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現代の日本競馬は枠順のゲームである②

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競馬のレースがトラック状のコースで行われる以上、内と外のどちらと問われれば、内枠を引いた馬が有利になる。外を回れば、距離ロスがあり、さらに遠心力によって馬に負荷が掛かる。無理をせずに経済コースを走られる内枠が圧倒的に有利なことは、コーナーを回る競走の原理原則である。東京競馬場だろうが、シャティン競馬場だろうが、浦和競馬場だろうが、たとえ子供の運動会だろうが、この原理原則は変わらない。

「現代の日本競馬は枠順のゲームである」と私が前回述べたのは、そういう意味だけではない。一歩踏み込んで論考を進めると、現代の日本競馬において、内枠を引いた馬が圧倒的に有利になる理由は、レースのスローペース化にある。瞬発力勝負に滅法強いサンデーサイレンスの血を引く馬たちの台頭や、ヨーロッパ競馬からやってきた一流ジョッキーたちが日本の競馬場で頻繁に乗るようになったことなど、様々な要因が重なり、スローペース化には年々拍車が掛かっている。

たとえば、その世代の頂点を決める日本ダービーにおけるペースを見てみたい。私が競馬を始めた1990年から2000年、2010年、そして今年2017年の全体時計を単純に前半と後半の1200mで等分してみると以下のようになる。

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