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涙のドラマなど

スプリンターズSは、好スタートからモズスーパーフレアが先手を取り、前半600mが32秒8、後半が34秒3というペースで引っ張った。スプリントG1としては速すぎるわけではなく、適切なペースで逃げることができた。淀みない流れとなった結果、力があって、ある程度の位置にいれば届くレースとなった。

勝ったタワーオブロンドンはスタートを決め、慌てることなくダノンスマッシュをマークする位置につけた。少しずつスピードを上げて、スムーズに直線を向くことができたのが勝因。馬の走るリズムがスプリント戦とピッタリ。パワーとスピードを高い次元で兼ね備えた名スプリンターとなりそうな予感。もう(ディーマジェスティのときに)語られ尽くしているだろうが、シンコウエルメスの物語は素晴らしい。安楽死寸前の馬を関係者の献身的なケアと強い想いで何とか救ったからこそ、タワーオブロンドンもここにいる。彼の可愛らしい顔つきからは、そのような涙のドラマなど微塵も感じられないが(笑)。

ルメール騎手は、タワーオブロンドンを最もスムーズな形でエスコートした。レースの流れと自らの騎乗馬の走るリズムが符号するポジションを見つけるのが天才的に上手いジョッキーである。その上手さを支えているのは、様々な競馬場やレースで騎乗した経験と馬を意のままに動かす技術と腕力である。

最後は決め手の勝負になった分、負けてしまったが、モズスーパーフレアは持てる力とスピードを出し切った悔いのないレースであった。春シーズンと比べて、馬体も回復し明らかに毛艶も良くなっていた。調子さえ戻れば、これぐらいの時計では普通に走る馬。G1を勝ち切るにはひと工夫必要ではあるが。

ダノンスマッシュは勝ち馬に先に抜けられた分の3着。枠順とポジションが逆であれば、際どい勝負になっていたはず。川田騎手にとって誤算だったのは、途中まで外の進路を取っていたマルターズアポジーが急に内に入ってきたこと。これによってポジションが1つ下がり、前が完全に詰まってしまった。

Sprinters201901

Sprinters201902

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「ROUNDERSチャンネル」を開設しました!

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「ROUNDERSチャンネル」を開設しました!

 

まず手始めに、スプリンターズSの馬体診断をしてみましたのでご覧ください。その週の重賞出走馬の馬体診断を中心として、インタビューや対談、コラボレーション企画、取材の動画を配信していきたいと思います。この先、どのような番組になるのか僕自身も分かりませんが、最高の競馬チャンネルにしていきますので、楽しみにしていてください。

 

今回、動画を編集してみて、ユーチューバ―の大変さを初めて知りました(笑)。17分程度の動画を制作するのに、丸1日費やしてしまいましたよ。まだ全然ダメだと思いますが、少しずつ改善しますのでアドバイスください。よろしくお願いします。

 

「ROUNDERSチャンネル」初の動画はこちら

 

 

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スプリンターズSを当てるために知っておくべき3つのこと

Sprint


■1■サマースプリントシリーズの最終戦として
1990年にG1レースに昇格し、それ以降、師走のスプリント決戦として定着していたが、2000年から秋の中山開催へと時期が変更された。この変更によって、夏に行われるサマースプリントシリーズとの結びつきが強くなった。夏競馬を使ってきた勢いを、ほとんどそのまま持ち込めるようになったということだ。そういう意味において、スプリンターズSはサマースプリントシリーズの最終戦と考えて良いだろう。

とはいえ、サマースプリントシリーズで目一杯走り切ってしまった馬は苦しい。2007年のサマースプリントチャンピオンに輝いたサンアディユがそうであったように、夏に3走もしてしまっていると、最後のスプリンターズSではガス欠を起こしてしまうことになる。また逆に、なんらかの事情があって、ここがブッツケになってしまった馬では、余程力が抜けていないとこのレースを勝つことは難しい。つまり、サマースプリントシリーズを使いつつ、スプリンターズSを最終目標に定めてきた馬を狙うべきである。

■2■基本的には差し馬が有利も
中山1200mのコースは先行馬にとって有利な形態となっているが、これだけハイペースになってしまうと、前に行けるだけのスピード馬にとっては苦しいレースになる。「短距離の差し馬」という格言もあるように、ハイペースについて行けて、なおかつ末脚もしっかりとしている差し馬が狙いとなる。

