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種牡馬の年齢によって、産駒に伝わる能力は異なる

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種牡馬の年齢によって、産駒に伝わる能力は異なってくる。若いときにはスピードや気性の勝った産駒を誕生させ、年齢を重ねるにつれて、スタミナやパワーのある産駒が出てくる傾向がある。かつてはノーザンテーストやパーソロンがそうであったように、種牡馬入りして最初の頃は、芝のマイル路線で活躍する産駒が多かったのにもかかわらず、いつの間にか、長距離戦線やダートを得意とする産駒が増えてくるということだ。

それは父としても、母の父としても同じことが当てはまる。芝における瞬発力勝負を得意としていた種牡馬であっても、母の父に入った瞬間に、ダート競馬におけるパワー勝負に滅法強い産駒を誕生させたりする。最近で言うと、たとえばブライアンズタイムやアグネスタキオンはその傾向が顕著である。

ブライアンズタイムは、初年度産駒としてナリタブライアンやチョウカイキャロルを出し、その後もマヤノトップガンやファレノプシスという数々の名馬を輩出した。その後、トーホウエンペラーやブライアンズロマン、タイムパラドックスというダートの鬼が出始め、晩年の産駒には帝王賞などのダートG1を総なめにして種牡馬入りしたフリーオーソがいる。母の父としても、当初はサンライズペガサスやティコティコタックという芝の中距離馬を出したが、次第にハタノヴァンクールやヒガシウィルウィンというダートのG1馬が生まれている傾向にある。

アグネスタキオンは弥生賞や皐月賞を楽勝したターフの名馬であり、初年度産駒からはNHKマイルCを制したロジック、その後もディープスカイやダイワスカーレットという芝の名馬を誕生させた。残念ながら11歳で早世してしまったため、晩年の産駒はいないのだが、母の父としては先日のフェブラリーステークスを制したノンコノユメが登場した。

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