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<title>ガラスの競馬場</title>
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<title>再掲：「インサイダー情報の罠」</title>
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<description>「インサイダー（競馬関係者）情報が知りたい」という声を耳にすると、つい私は悲しく...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Insider_1&quot; title=&quot;Insider_1&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/insider_1.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: right; margin: 0px 0px 5px 5px;&quot; /&gt;「インサイダー（競馬関係者）情報が知りたい」という声を耳にすると、つい私は悲しくなってしまう。そういった願望につけこんだ商売が横行していることを嘆いているわけではなく、インサイダー情報を知れば馬券が当たると思い込んでいる競馬ファンが、まだ多くいることに愕然としてしまうのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;インサイダー情報を頼りに馬券の予想をしていたのは、もはや戦前の話である。現在と比べると限られた情報しか与えられていなかった競馬ファンが、どこからともなく流れてくる風の噂を大きな根拠として、馬券を買わざるを得ない時代が確かにあった。「あの調教師が絶対に勝てると言っている」とか、「あの馬はエビ（屈腱炎）が出ているらしい」等々、聞き捨てならない情報がまことしやかに人口に膾炙したのである。兎にも角にも、予想する上での拠り所が、嘘か本当かわからないはずのインサイダー情報にしかなかったのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;しかし、戦後、私たち競馬ファンは、自分たちのイマジネーションを用いて馬券を買うことができる、ということを知ることになる。故大川慶次郎氏による「展開」の発見である。「展開」という概念は、今となっては当たり前のように用いられているが、当時は画期的な予想法であった。それぞれの脚質を分析し、実際のレースが行われる前に、仮想上のレースを想定するのである。競馬ファンひとりひとりが、自分の頭の中で、あらゆるイマジネーションを活用して、レースを予想するのである。これが競馬予想の民主化の走りである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;現代において、インサイダー情報などあるはずはない。競馬記者たちは毎日のように取材に来るし、馬体重はレース毎に発表されてしまうし（なんと今後は木曜にも！）、調教タイムも毎回公表されてしまう。何かを隠すことは難しく、そもそも無意味である。もしインサイダー情報というものがあるとすれば、恐ろしくニッチな情報か、もしくは嘘である。そんな時代に、インサイダー情報を元に、馬券を買おうと考える発想はあまりにも古すぎるのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、やはりインサイダー情報という響きは魅力的で、私もその罠にハマリそうになったことがある。少し昔の話になるが、キングカメハメハのダービー祝勝会に招かれて行った時のことである。宴たけなわの時、私は席を外して、男性用のトイレで用を足していた。すると、若者二人が何やら楽しそうに話しながら一緒に入ってきて、私の隣の便器で、こんな会話をしながら用を足した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「菊花賞はハーツクライで間違いないですよ。」&lt;br /&gt;
「確かにネ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;帰り際に後姿をチラッと見たところ、おそらくその二人はノーザンファーム、もしくは社台ファームの牧場（育成）スタッフであった。キングカメハメハの祝勝会で、菊花賞はハーツクライで間違いないとは大っぴらには言えないが、トイレの中での会話だけに、かえって私には真実味を帯びて感じられた。しかも、この情報は私から聞き出したわけではなく、たまたま偶然にも私の元に降りてきたのである。この情報を知るものは、私以外にはいない。私はこの時点で、菊花賞はハーツクライで間違いないと確信してしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;結論から言うと、ハーツクライは菊花賞で１番人気に推されるも惨敗してしまった。そして、実は私もハーツクライの馬券を買うことはなかった。なぜなら、夏を越しての成長を期待していたにもかかわわず、馬体は相変わらず華奢なままで、ステップレースの神戸新聞杯でも力なく３着に破れていたからだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、インサイダー情報の誘惑から抜け出すのは、容易なことではなかった。どう考えても、夏を越しての成長がないハーツクライは勝つ確率が低いのだが、「菊花賞はハーツクライで間違いないですよ。」というあの牧場スタッフの情報が邪魔をするのである。今から考えれば、牧場スタッフの主観的意見に過ぎなかったわけだが、当時はほとんど核心的な情報として、私の予想を占拠してしまっていた。せっかくの情報を切って捨てるのはもったいない、という感覚もあったように思う。いずれにせよ、あの時、ふと耳にしてしまった何気ないひと言が、私の菊花賞の予想を最後まで揺り動かしたのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もう一度言おう。現代において、インサイダー情報などはない。もしあるとすれば、恐ろしくニッチで主観的な情報か、もしくは嘘である。こんな時代に、インサイダー情報を元に、馬券を買おうと考える発想はあまりにも古すぎるのである。答えは与えられるものではなく、自分の手で見つけ出すものである。&lt;strong&gt;答えはいつもあなたの頭の中（インサイド）にある&lt;/strong&gt;。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