ただし、雨が降って道悪になった際は、考え方を180℃変えなければならない。平成12年のダイタクヤマトや平成16年のカルストンライトオ、平成18年のテイクオーバーターゲット、平成19年のアストンマーチャンが逃げ切ったように、道悪になると先行できる馬が圧倒的に有利になる。

スプリンターズSはパンパンの良馬場で行われても、重・不良馬場で行われても、前半の800mのタイムは実はほとんど変わらない。たとえば、平成17年に良馬場で行われたスプリンターズS(勝ち馬サイレントウィットネス)と、平成19年に不良馬場で行われたアストンマーチャンが逃げ切ったスプリンターズSのラップをご覧いただきたい。

平成17年 12.1-10.1-10.7-11.1-11.5-11.8 良馬場 
平成19年 12.0-10.3-10.8-11.1-12.0-13.2 不良馬場

これほど異なる条件下で行われた2つのスプリンターズSだが、テンの4ハロンのラップタイムはほとんど同じであることが分かる。平成17年がスローペースで流れたわけではない。どちらかというとハイペースで道中は進み、中団から進出したサイレントウィットネスが最後の急坂で差し切り、2着には最後方からデュランダルが32秒の脚で追い込んできた。パンパンの良馬場をハイペースで流れたスプリンターズSと、ドロドロの不良馬場のスプリンターズSの前半800mがほぼ同じラップなのだ。これはどういうことだろう?

これこそが雨のスプリンターズSは800mのレースであるということに他ならない。つまり、スタートしてから800mで究極のラップを刻むため、ラスト400mはどの馬もバテてしまい、レースどころの騒ぎではないということである。

また、競走馬はスタミナが切れたところを追い出されるとフォームを崩してノメるという特性があるため、4コーナー手前からはどの馬も真っ直ぐ走らせるだけで精一杯という状況にもなる。勝負は最初の800mで決まってしまうのだ。雨が降った場合は、スタートよく飛び出して、ハミをしっかりと噛みながらガンガン前に行ける馬を狙うべきである。
■3■1200m以上のスタミナ
スピード自慢の馬たちが揃うため、前半3ハロンは32秒~33秒前半というハイペースになり、さらに直線に急坂が待ち受けていることも加わって、後半3ハロンは35秒台の消耗戦となる。前半と後半で2秒以上の落差が生まれることによって、一本調子のスピード馬にとっては厳しいレースになり、このレースを勝ち切るためには1200m以上のレースを走るだけのスタミナが要求される。

■参考データとして 1、G1レース出走経験がないと× 2、前走オープン特別で敗れていた馬、または条件戦出走馬は× 3、1200m戦で連対率50%、かつ勝ち星があることが望ましい

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神戸新聞杯を当てるために知っておくべき3つのこと

Koubesinbunhai
■1■とにかく前走ダービー上位組
過去10年のうち、前走ダービー組から8頭の勝ち馬が出ている。連対馬にまで対象を広げても、20頭中14頭が前走ダービー組である。さらに日本ダービー優勝馬は【5・1・0・0】連対率100%、2着馬は【3・2・0・4】連対率50%以上と抜群の成績を残している。紛れのない府中2400mで行われるダービーで勝ち負けになった馬は、たとえ休み明けでも確実に勝ち負けになる。とにかく、ダービー上位組を狙うべきレースである。

■2■瞬発力があり、先行できる馬に有利
阪神2400mはスタートしてから最初のコーナーまでの距離も長く、休み明けの馬が多いこともあってスローペースは否めない。そして、緩やかな3~4コーナーをゆっくり回るため、どうしても直線に向いてからのヨーイドンの競馬になる。当然のことながら、先行できる馬にとって有利になり、「折り合いに不安のある馬」、または「瞬発力のない馬」にとっては苦しくなる。枠順としては、スローになる分、どちらかというと内枠有利。

■3■さほどスタミナは問われない
2007年から距離が400m延長されたが、この時期の芝は軽いことや、阪神2400mコースの特性上、さほどスタミナを問われるレースにはならない。よって、前走ダービー上位組以外を狙うのであれば、夏を越して力をつけてきたステイヤーを狙うのではなく、ただ単純に夏の上がり馬を狙うだけでよい。上がり馬だけに、前走で勝っていることは最低条件になるだろう。

