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「馬券のヒント」無料プレゼントの応募を締め切りました。

応募締め切り日よりも少し前ですが、単行本「馬券のヒント」の無料プレゼント企画を終了させていただきます。「週刊Gallop」誌上では先着100名様としましたが、読みたいと言ってくださる全員にプレゼントしようと思っていました。ところが、私の計算を超える反響をいただき、在庫が全てなくなってしまいました。さすがにないものは差し上げられませんし、行きわたるべき方の元には行きわたった気もしますので、本日をもって応募を打ち切りとさせていただきます。単行本「馬券のヒント」に関しては、今後アマゾン等でも販売する予定はなく、皆さまのお手元にある本が事実上は最後のものになります。どうかヤフーオークションなどに出すことのないよう(笑)、いつまでもお手元に残しておいてくださいね。

今回の企画を通して、「週刊Gallop」や「ガラスの競馬場」、または「ROUNDERS」の読者の方々とやりとりをさせていただくことができました。生の声を聞かせてもらい、私はメッセージを添えて本を贈ることでそれに応えるという形で。こうしたやりとりは、実は久しぶりであり、改めて読んでくださっている人々がいるのだということを実感し、幸せに思いました。丁寧に感想を書いて応募してくださった皆さま、そして無料でプレゼントすることを了承してくれた「馬券のヒント」を一緒につくってくれた荒木さん、そして「週刊Gallop」編集部の方々に感謝します。

谷川俊太郎さんが10代の頃に詠んだ「二十億光年の孤独」という詩があります。

「二十億光年の孤独」

人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或はネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

万有引力とは
ひき合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う

宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

私が競馬について書き始めたのは、2001年のスプリンターズSの観戦記からでした。「ガラスの競馬場」という(当時は)ホームページをつくり、思いの丈を綴った文章をアップし始めました。ピーヒャラララという音とともに初めてインターネットにつながった日の夜は、きれいな満月でした。誰に読んでもらうでもなく、ただ自分のためだけに書き続けました。そうしなければ、競馬に対する気持ちに収まりがつかなかったのでしょう。当時の私は競馬に関わる仕事がしたくてもそんな仕事などなく、他にやりたい仕事もなく、時間ばかりはあって、悶々として鬱屈した日々を過ごしていました。広大な宇宙に、ひとりで向き合っている谷川少年のように、私はパソコンの画面の向こうの世界に向けて競馬について語り始めたのでした。あの頃の孤独を想えば、今こうして私の書くことを読んでくださる方が少なからずいて、そして何かしらの人間的なつながりが持てることに、多大な幸せを感じないわけにはいかないのです。

でも、私はいつでもあのときの孤独に戻ることができます。競馬について考えて、書くという作業の本質は孤独であり、もしかすると競馬の予想も同じかもしれません。誰かに認めてもらいたいから書くわけではなく(といいつつも認めてもらえると嬉しい)、自分のために書き留める。誰かに向かって書いているつもりでも、実は自分に向けて書いている。万有引力のように、互いにひき合い、もとめ合いながらも、ほんとうは孤独なのです。くしゃみをして、ふと我に返ってみたとき、私が競馬について書く文章など誰も読んでいないことが分かったとしても、それでも私は書き続けるでしょう。なぜって、競馬の世界はこんなにも広くて、奥が深くて、素晴らしきものなのですから。

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Comments

次郎丸さん
こんばんは。
一昨日に馬券のヒントが届きました。
お忙しい中メッセージもありがとうございました。
最初にパラパラと拝見したところ
『スタミナは母の父から』というのが目につきました。これは確かハゲの遺伝子は母の父から…て書いてた時のだなと思い出しました。
スタミナが母の父からなら キタサンブラックはバクシンオーからか?などと思い浮かびましたがまさかキタサンが菊花賞に続き天皇賞・春まで勝つとは血統とは実に興味深いものです。
キタサンブラックについて少し調べた所、キタサンブラックが距離持つのは、サクラバクシンオーのお母さんのサクラハゴロモがアンバーシャダイの全妹だから、そこから隠れステイヤーの血が大爆発したのだろうか?という記事がありました。辞書をひくように血統を調べていく時間が私は至福の時です。GW中に馬券のヒントをゆっくり拝見します。ありがとうございました。
追記ですが最近の池添騎手は鼻差の惜しいレースが続いてますね。そろそろ勝ちにくる頃かと次回当たり狙い目かもしれませんね。

