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馬優先主義でデビュー戦から見る

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作曲家の坂本龍一氏は、「自分のやっていることの98%は10代に吸収したことでできている」と娘に宛てた手紙に書いたそうだ。98%とまではいかないが、私の競馬に対する考え方や知識なども、実は十代の頃に身につけたものがほとんどであり、その多くをミスター競馬と呼ばれた野平祐二氏、日本を代表するトップジョッキーであった岡部幸雄元騎手、そしてタイキシャトルなどの名馬を育てた藤沢和雄調教師という人物たちに大きく影響されている。彼らが語った言葉やその著作を通し、私は競馬を学んだのである。

岡部幸雄元騎手が提唱した「馬優先主義」は、私の心を大きく揺り動かしただけではなく、競馬関係者や競馬ファンの間にも深く広く浸透していった。今となっては当たりまえの考え方ではあるが、当時は馬や競馬に対する見方が180度変わったような気がした。馬を中心にすべてを考えてよいのだ、馬を尊敬・尊重すべきなのだと。世界中の競馬場に行って騎乗し、またシンボリルドルフなど数々の名馬の背に跨り、育てた岡部幸雄元騎手の言葉には重みがあった。

その後も長く現役生活を送り、ジョッキーを引退してからも競馬を語り続けてきた岡部幸雄元騎手の言葉には、今でもハッと気づかされることがある。もう20年以上も競馬を見続けている私にとっても、また新たな学びを与えてくれるのである。2月26日号の週刊Gallopにおける戸崎圭太騎手との対談記事がそうであった。少し長くなるが、引用させてもらいたい。

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