Photo by &lt;a href=&quot;http://blog.drecom.jp/hhh/&quot;&gt;fake Place&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ノンカテゴリー</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-20T01:45:29+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_1f42.html">
<title>「第５回ホースフォトグラフ展」</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_1f42.html</link>
<description>私の大好きな写真家、星野道夫さんのこんな詩がある。子供の頃に見た風景がずっと心の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;私の大好きな写真家、星野道夫さんのこんな詩がある。&lt;/p&gt;&lt;blockquote&gt;&lt;p&gt;子供の頃に見た風景がずっと心の中に残ることがある。&lt;br /&gt;いつか大人になり、&lt;br /&gt;さまざまな人生の岐路に立った時、&lt;br /&gt;人の言葉ではなく、&lt;br /&gt;いつか見た風景に励まされたり&lt;br /&gt;勇気を与えられたりすることが&lt;br /&gt;きっとあるような気がする。&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;&lt;p&gt;星野道夫さんは生涯にわたってアラスカを冒険し、アラスカの四季を撮り続けた。特に私は冬のオーロラの写真に心を奪われる。そこには神々しいばかりの美しさがあり、自然に対する畏怖を感じざるを得ない。星野さんの写真を前にすると、私の時間は止まる。素晴らしい写真にはそれだけの力がある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;競馬を始めて、初めて府中競馬場に行った時の、あの広い空は今でも忘れられない。その時の風景は、私の競馬の原体験として身体感覚で覚えている。それ以来、登山家が山に登るように、サーファーが海に行くように、私は府中競馬場へと向かった。雨が降っても、風が吹いても、暑い日も寒い日も、人生がどんな状況になっていようとも、私の居場所は競馬場にあったし、これからもそうだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;競馬が好きだから競馬の写真が好きなのではなく、競馬の写真そのものが私は好きだ。もし競馬を知らなかったとしても、おそらく私は競馬の写真が好きになっていただろう。競馬の風景を切り取った写真には、星野道夫さんの写真と同じく、非日常性と遥かなる自然が詰まっている。だからこそ、素晴らしい競馬の写真は心を打つ。励まされたり勇気を与えられたりすることも、きっとあるような気がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「第５回ホースフォトグラフ展」が、７月１９日（土）～１０月５日（日）まで、府中競馬場内の&lt;a href=&quot;http://www.jra.go.jp/facilities/etc/museum.html&quot;&gt;競馬博物館&lt;/a&gt;で開催される。川井博さん、関真澄さんといった大御所らと共に、あのPhotostudのメンバーである住吉里樹、薄田一郎が作品を公開する。今回は競馬博物館での展示ということで、開催期間も長いので、ひとりでも多くの皆さまに足を運んでもらいたいと思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Kibou&quot; alt=&quot;Kibou&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/18/kibou.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt; 「希望」　撮影：川井　博&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Thechair&quot; alt=&quot;Thechair&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/18/thechair.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt; 「ザ・チェアー障害」　撮影：関　真澄&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Matsuridagogh&quot; alt=&quot;Matsuridagogh&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/18/matsuridagogh.