Posted by: 通りすがりの皇帝ペンギン | May 01, 2016 at 08:57 PM

通りすがりの皇帝ペンギンさん

どういたしまして。

今回はどうしてもそれぞれにメッセージを入れたくて、書き始めたらえらい大変で、心が折れそうになりましたが(笑)、なんとか皆に届けられそうです。

キタサンブラックが菊花賞を勝った時も、血統的にはなぜこのようなステイヤー体型の馬が生まれるのか私は分かりませんでしたし、今回の観戦記にも同じようなことを書きます。

これを解き明かせる血統評論家はいないはずですし、血統はそれだから不思議で奥が深いんです。

私の考えは父ブラックタイドが完全なるステイヤー血統なのではないかということです。

池添騎手は今日も素晴らしい騎乗でしたね。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 01, 2016 at 11:22 PM

毎回欠かさず「ガラスの競馬場」を拝読しています。
競馬に関するブログ・サイトは山ほどありますが、予想が主で、物足りないものを感じていました。
「ガラスの競馬場」は読み物としてもおもしろく、深く、知った時は「これだ!」と思いました。
これからも期待しています。

ツイッターでフォローしていただき、感激しています。
私のツイッターのプロフィールにある「カゼノコウテイ」は、一口馬主として初めて持った馬で、新潟で2勝して、次勝てば準オープン、というところまでいってくれました。
永遠に忘れられない馬です。

Posted by: 桜 富士子 | May 02, 2016 at 08:11 AM

桜富士子さん

こちらこそ、ありがとうございます。

競馬の楽しみは、予想や馬券だけではないところにもあって、今はそういう文化が縮小してきていますので、それでもこうして語り継がなければならないこともあると思います。

カゼノコウテイは素晴らしい馬だったのですね。
園田や門別まで行って生涯走り抜きましたね。
私もこういう名馬に巡り会いたいです。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 02, 2016 at 08:26 AM

「馬券のヒント」連休で出かけている間に届きました!
とても早い到着にびっくりしました。
手書きメッセージまで添えていただいて丁寧な対応に感激です。
なかなか私の馬券は当たりませんがレースまでの数日間あれこれ推理し悩み、それが楽しく苦しく、しまいには妄想が独り歩きし始めます(笑)

私の中で競馬はギャンブルではありません。
自分の好きな馬が走る時は無条件に馬券を買って応援してしまうので、当たりません。
でも、できる範囲で目一杯応援して共に散ったなら満足です(ホントかな?)

それと同時に、何千頭という馬が処分されている現実に目を向けたくない自分に罪悪感もあります。切ない現実です。
 初めてこのブログに興味を持ったのは「ガラスの競馬場」という題名でした。予想ばかりのブログが多い中、これはちょっと違う、心に触れるブログでした。
~あなたと競馬が100年続きますように~ 優しい言葉ですね。二十億年の孤独と通じるような気がします。

大変貴重な本を送っていただき、本当にありがとうございました。
まだパラパラとめくっただけですが、とてもワクワクします。じっくり読んで、メッセージの用紙と共にずっと大切に持っていようと思います。

Posted by: tomo姫 | May 02, 2016 at 11:34 AM

tomo姫さん

こんにちは。

連休中に届いてよかったです。

馬券はあれこれ考えて、苦しく楽しく、妄想できるから楽しいのでしょうね。

そして、馬券を買うことで、その人馬と一緒になって走ることができるのです。

喜びも悲しみも悔しさも、何分の一かかもしれませんが、共有することができる。

最近では引退した馬たちのその後にも目を向ける動きが競馬界でも活発になってきていますね。嬉しいことです。

ブログの題名やキャッチフレーズにも目を配ってくださって、ありがとうございます。

私はそういう人たちに向けてこれからも競馬を語っていきたいと思うのです。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 02, 2016 at 12:15 PM

