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逃げ馬が逃げ残るための3つの条件

Rensai012

競馬は前に行ける馬の方が圧倒的に有利である。特に、逃げ馬はレースの主導権を握り、馬場の良いところを通って最短距離で走ることができ、アクシデントに巻き込まれることも少ない。追い込み馬とは比べ物にならないほどのアドバンテージを得て、逃げ馬は走ることができる。その反面、レースのレベルが高くなるほど、逃げて勝つことは次第に難しくなっていく。なぜなら、逃げ馬は自然と他馬の目標になってしまうからである。レースで目標になってしまうと、道中は楽に走らせてもらえないばかりではなく、勝負どころでは手応えのある他の馬が次々と襲い掛かってくる。余程の力差がない限り、逃げ馬は常に厳しいレースを強いられてしまうのだ。

だからこそ、本当に強い馬は逃げて勝つ馬だとも言える。とはいえ、ミホノブルボンやサイレンススズカのような強い逃げ馬ばかりではない以上、逃げ馬のレースにおける勝ち負けは、自分の実力の外にある何かによって支配されることは避けられない。そこで、逃げ馬が逃げ残るための3つの条件を挙げてみたい。

1、人気がない
2、突然逃げる
3、トップジョッキーが乗った人気馬が差し馬

「人気がない」は基本中の基本だが、人気がなければ、他馬から目標とされることが少なく、それだけマークも緩くなるということである。“あの馬を逃がしたら勝たれる”と思われれば、必要以上に競りかけられたり、早めに捕まえに来られたりするが、“どうせ最後までもたない”と思われれば、楽に逃がしてもらえる。逃げ馬の着順は、力の有無というよりは、人気による騎手の共通意識が創り上げていると言っても過言ではないだろう。つまり、人気がないことを確認してから、逃げ馬を狙うべきなのである。

「突然逃げる」は前もって予測するのが極めて難しいのだが、逃げるはずではなかった馬が逃げたり、これまで逃げたことのなかった馬が逃げたりした時ほど、逃げ残る確率が高い。また、今年のヴィクトリアマイルのミナレットのように、あっと驚く大逃げを打ったときも同じである。想定外の馬やペースで逃げた場合、その馬をマークするかどうかという騎手の共通意識が働きにくいからだ。各ジョッキーが他の騎手の動きをうかがっている内に、あれよあれよという間に逃げ粘ってしまうのである。

(続きは週刊Gallopにて)

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