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京都芝コースはディープ&キンカメ産駒で決まり!

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昨年の天皇賞秋や香港カップなどを勝ち、華々しく引退したモーリスの母系を辿ってゆくと、私が競馬を始めた頃に活躍していたメジロモントレーを経て、あの寺山修司が愛したメジロボサツに行き着く。メジロ牧場が紡いできた重厚な血が、新星の種牡馬スクリーンヒーローによって活性化されたのであろうか。1歳時にはわずか150万円で取引されたように、決して良血とは言えないモーリスが、世界中のホースマンたちの誰もが認める、スピードとスタミナ、パワーに卓越した名馬になったのだから競馬は面白い。

競馬の血統は奥が深く、複雑であることは確かだが、1頭1頭の馬たちの母系や父系を遡ってみても、どの馬が走る(勝つ)のかを探すという命題においては迷宮入りしてしまう。かといって、血統をロマンだけのための材料にするのももったいない。もし競馬の予想に血統を用いるとすれば、できるだけシンプルな方法でそうするべきである。その中のひとつとして、最も統計的な母数が多い、種牡馬の実績や特性などの傾向を中心に見るというものがある。それだけでは競走馬の半分しか把握できていないことになるが、それでも半分は理解できているとも言える。

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