前略 治郎丸さま

本日 「馬券のヒント」を頂きました。
また お忙しい中、直筆のメッセージまで頂きとても感激しています。

競馬の捉え方は千差万別ですが、治郎丸さまサイトが末永く続く事を祈念しています。

Posted by: ulysseus | May 02, 2016 at 05:33 PM

ulysseusさん

到着のご報告ありがとうございます。

丁寧なコメントをいただいたので、私も少しでもお答えしたいと思いました。

競馬の予想も考え方も千差万別だからこそ面白いですよね。

これからも共に競馬を楽しみましょう!

Posted by: 治郎丸敬之 | May 02, 2016 at 08:50 PM

先日、「馬券のヒント」が届きました。

ヒントの数々に激しく頷いたり感心したりしながら楽しく読ませて戴いています。

直筆のmessengerも添えられて気持ちが凄く伝わってきました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも健康に留意されて楽しく!唸る!文章を綴っていって下さい。今回は有難うございました!(*^^*)

天皇賞はここ何戦か強い競馬を続けていたゴールドアクターを応援。外枠でもなんでも強いものが強い競馬をする!とひとり入れ込んでしまいましたw
内枠にはいりペースが多少早くなればもう少し結果も違ったかもしれませんが、こればかりは仕方ない・・競馬は難しいです。でも考えたことがピタリと嵌まるのを味わうと止められないんですよね。

Posted by: 北海のhiro | May 04, 2016 at 06:45 AM

馬券のヒント…プレゼント終わっちゃったんですね…>____<…

Posted by: 山田タワシ | May 04, 2016 at 12:07 PM

治郎丸様

こんにちは。早速、「馬券のヒント」届きました。

大盤振る舞いですね。直筆のメッセージも頂き、御礼申し上げます。ありがとうごさいました。

皆さんがコメントしています通り、競馬に対する想いに惹かれます。誰も読んでなくても書き続ける...これは本心ですよね。だからこそ、読みたい記述なんだと思います。

話は変わって、治郎丸さんが出演した競馬の達人の再放送しませんかね。昔見た時は何気なく見てただけだったので、改めて見たいものです。

ピーヒャラララのパソコン通信時代を懐かしく思います。いろいろと便利な世の中になってますね。

Posted by: Nobu | May 04, 2016 at 12:16 PM

冶郎丸さま

本日『馬券のヒント』届きました。
ありがとうございます。

このエントリーを見て「先着オーバーだったか、、、」と諦めていたところでしたので、尚更嬉しいです!

直筆メッセージまでいただきありがとうございます。

GWの最終日にゆっくり読ませていただきます。
NHKマイルに活用できれば。

Posted by: まつ | May 04, 2016 at 01:00 PM

治郎丸様
いつも楽しく読ませて頂いております。

「馬券のヒント」届きました。
ありがとうございました。
まだパラパラとしか見れてないのですが
格言のような馬券のヒントを眺めただけで
思わず微笑んでしまいました。
じっくりと読ませて頂きたいと思います。

これからも競馬の深みについて教えて下さい。
よろしくお願いします。

Posted by: たけちゃ | May 04, 2016 at 07:42 PM

北海のhiroさん

ありがとうございます。

こうしてやり取りができたことが私にとっては嬉しいです。

馬券のヒントになれば幸いですが、まずは楽んで読んでください。

これはちょっと違うだろとか、それはないでしょとかでもいいんです。

何かの刺激になれば幸いです。

ゴールドアクターは珍しく、入れ込んで、引っ掛かる素振りを見せていましたね。去年から負けなしで連勝してきて、馬も少し疲れていたのかもしれません。

これからも同世代として、いつまでも競馬を楽しみましょうね!

