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血統(系統)の偏りに注目する

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現代のサラブレッドは、父系をさかのぼってゆくと、わずか3頭の馬(ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリ―ターク)に行き着く。サラブレッドの進化の過程で、または競馬の歴史の中で、これら3大始祖から派生した血統は栄枯盛衰を繰り返し、様々な系統が生まれた。ミスタープロスペクター系、ナスルーラー系、ノーザンダンサー系などなど、世界中の競馬場で活躍馬を出している万能な系統もあれば、ある特定の国々や競馬場に偏っている系統もある。その国や競馬場で問われている競走馬の資質と、血統の特長や個性が合致してこそ、その系統は繁栄するのである。

さらに言えば、同じ国で行われる競馬であるにもかかわらず、その競馬場のそのレースには滅法強いという、血統(系統)の偏りが見られることもある。たとえば、夏の新潟競馬場で行われる新潟記念を過去20年にわたってさかのぼってみると、ある血統の偏りが浮かび上がってくる。

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