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VMは牡の古馬を相手に好走してきた女傑を狙うレース

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最近でこそ、調教技術やノウハウが向上したことに伴い、ウオッカやダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナなど、女傑と呼ばれる牝馬たちが一線級の牡馬に混じって好勝負を繰り広げ、ときには牡馬を圧倒する光景も見られるようになったが、やはり競走馬としての牝馬と牡馬の違いは歴然としてあると私は思う。性別を超越するほどの能力を秘めている一部の牝馬を別にして、牝馬と牡馬が一緒に走れば、総体的には前者に分が悪い。

それでは具体的に、牡馬だけで行われるレースと牝馬同士で行われるレースでは何が違うのか。その答えは、レース全体のタイムや1ハロンごとに刻まれるラップではなく、最後の直線で苦しくなったときに問われる根性でもなく、肉体的なぶつかり合いと威圧感である。

シンコウラブリイやダンスインザムードなど、多くの名牝を管理した藤沢和雄調教師は、牝馬が牡馬と戦うことについて、こう語っている。

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