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母系からの影響を考えて、ディープインパクト産駒は狙う

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今年度からディープインパクトの種付け料が4000万円に引き上げられた。父のサンデーサイレンスの全盛期を超えたばかりか、米国のタピットや欧州のフランケルを超え、世界最高の種付け料を誇る種牡馬となったのだ。にもかかわらず、いや、だからこそ、英オークスやクイーンエリザベス2世Sを勝ったマインディングや英愛の1000ギニーを制覇したウインターが、ディープインパクトと種付けをするために海を渡ってくるという。かつては種牡馬の墓場とまで言われた日本競馬が、世界のホースマンたちにとって垂涎の的となる血の結晶を手にしているのである。

ちなみに、この種付け料というのは、単なる種付けをするためにかかる費用ではなく、市場の評価という意味が含まれる。それだけの種付け料を支払っても、産駒はそれ以上の価格で売れるし、走って稼ぐこともできる。そして何よりも、それだけの種付け料に見合う、繁殖牝馬が用意されるということ。つまり、マインディングやウインターらを筆頭にした、極めて上質な血統(母系)の裏付けがあるディープインパクト産駒が今年以降も誕生するといことが約束されているわけである。こうして実績のある種牡馬には良い繁殖牝馬が集まり、さらに優れた産駒に恵まれるという好循環が生まれる。もちろん、その逆も然り。

そのディープインパクトとその産駒について、馬体には特筆すべきものはない、というのが正直なところである。ディープインパクト自身がそうであったように、馬体だけを見ても、とてもクラシック3冠を制して凱旋門賞で1番人気になるような馬には思えなかったが、乗ってみて、動かしてみると素晴らしかった。それは体の使い方が上手かったり、バネが良かったり、ランナーズハイになって走る気性的な前向きさといったことによるものであった。走るディープインパクト産駒を選ぶ難しさはこのあたりにある。馬体だけを見ても、どの馬が大物になるかを見極めるのは難しい。

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