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現代の日本競馬は枠順のゲームである①

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「現代の日本競馬において馬券を買うとき、最も重視する要素は?」と聞かれたら、迷わず“枠順”と私は答える。馬の体調や仕上がり、調教タイム、馬場、血統、騎手、展開など、挙げればキリがないほどの要素によって競馬は構成されているが、その中でも“枠順”ほど勝ち負け、つまりレースの結果を決定的に左右してしまう要素はない。古今東西、競馬が始まってからいつもそうであったわけではなく、現代の日本競馬に限定すると、何よりも“枠順”を重視して予想するという結論に達するのである。

今年のオークスは典型的なレースであった。2番枠を引いたソウルスターリングがゲートから出たなりで最終コーナーまで走り、最後の直線に向くと脚を伸ばして着差以上の完勝。2着には1番枠を生かしたモズカッチャンが入った。この2頭とは対照的に、2番人気に推されたアドマイヤミヤビは大外枠からの発走となり、道中は外々を回され、最後は鋭い脚を使って差して来たが届かず3着に敗れてしまった。私はこのレースを観て、正直につまらないと思ってしまった。

その原因は、スタートが切られる前から、すでに大きなハンデが生まれていることにある。今年のオークスでいえば、内枠を引いた馬と外枠を引いた馬とでは、少なくとも1秒(6馬身)ほどの差があったはず。ゲートから同時にスタートしているように見えて実は、(もしレースが直線で行われているとすれば)ソウルスターリングよりもアドマイヤミヤビは1秒遅れ、または6馬身後ろから走り出しているぐらいの大きな不利なのである。ソウルスターリングの方が他馬よりも一枚上の能力を有しているにもかかわらず、6馬身も先からスタートを切れば、つまらない競馬にならないわけがない。

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