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新潟記念を当てるために知っておくべき3つのこと

Niigatakinen

■1■血統の偏りが見られるレース
過去15年間の新潟記念の勝ち馬の父もしくは母父は以上のとおり。

サンプレイス(父トニービン)
トーワトレジャー(父トニービン)
ダービーレグノ(父トニービン)
スーパージーン(父サッカーボーイ)
ヤマニンアラバスタ(父ゴールデンフェザント)
トップガンジョー(父マヤノトップガン、母父ゴールデンフェザント)
ユメノシルシ(母父トニービン)
アルコセニョーラ(父ステイゴールド)
ホッコーパドゥシャ(父マヤノトップガン)
ナリタクリスタル(父スペシャルウィーク)
トランスワープ(父ファルブラヴ)
コスモネモシン(父ゼンノロブロイ)
マーティンボロ(父ディープインパクト)
パッションダンス(父ディープインパクト)

トニービンを父もしくは母父に持つ馬が4頭も勝利している。また、トニービンと同じグレイソブリン系のゴールデンフェザントを父もしくは母父に持つ2頭もいる。さらに、実はサッカーボーイとステイゴールドは近親にあたる。これだけ血統の偏りが見られるレースも珍しく、新潟記念が行われる舞台(コース、馬場、距離)があらゆる意味で最適であるということに他ならない。

ここ数年は、サンデーサイレンス系の種牡馬が活躍しているが、いずれもスタミナを豊富に持つタイプであり、以下にも述べるように、新潟記念は2000mという字ズラ以上のスタミナが問われることを証明している。

■2■トップハンデ馬は疑ってかかれ
新潟競馬場が新装となった2001年以来、トップハンデ馬は【1・0・2・16】と、勝ったのは2011年のナリタクリスタルのみ。速いタイムの出る軽い馬場だけに、斤量がこたえているということではないだろう。ただ単に、トップハンデを振られた馬たちが、それに相応しい走りが出来ていないだけのことである。

なぜかというと、トップハンデ馬が好走した近走と今回の新潟記念では、全く条件が違うからである。パワーや瞬間的な脚が要求された七夕賞や小倉記念などで好走してきた馬が、重いハンデを強いられ、スピードの持続力を問われる新潟記念で凡走してしまうのは当然といえば当然と言える。全てのトップハンデ馬が適性を欠くということではないが、まずは疑ってかかった方が得策か。

■3■スピードを持続させるスタミナが問われる
過去10年間のレースラップは以下のとおり。
12.6-10.9-11.5-11.5-11.8-12.3-11.9-11.7-10.6-12.4(58.3-58.9)M
12.8-11.2-11.1-11.1-11.9-12.3-11.9-11.8-10.9-12.8(58.1-59.7)H
13.0-11.1-11.6-11.1-12.0-12.4-12.0-11.6-10.8-11.9(58.8-58.7)M
13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2(61.8-57.8)S
12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2(60.6-57.6)S
13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0(60.9-58.2)S
12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9(60.4-57.2)S
13.0-11.1-11.5-12.0-12.3-12.4-11.9-11.4-10.8-12.5(59.9-59.0)M
12.9-11.3-11.7-11.4-11.7-12.2-11.9-11.7-11.1-12.4(59.0-59.3)M
13.2 - 11.0 - 11.3 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 10.5 - 13.0(58.8-59.4)M

最後の直線が659mと長いため、道中はスローに流れ、異常なほどに速い上がり3~4ハロンのタイムが計時される。このようなレースでは、スピードを持続させるスタミナが問われることになる。トニービンやサッカーボーイ、ステイゴールド、スペシャルウィーク、リアルシャダイの血を持つ馬の活躍が目立つのはそういう理由でもある。

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