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;　&lt;img title=&quot;Deepimpact&quot; alt=&quot;Deepimpact&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/18/deepimpact.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;　&lt;br /&gt;左「Ｍａｔｓｕｒｉｄａ　Ｇｏｇｈ　１．１３」　右「Ｄｅｅｐ　Ｉｍｐａｃｔ　４．０３ｒ」&lt;br /&gt;撮影・制作：Photostud&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;◆「第５回ホースフォトグラフ展」の詳細はこちら&lt;br /&gt;→&lt;a href=&quot;http://www.glassracetrack.com/blog/files/5_ver1.13.pdf&quot;&gt;&lt;u&gt;Photostudによる手作りのチラシ（PDF）&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>PR</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-18T02:49:06+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_7f85.html">
<title>アイビスサマーダッシュを当てるために知っておくべき３つのこと</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_7f85.html</link>
<description>■１■牝馬の活躍が目立つ 牡馬・せん馬　　【２・３・４・５２】　連対率８％ 牝馬...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Aibisu&quot; title=&quot;Aibisu&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/17/aibisu.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■１■牝馬の活躍が目立つ&lt;br /&gt;
牡馬・せん馬　　【２・３・４・５２】　連対率８％&lt;br /&gt;
牝馬　　　　　　　【５・４・３・２５】　連対率２４％&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;過去７回行われたレース中、牡馬が勝ったのはわずかに２回。しかも、その２回は、あのスプリンターズSを制し、直線１０００ｍコースのスペシャリストであったカルストンライトオによるもの。つまり、それ以外の牡馬は、このレースで牝馬に勝ったことがない。連対率を見ても圧倒的な差が生じている。理由としては、平坦コースで牝馬特有の切れ味を生かせるということ、揉まれないということ、さらにもうひとつ付け加えると牝馬は気を抜かずにガムシャラに走るからだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■２■ダート短距離血統の馬に注目&lt;br /&gt;
過去の連対馬を見ると、カリスタグローリー、サクラバクシンオー、Capote、スターオブコジーン、ウォーニングなど、ダートの短距離に強い血統の馬が並んでいる。このことからも、一気にアクセルを全開にしてトップギアに入ることのできる、後輪駆動のパワータイプが強いことが分かる。芝のスピードよりも、ダッシュするためのパワーが必要ということである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■３■外枠有利というよりも&lt;br /&gt;
新潟直線１０００ｍは外枠有利と言われるが、本当にそうだろうか。開催が進んで馬場の内側が傷んでくれば、外が走りやすいトラックバイアスが生まれることは確かだが、開幕週であれば馬場の内外は気にすることはない。それよりも、馬は埒（らち）を頼った方が走りやすいということである。直線だけの競馬は馬群が大きくバラけることが多く、他馬との間隔が開きすぎると、馬はフラフラして走りにくい。だからこそ、早めに埒（らち）を味方につけて突っ走った馬が有利ということになる。そういった意味では、手応えの良い馬が集まってくる外枠の方がレースはしやすい。&lt;/p&gt;

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<dc:subject>重賞レース分析</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-17T02:13:25+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_badf.html">
<title>集中連載：「調教のすべて」第１４回</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_badf.html</link>
<description>次に、全体時計についてはどうだろうか。全体時計の速さは、その調教自体のレベルの高...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;次に、全体時計についてはどうだろうか。全体時計の速さは、その調教自体のレベルの高さや厳しさを表すのだろうか？全体時計が速い追い切りを行ってきた馬は、体調も万全で、仕上がりも良好だと判断してよいのだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;美浦の調教横綱と呼ばれていたダイワメジャー（父サンデーサイレンス母スカーレットブーケ）を例にとって考察してみたい。ダイワメジャーの現役最後の年（２００７年）、秋シーズンのレース結果及びそのレースに臨むにあたっての最終追い切りの全体時計は以下のとおりである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;毎日王冠&lt;br /&gt;
