« セントライト記念を当てるために知っておくべき3つのこと | Main | 神戸新聞杯を当てるために知っておくべき3つのこと »

ディープインパクト産駒は母系に想いを馳せる

Jiromaru

ディープインパクト産駒は、母系の血が色濃く出ているほど走ると私は考えています。日本競馬史上最強馬であり、種牡馬としても父サンデーサイレンスを超えようとする勢いのディープインパクト自身ではなく、母もしくは母の父などの良さが引き出されている産駒ほど、大きな舞台でも活躍する傾向があるからです。ジェンティルドンナやハープスター、リアルインパクトやミッキーアイル、キズナなど、牝馬・牡馬問わず、ディープインパクト似の馬は1頭たりともいません。つまり、ディープインパクト産駒の馬体は、母や母父をイメージしながら見ると良いということです。

今週行われるローズSに出走する、ディープインパクト産駒のアンコールプリュという馬がいます。春当時から何となく注目していましたが、まだ線が細く、いかにもパワー不足という馬体でした。しかし、夏を越した馬体を見ると、大きく成長しているのが分かります。特に胸前の筋肉量が増えて、たくましくなりました。さらにトモにも実が入ってきて、前後のバランスも良く、全体的にパワーアップした印象です。もともとスピードが勝っている馬でしたが、馬体的にも2000m以下の距離が合っている馬体に変化していますね。

これだけの成長を遂げた影響元を考えたとき、母系を見てみると、まずは母オイスターチケットを思い出して納得します。1200mのすずらん賞を逃げ切り、ファンタジーS(G3)を3着して牝馬クラシック戦線に乗りましたが、距離が長くて好走できなかったように、典型的な短距離馬でした。何よりもオイスターチケットは坂路コースを使って筋骨隆々の馬を育てる松田国英厩舎の管理馬であり、この馬も例にもれませんでした。アンコールプリュは夏を越して、母オイスターチケットの影響が出てきたのか、松田厩舎らしい馬体に変わってきているのです。

さらに遡ってみると、オイスターチケットの父ウイニングチケットの名前が目に入ります。今から25年前、1993年の日本ダービー馬です。正直に言うと、その頃はサラブレッドの馬体などほとんど見ておらず、ウイニングチケットが黒鹿毛であったこと以外の馬体に関する情報は皆無です。ネットで検索してみても、現役時代の立ち写真は見ることができず、走っている姿等から想像するしかありません。種牡馬になったときの立ち写真なども参考にしてみる限り、マイラーに近い馬体だったのではと思うのです。日本ダービーを勝った馬にしては、それほど馬体には伸びはなく、おそらく2000m以下がベストの距離だったのではないでしょうか。あのダービーは、柴田政人騎手の意地とウイニングチケット自身が絶好調だったからこそ勝てたのでしょう。

アンコールプリュの馬体の成長には、母系のオイスターチケットやウイニングチケットの影響が色濃く出ていることが分かります。ディープインパクト産駒だけに、母系の良さが表に出ているのは、アンコールプリュがこれから走ってくるであろうことの証明でもあります。ローズSの1800mの距離はギリギリだと思いますが、ペースもそれほど速くなることはありませんので、折り合いさえつけば問題なくこなせるはずです。肉体的に大きな成長を遂げたアンコールプリュが、秋初戦からどのような走りを見せてくれるのか期待しつつ、本命を打ちたいと思います。

Roses2018wt


|

Comments

Post a comment