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WIN5攻略を考えてみた

Win5

4億6000万円のキャリーオーバーがあるとのことで、先週は久しぶりにWIN5に挑戦してみた。久しぶりと言っても、WIN5が発売開始された頃に一度購入したきりで、それ以来の2度目になる。私がWIN5のような馬券を買わないのは、基本的に馬券で大金を儲けたりすることに意味を見出せないからであるが、さすがに今回は魔が差したのか、射幸心をあおられてしまった(笑)。

WIN5は単勝党にとっては相性の良い馬券であると言ってよいだろう。そのレースで勝つ馬を5つ連続して当てるのだから、2着や3着に入る可能性のある馬ではなく、勝ち馬を探すという観点において地続きなのである。決して違う競技や種目ではなく、軟式テニスと硬式テニス、またはソフトボールと野球ぐらいの共通性はあるはずだ。

最大の問題は、勝ち馬を5レース連続して当てるということである。当たり前ではあるが、これが難しい。何を隠そう、私は単勝を買い続けてかれこれ四半世紀が経とうとしているにもかかわらず、3レース連続して当たったのが最高記録なのである。大井競馬場において、準メインとメインレース、さらに最終レースの3つが連続して当たったことがある。

この時の気分としては、大げさに言うと、自分が買った馬券は外れないのではとさえ思えた。勝った馬の馬券を自分が買えた(選んだ)のではなく、自分が買った(選んだ)からこそその馬が勝ったと勘違いしてしまいそうになった。3レース連続で単勝が当たると、そのような気持ちになる。25年に一度であるから、それぐらいに珍しく稀なことなのである。それが5レース連続となると、ベテランの単勝党から言わせてもらうと、奇跡としか表現のしようがない。天文学的な難しさである。

もちろん、それは1レースにおいて1頭の馬の単勝しか買わないという場合の話であって、実際にはそのようなWIN5の買い方をしている人はほとんどいないだろう。単勝党にとっては邪道に思えるのは確かだが、1レースにつき何頭かの単勝を買うのである。その組み合わせが多ければ多いほど当たりやすくなる反面、賭け金も跳ね上がっていく仕組みだ。

この跳ね上がり方は、実際に馬券を買ってみると良く分かる。たとえば、1レース3頭の馬の単勝を買うとすれば、3×3×3×3×3の243通りであり、1点100円を買うとすれば、243点で24300円の賭け金が必要となる計算だ。人気馬を抑えつつ、人気薄の馬も拾っていこうとすると、1レース3頭では心もとなくなり、4頭、5頭とピックアップして最終的な組み合わせ合計を見ると仰天することになる。べき乗の恐ろしさである。

今回、手探りの中、私は3頭×4頭×2頭×3頭×2頭の計144通りの組み合わせにしてみた。最初は各レース4、5頭をピックアップしてみて、そこからできるだけ絞り込みをかけていった。結果的には、阪神10レースは当たり、中山10レースが外れ、中京11レースが外れ、阪神12レースは当たり、中山12レースは当たりという結果に終わった。中京11レースでダノンプレミアムを外す必要はなかったという反省はあるものの、どう考えても中山10レースで12番人気のジョーストリクトリを買うのは難しかったので、いずれにしても不適中である。

もう少し深く振り返ってみると、1頭だけの単勝を買っていたとしても、阪神10レースの甲南ステークスはジョーダンキング、阪神11レースのフィリーズレビューのプールヴィル、中山11レースのアネモネステークスのルガールカルムは本命に推していたはずであり、この3つのレースは余計な馬も買ってしまっていることになる。

対して、中山10レースは4頭も買っているように、どの馬が勝つのか分からず、絞り込みができなかった。勝ち味に遅いアストラエンブレムまでも買ってしまっている。このような人気馬が怪しいレースは、絞り込むのではなく、むしろ手を広げるべきなのだろう。中京11レースは事前予想をしていることもあり、角居厩舎の2頭に下手に絞ってしまった。ダノンプレミアムのことは、3歳時には誰よりも馬体を評価してきたつもりなので、決して評価を下げていたわけではない。

WIN5を攻略するためには、このあたりのさじ加減というか、メリハリが鍵になってくるのであろう。つまり、絞り込むレースは極端に言うと1頭に絞り込む。これは単勝党であれば、いつもそうしていることである。そして、難解なレースまたは荒れそうなレースに関しては、逆に手を広げる。どこまで広げるかはそれぞれだが、極端に言うと、全頭の単勝を買ってしまってもよい。

3レース連続で単勝を当てるのが難しいという私の経験則に照らしてみると、WIN5の5レース中で極端に絞り込む(1頭しか買わない)レースは2つか3つが限界であろう。極端に絞り込むレースが多いとその分、全体の点数は少なくなるし、手を広げるレースにおいて手を広げやすくなるが、それでも2つ3つで十分である。

ひとまず結論づけると、たとえば1頭に絞り込むレースを2つ、出走馬の半分(8頭)ぐらいに手広く賭けるレースを2つ、そして3頭ぐらいに適度に絞り込むレースを1つぐらいの割合に仕分けするということである。そうすると、1×1×8×8×3の計192通りになる。これ以上に絞り込むのも難しいし、手を広げるのももったいない、一般的な競馬ファンにとっては適度なバランスとメリハリなのではないか。言うは易し、当てるは難しではあるが、WIN5は単勝党にとっての3連単のようなものになれるはずなので、これからも試行錯誤しながらチャレンジしてみたい。

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