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ピンとくる馬がいないときは

Jiromaru

今週の火曜日、グリーンチャンネルの番組「地・中・海ケイバモード」に、ゲストとして出演させていただきました。1日かけて準備をして、当日のリハーサルに臨みましたが、1時間の番組が1時間半以上も押してしまい、本番は大幅に内容をカットすることに。結局のところ、馬のプロポーションを四角形と三角形を使って見る方法のみを説明するだけで終わってしまいました。自分の伝える力不足を痛感し、スタジオを後にしました。

番組の中で、函館2歳Sと中京記念を展望するコーナーがあり、私も出走馬の立ち写真を見て評価する役割をいただきました。事前に出走馬の写真を見て、それぞれのレースで1頭をピックアップして推すつもりでしたが、今回に限ってなんと1頭もピンとくる馬がいなかったのでした。僕はここ15年の間に、年間およそ80レース(重賞)に出走する馬の立ち写真を見て、その中で最も良く映る馬を取りあげてきました。ほとんどのレースではこれという馬がいるのですが、80レース中2つか3つはどの馬もあまり良く見えないというレースが存在します。特に、G1レースと違い、数頭の有力馬の立ち写真しか掲載されない普段の重賞レースで起こります。

そういう場合は、無理に馬券を買うことなく、様子見をします。僕が立ち写真を見て、ピンとこなかった馬の中から勝ち馬が出ることもありますが、ほとんどは立ち写真のなかった馬が勝利することが多く、賭けなくて良かったと胸をなで下ろすことになります。立ち写真が手元になければ、馬をピックアップすることもできませんし、当然のことながら、勝ち馬が写っていなければ、馬券を当てることも不可能です。そこは立ち写真予想にとってのひとつの限界なのです。

とはいえ、1頭もピンとくる馬がいませんでしたというわけにはいきません。本命を掲げることはできなくても、番組内ではそれぞれの馬に対してコメントをすることになりました。正確ではないかもしれませんが、以下のような評価を出しました(中京記念は時間の関係で本番はカットの憂き目に涙)。

ナンヨーイザヨイ
肩甲骨の角度がゆるやかで、距離適性はもっと長いところにありそう。
性格が真面目なので、この時期から、この距離で走っている。

アスターペガサス
ザッツ、アメリカ産馬という筋骨隆々の馬体で、いかにもスピードとパワーがありそう。
その分、ややスタミナには不安があるはず。

ホールドユアハンド
エスポワールシチーの産駒はこのようなコロンとした馬体の馬が多い。
ダートが合いそうだが、調教の動きは柔らかくて、芝も意外と走るかも。

カルリーノ
このメンバーの中では、特筆すべき点は少ないが、最も良くまとまっている馬体。
どんなレースになっても、安定的に力を出し切れるのではないか。

トーセンオパール
スウェプトオーバーボード産駒は小さく出るように、この馬もいかにも牝馬らしい線の細さがある。
その分、柔軟性や瞬発力には富んでいるので、パワーの牡馬とどこまで渡りあえるか。

それぞれの馬の馬体に短所と長所があり、一長一短というべきか、甲乙を付けがたかったのです。それは中京記念も同じでした。そう言えば、昨年は中京記念でウインが二オンの馬体に5つ☆評価をし、本命に推して的中しました。これぐらい素晴らしい馬体であれば、迷わず本命にするのですが。

☆2017年中京記念 ウインガニオン
http://www.keibado.com/keibabook/170724/photo09.html

ああ、番組の収録が1年前だったらと変な後悔をしつつ、さあ今年はどの馬を本命に推そうかと迷いに迷います。こういう時は、馬券を買わないに限るのですが、さすがにここまで書いて見(ケン)という訳にも行きませんので、馬体という観点ではなく、新種牡馬の産駒は走るという観点で(詳細は週刊Gallopの拙コラム「超馬券のヒント」をお読みください)、ダノンバラード産駒のガイセンを思い切って狙ってみたいと思います。

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