2007/10/03(水) 南Ｗ 良 助手 64.0-49.9-36.2-11.9  3  Ｇ強 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;天皇賞秋&lt;br /&gt;
2007/10/24(水) 南Ｗ 良 助手 66.7-50.8-37.2-11.9  2  強め&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;マイルCS&lt;br /&gt;
2007/11/14(水) 南Ｗ 良 助手 61.6-48.8-36.5-12.4  2  仕掛&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;有馬記念&lt;br /&gt;
2007/12/19(水) 南Ｗ 良 助手 62.6-49.4-36.3-12.5  2  馬也&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;休み明けの毎日王冠は、あくまでも叩き台として、ゆったりと仕上げてきた様子が窺われる。最終追い切りもゴール前で強めに追っただけで全体時計（５ハロン）が６４秒０という、全体的には８分通りの余裕を持たせた仕上がりであった。レースではハイペースに巻き込まれる形で３着に敗れてしまったが、それでも最後まで渋太く伸びており、次走天皇賞秋の連覇に期待を抱かせる内容であった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;しかし、休み明けをひと叩きした天皇賞秋では、ガラッと変わってくるのかと思いきや、最終追い切りも全体時計（５ハロン）が６６秒７という軽めの調整に終始した。おそらくこの時点で、この秋シーズンは４戦することを決めていたのかもしれない。天皇賞秋ではなく、次走のマイルチャンピオンシップをピークに持って来て、余力が残っていれば有馬記念を走って引退というシナリオだったのであろう。また、毎日王冠から２００ｍの距離延長ということを考えて、ダイワメジャーの精神面にゆとりを持たせるために、ビッシリと仕上げなかったという意味もあったに違いない。ご存知のとおり、レースでは最後の直線の勝負どころで致命的な不利を受けてまともに走られなかったが、結果としては９着と惨敗してしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;続くマイルチャンピオンシップは、ダイワメジャーにとって適距離であり、負けられない一戦であった。最終追い切りではビシッと追われ、全体時計（５ハロン）が６１秒６という猛時計。まさに横綱という迫力満点の追い切りであった。レースでは、前年の走りをトレースするようなレース振りで、スーパーホーネットやスズカフェニックスの追撃を受けて立つ形で快勝した。これでダイワメジャーはマイルCS連覇、そして安田記念を挟んでマイルＧ１を３連覇となり、あのニホンピロウイナー、タイキシャトルと肩を並べることになった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Tyoukyou19&quot; title=&quot;Tyoukyou19&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/15/tyoukyou19.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt; &lt;a href=&quot;http://sky.ap.teacup.com/echizen/&quot;&gt;by echizen&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;マイルチャンピオンシップの余勢を駆って出走した、引退レース有馬記念の最終追い切りでは、全体時計（５ハロン）６２秒６を出した。前走のマイルチャンピオンシップには及ばないが、なかなかの好時計である。上り目こそないものの平行線という、勝ち負けになるだけの体調にあったのだろう。レースでは、デムーロ騎手の好騎乗にも助けられつつ、２５００ｍという距離を克服して３着と好走した。これで引退するのが惜しいと思わせるだけの、ダイワメジャーらしい迫力満点の走りを披露した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以上のように、ダイワメジャーの現役最後の年（２００７年）、秋シーズンだけを取ってみれば、いかにも最終追い切りの全体時計の速い・遅いがレースでの結果に直結しているように見える。最終追い切りの全体時計が速い時はレースでも好走して、最終追い切りの全体時計が遅ければレースでは凡走してしまう。ダイワメジャーの体調の良さが、最終追い切りの全体時計に反映されているということである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;しかし、実は、最終追い切りの全体時計がレースでの結果に直結しなかったケースもまた多い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（次回へ続く→）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■集中連載「調教のすべて」を最初からお読みになりたい方は&lt;a href=&quot;http://www.glassracetrack.com/blog/2008/02/post_6b50.html&quot;&gt;&lt;u&gt;こちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