Posted by: 治郎丸敬之 | May 04, 2016 at 10:19 PM

山田タワシさん

すいません。

もしどうしてもということであれば、私の手元に数冊は残っていますので、右サイドバーの下のメール送信から、「お名前」と「ご住所」を記入してメールしてください。

お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 04, 2016 at 10:21 PM

Nobuさん

ありがとうございます。

たぶん私は自分のために書いているのだと思います。

最近は、いろいろな読者の方々を意識したりもしますが、基本的には自分で書いて自分で読む。

競馬場の達人はもう穴があったら入りたいほど恥ずかしかった番組ですので、YouTubeにあると思いますが、ぜひ観ないでください(笑)。

何かの理論に沿って馬券を買った方が主旨として良いということになり、勝ちポジを採用したのですがそれが失敗でした。

いつものように競馬場に行ったらパドックで馬を観て買えば良かったのですが、私はこういう表舞台向きではないというか、詰めが甘いのですね~。

でもいつしかパドック編でリベンジしたいと思います!

Posted by: 治郎丸敬之 | May 04, 2016 at 10:28 PM

まつさん

間に合って良かったです。

頑張って早く送ったので、郵便屋さんも頑張って届けてくれたみたいですね。

ぜひゴールデンウィークにゆっくりと読んでみてください。

すぐに活用できないかもしれませんが、何らかの刺激やきっかけになれれば幸いです。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 04, 2016 at 10:30 PM

たけちゃさん

到着のご報告ありがとうございます。

ヒントを見て微笑んでくださって嬉しいです。

初心者からベテランまで、この本の読み方は違ってくると思いますが、いずれにしても馬券や競馬について考えるきっかけになれば幸いです。

これからも競馬を共に楽しみましょうね!

Posted by: 治郎丸敬之 | May 04, 2016 at 10:32 PM

先日、「馬券のヒント」が届きました。
届くと思って無かったので、ビックリしました。ブログは随分前から拝見させていただいてます。故後藤騎手のお話が、凄く印象深く記憶しておりますが、フォトパドックの更新を、いつも楽しみにしてます。
いただいた本にコメントまで下さりありがとうございました。
末永く愛読させて頂きます。
ちなみに、天皇賞はキタサンブラックからフォトパドック評価の高い馬へ流して…
まあ、2着抜けでした。
これからも、次郎丸様のご活躍を影ながら応援しております。

Posted by: 羽馬大変 | May 06, 2016 at 09:25 PM

羽馬さん

こんにちは。

届くと思っていなかったのに届くと嬉しいですよね。

後藤騎手のことを書いたのももう昔になってしまいました。

人生の時間が流れるのは早いものです。

フォトパドックはこれからも更新していきますので、ぜひご参考にしてください。

天皇賞春はキタサンブラックから行って2着抜けは悔しいですよね~(すいませんでした笑)。

これからもよろしくお願いします!

Posted by: 治郎丸敬之 | May 07, 2016 at 09:50 AM

こんばんは。
「馬券のヒント」のプレゼント終わってしまったのですね。。。

以前「プロフェッショナル馬券戦術」という小冊子を購入させて頂いた時に、内容が素晴らしく今まで気づけなかった事が沢山書いてあったので今でも大事に取ってあります。

なので今回の「馬券のヒント」について、申し込みが遅れて締め切ってしまったことは残念です。

これからも面白い記事や、新しい発見が出来る事を期待していますので、がんばってください。

Posted by: テイオー | May 09, 2016 at 11:44 PM

テイオーさん

こんばんは。

小冊子のときに買って読んでくださっていたのですね。

そして、大事に取っておいてくださって、ありがとうございます。嬉しいです。

あの小冊子をベースにして、加筆させてもらったのがこの単行本になります。

数冊は私の手元に残っていますので、もしご希望であれば、「お名前」と「ご住所」を入力していただいて、右サイドバーから私にメールをください。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 11, 2016 at 12:07 AM

治郎丸さん^o^
馬券のヒントが届きました。
この度は本当にありがとうございましたm(_ _)m
本当に嬉しいです^o^
これからも、応援させて頂きます^_−☆

Posted by: 山田タワシ | May 18, 2016 at 08:53 PM

山田タワシさん

届いて良かったです!

後からでも応募してくださった勇気に感謝です。

これからも一緒に競馬を楽しみましょう。

Posted by: 治郎丸敬之 | May 18, 2016 at 11:59 PM

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