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オールカマーを当てるために知っておくべき3つのこと

Allcomer

■1■前に行ける馬が圧倒的に有利
12.3-11.8-13.0-12.4-12.3-12.4-11.6-11.4-11.2-11.8-11.8(61.8-57.8)S
12.5-11.5-12.4-12.3-12.3-12.2-12.1-12.0-11.3-11.2-11.6(61.0-58.2)S
12.4-11.1-12.2-11.9-12.4-11.9-12.0-12.2-11.7-11.7-11.9(60.0-59.5)M
12.3-11.3-12.6-12.2-12.1-11.7-11.9-11.6-11.8-11.4-12.3(60.5-59.0)S
12.6-11.3-12.4-12.5-12.6-12.9-12.6-12.6-12.0-11.7-12.3(61.4-61.2)M
12.8-11.1-12.1-11.7-11.9-11.8-12.2-12.1-12.4-11.8-12.1(59.6-60.6)H
13.0-11.0-11.4-12.2-12.9-12.2-12.4-12.1-12.0-11.4-11.6(60.5-59.5)S
12.5-10.9-12.4-12.4-12.6-12.6-11.9-11.7-11.4-11.7-11.8(60.8-58.5)S
12.8-11.7-13.2-12.9-12.5-12.5-12.1-11.3-11.2-11.6-12.0(63.1-58.2)S
12.6-10.6-12.7-12.3-12.3-11.7-11.8-11.9-11.8-11.5-12.0(60.5-59.0)S

前半が上りで、後半が下りという競馬場のコースのアップダウンの影響も大きいのだが、過去10年間のラップタイムを見るだけで、オールカマーというレースが必然的に極端なスローペースになることが分かる。開幕3週目の絶好の馬場も手伝って、前に行ける馬が圧倒的に有利になる。これだけの速い上がりを求められる以上、前に行ける馬にとって圧倒的に有利になることは間違いない。

■2■夏を使ってきた馬ではなく
9月競馬全体に言えることだが、まだこの時期においては、休み明けの実績馬よりも夏競馬を使ってきた上がり馬の方が優勢である。この時期はまだまだ暑く、休み明けの馬にとっては調整が難しく、レースに行っていきなり能力を発揮しづらい。ところが、休み明けの馬は実績のある馬であることが多いため、たとえ仕上がりが悪くても、どうしても人気になってしまう面は否めない。私たちは春競馬での強い姿を覚えているので、ある程度の期待と幻想を持って、休み明けにもかかわらず実績馬を人気に祭り上げてしまうのだ。

ところが、オールカマーにおいては、過去10年の勝ち馬を見ると、7月以降のレースを使っていた馬が2頭に対し、春シーズン以降ぶっつけで臨んできた馬が8頭と休み明け馬が優勢である。それは単に実績馬の仕上がりが良くないことを差し引いても、夏を使ってきた馬よりも強いということだ。逆転は少ないと思って、実績馬を素直に狙おう。

■3■長くいい脚を使えるタイプ
中山2200mコースの特性として、第2コーナーから最終コーナーにかけて、フォルスストレート(偽直線)を約500m下って最後の直線に向かうことになる。ラスト1000mのラップが恐ろしく速いのはそういうことでもあり、良い脚を長く使えるタイプの馬に適した舞台である。過去の勝ち馬を見てみると、バランスオブゲームしかり、3連覇したマツリダゴッホしかり、瞬発力勝負では分が悪いが、スピードを持続させる力に富んだ馬が強い。

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セントライト記念を当てるために知っておくべき3つのこと

Sentolite
■1■夏の上がり馬に注目
9月競馬全般に言えることだが、この時期はまだまだ暑く、休み明けの馬にとっては調整が難しいため、レースに行っていきなり能力を発揮しづらい。セントライト記念の傾向として、夏にレースを使っていた馬の活躍も目立ち、ダービー以来の休み明けで勝った馬は、過去10年で5頭と勝率50%のみ。力が抜けている馬であれば別だが、休み明けをいきなり勝つのは案外難しい。2010年は夏にレースを使ってきた馬がワンツーフィニッシュを決めたように、好配当を期待するならば、夏の上がり馬にまず注目すべきレースである。

