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厩舎の特徴を知れば相性の良いレースが見えてくる

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馬券を当てる上で、厩舎の特徴を知ることはひとつの重要な要素となる。厩舎の特徴とは、調教師を筆頭としたその厩舎のスタッフ・関係者が、どのような馬づくりを目指しているかということ。それは調教のスタイルや方法、ローテーションから外厩先の場所や飼料に至るまで、隅々まで浸透して競走馬に影響を与える。その競走馬が走った結果を受け、今度は入厩馬の選定や質が変わってくる。この馬はうちの厩舎に合っているから入厩させたい、こういう馬に育ててほしいからあの厩舎に入れようなど、厩舎の馬づくりの特徴を中心とした循環が生まれ、その傾向に拍車が掛かってゆく。

その結果、同じ厩舎に所属する馬たちは似てくる。たとえば、おっとりした馬が多い厩舎がある反面、気性の激しいタイプの馬が集まりやすい厩舎もある。また、あの厩舎は短距離が強い、この厩舎はダート戦で活躍する馬を多く出すなど。どの厩舎もその馬の資質に合わせて調教を施しているつもりでも、やはり厩舎の特徴は、濃淡の差こそあれ、長い目で見ると表出してしまうのである。そして当然のことながら、その厩舎の管理馬たちは、同じようなレースで結果を出しやすくなる。

たとえば、今週行われる阪神ジュベナイルフィリーズは、2006年から新設された阪神競馬場のマイルコースで行われ、角居勝彦厩舎の管理馬が2勝、須貝尚介厩舎が2勝、そして松田博資厩舎にいたっては何と3勝を挙げている。美浦と栗東に数ある厩舎の中で、わずか3つの厩舎だけで7割の勝ち馬を出しているのだ。これを独占といわずに何といおう。今春に松田博資調教師は定年で引退しており、単純に考えると、阪神ジュベナイルフィリーズでは角居厩舎か須貝厩舎の馬に賭けようということなのだが、それだけでは面白くないし、汎用性がないので、なぜこのような状況が生まれるのか考えてみたい。

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