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人のために走る馬の気持ちを考え、心の声を聞こう

Rensai013

ローブティサージュが京阪杯でゲート入りを拒み、発送委員がムチを数回入れたことが朝日新聞でも取り上げられ、問題になった。この問題について考えるとき、私たちがまず想いを馳せるべきなのは、ローブティサージュの気持ちである。発送委員にムチを入れられたことは問題の一面であり、その背景にはもっと深い闇がありそうな気がするのだ。そもそも、なぜローブティサージュはあれほどまでにゲート入りを拒んだのだろうか。普通にゲートに入っていれば、発送委員もムチを振るってまで馬を追い込むことはしなかったし、あのようなことは起こらなかったはず。順番に考えていくと、ムチを振るわれる前からすでに、ローブティサージュはレースで走りたくなかったことになる。

レースや競走そのものが嫌いな馬もいるし、体調が優れないゆえに今回は走りたくないという馬もいる。肉体を極限まで酷使して走りたい馬など、ほとんどいないと言ってよい。あのメジロマックイーンがでさえ、ライスシャワーに負けた天皇賞春で枠入りを拒んだことは有名な話である。頭が良い馬ほど、これから自分の身に何が起こるのか知っているものだ。苦しい思いをするのが分かっているからこそ、ゲートに入ろうとしない。それは実に分かりやすい意思表示であり、私たちはまず彼ら彼女らの気持ちを理解しようとしなければならない。

世界的調教師にして、人が馬と話すことができることを示してくれたホースマンであるモンティ・ロバーツ氏は、著書「馬と話す男」の中でこう語った。

「忘れないでほしいのは、動物たちを自由にすることだ。押さえつけてはいけない。もしあなたから離れたがっていたら、馬にとって、あなたのそばにいること、仕事を与えられることがすばらしいものになるようにしてあげよう。痛みを与えてはいけない。もしあなたが以上の工程を達成したら、次は、わたしの目標に向かって、わたしとともに歩いてくれると信じている。わたしの求めるもの―それは、この世界が、馬にとって、もっと生きやすい場所となること」

(続きは週刊Gallopにて)

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Comments

いつもブログとギャロップの超・馬券のヒントを楽しみに拝見しています。
今回の記事は確か以前にブログで書かれておられた内容だと思います。その時に、この記事はできるだけ沢山の競馬ファンに読んでいただきたいと思いましたので、今週号のギャロップに掲載されているのを確認して嬉しく思いました。
いつまでもギャロップに次郎丸さんのスペースがあることを希望します!!

Posted by: ダイコウサク | June 18, 2015 at 01:25 AM

ダイコウサクさん

ありがとうございます。

とても大切なことだと思いますので、馬券のヒントと絡めて書かせていただきました。

週刊Gallopを買って、一番最初に読んでもらえるコラムを目指していますので、これからも応援よろしくお願いします!

Posted by: 治郎丸敬之 | June 18, 2015 at 07:27 PM

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