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世界に通用する馬づくりに想いを馳せて馬券を買ってみる

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2016年よりJRAで海外競馬の馬券が買えるようになり、競馬ファンの世界の競馬への関心はますます高まりを見せている。私はかねてより、馬券を買えないことによる世界の競馬との断絶は大きな問題であると考えていた。それが解消されつつある今、日本の競馬ファンの後押しを受けつつ、日本の馬や騎手たちはもっと軽やかに海を越えて、さらなる活躍を見せてくれると願っている。

昨年、最も印象的であったのは、ラニがケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSというアメリカ3冠レースに出走し、9着、5着、3着と健闘したことであった。スキーキャプテンがケンタッキーダービーに挑戦し、レースについて行くことさえできず、真っ白い馬体を泥んこで真っ黒にして戻ってきたシーンが思い浮かび、この20年間における日本競馬の確実な進歩を肌で感じ、じわじわと喜びがこみ上げてきた。ラニだけではない。エイシンヒカリもフランスのイスパーン賞を10馬身差で圧勝し、ロンジンワールドベストホースランキングで世界首位に立った。香港マイルとチャンピオンズマイルを圧勝したモーリスもそうだ。

これら3頭に共通しているのは、サンデーサイレンス(以下、SS)の血が入っていることであろう。ラニは母の父に、エイシンヒカリは父の父に、モーリスは父の母の父に、SSが鎮座している。これはSSの血が日本の競馬を席巻したことの現れであり、かつSSの血を引く馬たちが、その血脈をさらに発展させていることを意味している。世界に通用するする馬たちの体内に、SSの血が確実に流れていることを偶然と見るか、必然と見るかは、解釈によって異なるだろう。私はこうしてSSの血があらゆる血脈の末端まで及び、新しい血をさらに活性化し、異系の古びてしまっていた血を蘇らせていることに素直に驚いている。

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