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本番につながらないステップレースの狙い方

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本番であるG1レースにつながるステップレースと、そうでないステップレースがある。たとえば今週行われるフィリーズレビューは、過去10年間において、ここを使って本番・桜花賞を制した馬はレジネッタのみ。1週間前に行われるチューリップ賞からは7頭の桜花賞馬(ダイワスカーレット、ブエナビスタ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アユサン、ハープスター、レッツゴードンキ)が出ており、その差は歴然としている。チューリップ賞とフィリーズレビューを天秤にかけた場合、桜花賞へのつながりを意識すれば前者をステップにする方が望ましいのは明らかである。

にもかかわらず、フィリーズレビューを選択する馬がいるのは、距離(または折り合い)に不安を抱えている、もしくはフィリーズレビューの方に適性がある(勝つ可能性が高い)と陣営が考えているからである。いずれにしても、桜花賞につながりにくいステップレースであることは確かであり、フィリーズレビューはフィリーズレビューとして、つまり桜花賞へのステップレースではなく、芝1400mの競走に狙いを定めてきた短距離馬たちによるひとつの重賞として予想しなければならないのである。

フィリーズレビューというレースの特性が如実に現れたレースとして、アストンマーチャンが勝った2007年のそれが挙げられる。この年はアストンマーチャンだけではなく、ウオッカ、ダイワスカーレットという名牝が揃った、史上最強といっても過言ではない世代であり、牝馬たちによる極めてハイレベルの争いが繰り広げられた。この3頭は桜花賞に向けて、アストンマーチャンはフィリーズレビュー、ウオッカとダイワスカーレットはチューリップ賞に枝分かれすることになった。レースラップを見比べてみると、この2つのレースの違いが分かる。


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