■2■切れよりも地脚の強い馬
中山2200mは、2コーナーが丘の頂上となっていて、そこからゴールまで緩やかな下りが続く。3コーナーが軽く舵を切るだけで曲がれるため、2コーナーから4コーナーまでは500mの擬似直線と考えることも出来る。そのため、3コーナー付近からロングスパートのレースになりやすく、距離以上のスタミナを要求されることになる。一瞬の切れを武器にする馬ではなく、良い脚を長く使える地脚の強い馬を狙うべきである。

■3■前に行ける馬を狙え
これも9月競馬全般に言えることだが、この時期だけは夏の間にしっかりと養生されたことで、芝がしっかりと根を張った野芝100%の状態になっているため、多少のハイペースで行ってもなかなか前の馬は止まらない。これに中山競馬場の直線の短さが加わって、差し・追い込み馬にとってはかなり苦しいレースになる。ただし、ロングスパートでスタミナが問われることがこたえるのか、逃げ切りも意外と難しい。つまり、前に行ける先行馬、もしくは3~4コーナーまでに好位を確保できる馬にとって有利なレースになる。

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キャロットクラブ2019募集馬ツアーに参加しての最終評価

2019年キャロットクラブの募集馬見学ツアーに行ってきました。私にとっては初めての募集馬見学ツアーということもあり、かなり期待していましたが、その期待を遥かに超える、一口競馬ファンにとっては天国のような2日間でした。キャロットクラブやノーザンファーム、そして他の牧場のスタッフの方々が皆、気持ちが良く、熱心に対応してくださり、運営も実にスムーズでした。誰一人として嫌な思いをして帰った方はいないのではないでしょうか(帰りの飛行機が飛ばなかったのは仕方ない笑)。ありがとうございました。

初めて81頭の実馬をまとめて見させてもらい、とても勉強になりました。馬を見られるようになるためには、たくさんの馬を見た方が良いとは誰もが言いますが、まさに馬見の100本ノックというか、これだけ多くの馬たちを横並びにして、一気に見られる機会は滅多にありません。そして、正直に言って、今年度のキャロットクラブの募集馬はセレクトセールに出てくるレベルの血統&馬体を誇る馬たちでした。この中に将来、種牡馬になる馬が間違いなくいるはずです。

私なりの最終評価をしてみましたので参考までに。最高級の馬にはA(その中でも特に光っていた馬はSA)、素晴らしい馬たちはB、平均的な馬たちはCと評価しました。AはG1レベルで、Bは重賞レベル、Cは2、3勝を目指してもらいたい馬たち。SA・A・B順に並べておきますので、募集価格と照らし合わせ、お買い得かどうかは各自で判断してください。

SAランク

Aランク


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セントウルSを当てるために知っておくべき3つのこと

Centauruss
■1■内枠の逃げ、先行馬
阪神の開幕週ということもあり、馬場の傷んでいない内の経済コースを通られる馬は当然ながら有利になる。また、馬場が軽くて前が止まらないことや、下記のようにあまり速いペースにならないことが原因となって、阪神1200mコースは最後の直線が356mと比較的短く、逃げもしくは先行馬にとって有利なレースとなる。内枠に入った逃げ・先行馬がいたら、とりあえず狙ってみるのも面白い。

12.0-10.2-11.1-11.7-12.0-11.6(33.3-35.3)H
12.2-10.5-10.7-10.9-11.1-11.7(33.4-33.7)M
12.0-10.7-11.2-11.5-10.8-11.8(33.9-34.1)M
12.2-10.6-11.3-11.3-11.0-12.1(34.1-34.4)M
12.0-10.3-10.9-11.0-11.2-11.9(33.2-34.1)M
12.0-10.9-10.9-11.0-10.9-11.8(33.8-33.7)M
11.8-10.3-10.8-11.0-11.2-12.3(32.9-34.5)H
11.9-10.8-11.3-11.1-10.9-11.8(34.0-33.8)M
12.3-10.2-10.6-10.8-11.2-12.5(33.1-34.5)H
12.0-10.5-10.8-11.3-11.5-12.7(333.-335)H

■2■牡馬とほぼ互角に走る牝馬
過去10年間において、牡馬(セン馬含む)が【5・8・4・80】に対し、牝馬は【5・2・6・38】とほぼ互角の成績を残している。サマースプリントシリーズの最終戦であり、スプリンターズSの前哨戦でもあるという、複雑な思惑の絡んだレースではあるが、夏競馬の勢いそのままに牝馬の活躍が目立つ。開幕週で馬場が軽いということも理由のひとつであろう。

