだ」

どちらも宝塚記念におけるゴールドシップでの勝利に対する横山騎手の弁だが、彼は決して謙遜しているわけではなく、本心でこう語っているのでしょう。そして、心のどこかに、ゴールドシップの主戦ジョッキーであった内田博幸騎手に対する配慮も含まれているのではないでしょうか。内田博幸騎手がミスをしたのでもなく、乗り方に問題があったわけでもない。ゴールドシップの手が合わなくなったのでもない。負けたレースに関しては、(ほとんどはゴールドシップの精神的な問題ですが)それぞれに理由や敗因があったのです。それを横山典弘騎手は分かっているからこそ、自分は何もしていないという言葉が出てきたのです。飾らず、偽りのない、素直な言葉だと思います。インタビュー全文は、ぜひ「競馬ブック」にて読んでみてください。

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