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ステイヤーか中距離馬か、それが問題だ。

Jiromaru

宝塚記念というレースは、中距離馬やマイラーだけではなくステイヤーもが活躍できる舞台です。2000mではなく2200mという僅か200mの違いにより、中距離馬にとってはドンピシャ、マイラーにとってはやや距離が長いがギリギリこなせるかもしれない、ステイヤーにとっては距離が短すぎずという設定になるのです。かつてはメジロマックイーンやマヤノトップガン、ヒシミラクル、最近ではゴールドシップというステイヤーたちが、この宝塚記念を制しています。

ステイヤーと中距離馬のガチンコ対決として思い出すのは、1999年のスペシャルウィークとグラスワンダーの一騎打ちです。結果としては、中距離馬であるグラスワンダーの圧勝に終わりましたが、スペシャルウィークは天皇賞・春で激走したあとの出走であり、安田記念でまさかの敗戦を喫して余力が十分に残っていたグラスワンダーと勝負付けが済んだ訳ではありません。どちらも完調であれば、僅差の勝負になったと僕は今でも思っています。

今年の宝塚記念は小粒なメンバーと言われますが、菊花賞馬や有馬記念馬が満を持して出走するのですから、名勝負を期待できるのではないでしょうか。サトノダイヤモンドとキセキは、どちらも菊花賞馬ではありますが、馬体を見る限りにおいてはタイプが全く異なります。サトノダイヤモンドは典型的な中距離馬の馬体であり、キセキはステイヤーのそれです。

まずは見比べてみてください。

☆サトノダイヤモンド 2018年宝塚記念
http://www.keibado.com/keibabook/itw/photo02.html

サトノダイヤモンドはキセキに比べて手脚が短く、その分、重心が低く映ります。筋肉量は豊富なので、まるで重戦車のようです。菊花賞は能力がずば抜けているため勝てましたが、本質的には2000m前後のパワー勝負を得意とする馬です。そういう意味では、アップダウンの激しい2400mの凱旋門賞では明らかにスタミナ不足でした。

☆キセキ 2018年宝塚記念
http://www.keibado.com/keibabook/itw/photo03.html

キセキは手脚がスラリと長く、胴部や首もスッキリとして伸びがあります。ルーラシップ産駒にしては珍しく馬体が軽く、大きなフットワークを駆使して走り、距離が延びる方が良さを発揮できるタイプですね。決して道悪が得意な馬体ではないため、菊花賞後にガタっと疲れが出てしまったのは頷けます。

両者とも、天皇賞・春をスキップして、宝塚記念に狙いを定めてきたローテーションには好感が持てます。そのせいもあり、サトノダイヤモンドは海外遠征の疲れも癒え、キセキは菊花賞を激走した疲労から回復している兆しが見えます。中距離馬のサトノダイヤモンドとステイヤーであるキセキが、どちらも完調で臨んでくるのですから、あのグラスワンダーとスペシャルウィークでは成し得なかった名勝負を見せてくれるのではないでしょうか。中距離馬が勝つのか、それともステイヤーか?サトノダイヤモンドとキセキの馬体を繰り返し見るたび、まだ見ぬ未来に想いを馳せるのです。2頭の馬連と行きたいところですが、それでは僕らしくありませので、今回はスペシャルウィークのリベンジも兼ねて、ステイヤーのキセキを本命に推したいと思います。

Takaraduka2018wt_2


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Comments

馬も生き物である以上、気持ちが非常に大事だと思います。
キセキは泥んこの菊花賞を制した後の余計な?香港遠征で
走る事に対する気持ちが折れたのでは?と思います。

菊花賞でかなり疲れたでしょうから、その後は休養に充てて
阪神大賞典くらいから始動した方が良かったのでは?と
思います。

Posted by: spunky | June 24, 2018 at 09:33 PM

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