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春のG1戦線を占う(スプリント路線)

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もうすぐ3月を迎え、気がつくとG1戦線の季節が近づいてきた。春の到来を肌に感じつつ、今年はどのような白熱したレースが観られるのかと想像が膨らむ。ドバイなどの海外に渡る馬もいれば、春は国内に専念する馬もいる。今年はディープインパクトやオルフェ―ヴル、ロードカナロアのような大物が不在であり、日本国内のG1レースのどの路線を見渡しても、これといった中心的存在がはっきりとは見えてこない。だからこそ、余計に想像は膨らみ、妄想となる。その妄想の一端ではあるが、春のG1戦線を占うという主旨で書いてみたい。毎年、ここで書いたことは結構当たっているのだが、書いたことに自分の予想が縛られないように、あくまでもざっくりと。

まずはスプリント路線から。もうすぐ目の前に高松宮記念がある以上、真のスプリンターはすでに動き始めている。高松宮記念をステップにしつつ、本当の目標は安田記念なんていうスタミナも兼ね備えたロードカナロアのような馬は見当たらないので、今年はスプリント路線とマイル路線を分けて考えてみたい。

2014年のスプリントG1を振り返ってみると、高松宮記念は中京競馬場、スプリンターズSは新潟競馬場と、いずれも左回りのコースで行われたことからも、例年以上に参考レースとなるだろう。スプリンターズSの覇者スノードラゴンは脚部不安ということで、残念ながら春は全休らしい。そうなると、高松宮記念3着、スプリンターズ2着、そして香港スプリントでも3着に入ったストレイトガールが最有力となる。が、ステップレースを使わずに(使えずに)、高松宮記念に直行するという。ぶっつけでも走るタイプではあるが、香港遠征を含めた昨年秋シーズンの疲れが癒えてから調教を開始すると、ステップレースには間に合わなかったというのが実際のところだろう。それでも勝ち負けになる能力は十分にあるが、最後の詰めの1、2完歩でひと叩きできなかった差が出るかもしれない。

全体的に見て、有力なのはスプリンターズS3着のレッドオーヴァルだろう。昨年のスプリンターズS時は、夏に使われてきたこともあり、肉体的にも精神的にもギリギリの状態での出走であった。もう少しフックラとしている方が走る馬なので、スプリンターズSでは評価しなかったが、それでも3着に入ったように、スプリンターとしての資質は高い。そういう意味で、その後の京阪杯は余計であったと思う。惜しいレースをして悔しい気持ちは分かるが、そこをグッと我慢して、来年に備えるのが正しい選択である。幸いにして、レッドオーヴァル自身が無理をしなかったので(9着)、今年へと望みはつながった。馬体重が450kgを超えてくるのが理想で、休み明けの阪急杯ではその点をしっかりとチェックするべきである。

昨年の高松宮記念の覇者コパノリチャードにもチャンスはある。雨が降ったらの話ではあるが。コパノリチャードのようなタイプは、スプリントでもなくマイルでもない1400mのレースが最も力を発揮できるので、良馬場のスプリントG1ではややスピード負けしてしまう。昨年は雨が降って上がりが掛かる競馬になったことが幸運であった。阪急杯が良馬場で、高松宮記念が不良馬場、これがコパノリチャードにとっての理想だろう。さすがのコパさんの風水を使っても、そんなに上手く事が運ぶとは思えないが。同じことはミッキーアイルにも言えて、この馬もベストは1400mの距離ではないか。肉体的に成長を遂げれば別だが、現時点では帯に長し、襷に短しというタイプである。

阪急杯に出走するダノンシャークは、スプリント路線に矛先を変えても面白い存在になる。大久保調教師が大事に使ってきたことで、ここにきて馬体重が安定して、さらにパワーアップしてきそうだ。とはいえ、すでに7歳を迎えており、衰えは否めない。高齢になるとスピードが落ちるというよりも、むしろ集中力が落ちる。それゆえに、年齢を重ねるにつれ、距離適性が短くなったりする馬もいるが、そのことを逆に利用するのも手である。ダノンシャークは本質的にはマイラーだが、集中の持続が難しくなる年齢だけに、距離を短縮した方が馬の力を出し切りやすいのである。

もう1頭挙げておくと、シルクロードSを勝ったアンバルブライベンにも注目である。なにせあの高校生の頃には名前を口にするのも憚られたチェリーコウマンの仔である(笑)。昨年の秋から使い詰めで来ているので大きな上積みはないが、母譲りの渋太さと根性はある。行き切って、そこまで粘れるかだが、掲示板には載れるぐらいの好走は期待できる。

Photo by M.H

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Comments

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Posted by: religion horseshoe crewn | May 01, 2015 at 12:00 AM

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