■3■夏場に使っていた馬
        勝ち馬          前走時期
平成20年 カノヤザクラ       7月20日
平成21年 アルティマトゥーレ   7月19日
平成22年 ダッシャーゴーゴー   8月15日
平成23年 エーシンヴァーゴウ   8月14日
平成24年 エピセアローム     8月19日
平成25年 ハクサンムーン     7月28日
平成26年 リトルゲルダ      8月24日
平成27年 アクティブミノル     4月11日
平成28年 ビッグアーサー     3月27日
平成29年 ファインニードル     8月20日

過去10年の勝ち馬は、アクティブミノルとビッグアーサー以外は7、8月の夏場にレースを使っている。9月のこの時期は、中央開催に戻ってきてはいるものの、まだまだ暑く、休み明けの馬は調整が難しい。どれだけ力のある実績馬であっても、仕上がり途上の段階で、重い斤量を背負いながら、いきなりトップギアでの走りを期待するのは難しい。ここをステップにスプリンターズSに向かう馬VS夏競馬を使ってきた馬という構図になるが、このレースに限っては後者が有利。実績馬よりも、夏場を使っていた馬の方に妙味がある。舞台が阪神に移ったとはいえ、夏競馬の延長線上にあると考えるべきである。

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京成杯AHを当てるために知っておくべき3つのこと

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■1■内枠を引いた逃げ・先行馬有利
過去10年のレースラップを見てみると、道中で速いラップを刻み続けるだけではなく、前が止まりにくいことを意識して各馬が良いポジションを取りに行くため、前半が後半に比べて速い前傾ラップになることが多いことが分かる(下記)。

12.7-10.9-11.5-11.2-11.5-11.5-11.6-11.7(46.3-46.3)M
12.2-10.1-10.5-11.2-11.9-11.9-12.2-12.1(44.0-48.1)H
12.7-10.5-10.9-11.2-11.5-11.6-11.8-11.9(45.3-46.8)H
12.4-11.6-11.4-11.7-11.4-11.2-11.3-11.8(47.1-45.7)S
12.0-11.0-11.0-11.1-11.5-11.7-11.8-11.8(45.1-46.8)H
12.2-10.9-10.9-11.1-11.1-11.2-11.5-11.8(45.1-45.6)M
12.6-10.6-10.8-11.2-11.5-11.5-11.9-11.7(45.2-46.6)H
12.7-11.3-11.4-11.6-11.7-11.5-11.3-11.8(47.0-46.3)M
12.5-10.9-11.2-11.2-11.3-11.5-11.6-11.4(45.8-45.8)M
12.5-10.7-11.5-12.2-11.2-11.4-11.5-11.4(46.9-45.5)S
*新潟競馬場で行われた2014年は除く

前傾ラップになって前に行った逃げ・先行馬にとっては苦しい展開になるにもかかわらず、逃げ・先行馬が残って上位を占めることが多い。それだけ馬場が絶好であるため、前が簡単には止まらないということである。ペースが速くなることを承知で、それでも逃げ・先行馬を狙うべき。もちろん、中山の1600mコースは内枠有利が定石で、逃げ・先行馬が内枠を引けば大きく有利になることは間違いない。

■2■瞬発力ではなく持続力が問われる
4月以降の開催となるため、野芝の養生期間が長く、根がしっかりと張った野芝100%の極めて軽い馬場で行われる。そのため、スタートからゴールまで速いラップが刻まれ、一瞬の脚ではなく、どれだけスピードを維持できるかという持続力が問われるアメリカ型のレースになりやすい。アメリカ血統の馬、ノーザンダンサー系(特にノーザンテースト、ダンチヒ)の馬が、意外な好走を見せるものここに理由がある。

■3■牡馬優勢
同じ日に阪神で行われるセントウルSとは対照的に、牡馬が【6・7・9・93】と牝馬【3・2・0・16】を数の上で圧倒している。過去10年で牝馬の勝ち馬はキストゥへヴンとザレマ、エクセラントカーヴのみで、連対馬に拡げてみてもアプリコットフィズしかいない。前述のとおり、どれだけスピードを維持できるかという持続力が問われるアメリカ型のレースになりやすいため、一瞬の脚で勝負したい牝馬にとっては苦しい戦いになる。

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