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<dc:subject>集中連載</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-15T01:02:11+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_3efd.html">
<title>ご要望に応えて再掲「武豊論」：日本一“押せる”ジョッキー</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_3efd.html</link>
<description>by M.H サラブレッドのスピードは、「一完歩の長さ（ストライド）×頻度（ピッ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Ikkannpo&quot; title=&quot;Ikkannpo&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/ikkannpo.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt; &lt;a href=&quot;http://horse-memorys.com/&quot;&gt;by M.H&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;サラブレッドのスピードは、「一完歩の長さ（ストライド）×頻度（ピッチ）」で決まる。もちろん、疲労してバタバタになった馬は脚が伸びないように、同じ馬でも状況によって一完歩の長さは変わるが、走る頻度（ピッチ）が同じであれば、当然、一完歩（ストライド）を長く走った馬の方が先にゴール出来る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一完歩の長さ（ストライド）は馬の持って生まれた肉体的特徴によるところが大きいのだが、&lt;strong&gt;数センチ位の長さであれば、実は騎手の技量によって補うことが出来るのだ&lt;/strong&gt;。ゴール前１ハロンの完歩数は平均２７完歩であり、もし一完歩が１０ｃｍ長くなったとすると、２７完歩×１０ｃｍ＝２７０ｃｍで２．７ｍ。つまり、&lt;u&gt;ゴール前１ハロンだけで、なんと１馬身の差が生じることになる&lt;/u&gt;。このことからも、&lt;strong&gt;一完歩を少しでも長く走らせることが、一流騎手の仕事だといっても過言ではないだろう&lt;/strong&gt;。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本のジョッキーでは、やはり武豊騎手が、この一完歩を少しでも長く走らせる技術に長けている。たとえば、ロジックを勝利に導いた&lt;a href=&quot;http://jp.youtube.com/watch?v=UjEcORuG4vI&quot;&gt;２００６年のNHKマイルC&lt;/a&gt;のラスト１ハロンには、武豊騎手の馬を伸ばす技術が凝縮されているといってよい。あれだけの接戦の中で、ほとんど鞭を使うことなく、馬の走るリズムに合わせて、ストライドを少しでも長く走らせることに集中している。そのストライドのわずかな差が、ゴール前のクビの差に結果的につながっているのである。もし他の騎手であったら、負けていても不思議ではなかったレースである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本では馬を“追う”というが、海外では“押す（PUSH）”という。馬を“追う”とは、ムチでビシバシ馬を叩くことではなく、手綱を通して馬を“押す”ことである。もう少し具体的に描写すると、&lt;strong&gt;馬が着地する時に、もう何センチか先につかせることによって、一完歩を長く走らせるのである&lt;/strong&gt;。そのためには、馬の走りのリズムに合わせて手綱を引きつけ、タイミング良く解き放つことによって、馬体を最大限に収縮させなければならない。馬のリズムを崩さないように、少しずつ重心を下げて、ストライドを長く伸ばして走らせるのである。武豊騎手は追えないという筋違いの評価があるが、全くの誤解である。あえて言うならば、武豊騎手は“押せる”騎手なのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;u&gt;ちょっと余談&lt;/u&gt;&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://jp.youtube.com/watch?v=yO0zz_3XWg4&quot;&gt;このCMシリーズ&lt;/a&gt;はJRAの最高傑作だと思う。全力で追っていないため、馬を「押す（PUSH）」感覚は伝わってこないと思うが、武豊騎手の長身を馬の背に折畳んだ美しいフォームや、華麗な鞭捌きを堪能して欲しい。小田和正の歌声も最高！&lt;br /&gt;
&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ノンカテゴリー</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-13T01:27:43+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/s_aeae.html">
<title>プロキオンSを当てるために知っておくべき３つのこと</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/s_aeae.html</link>
<description>■１■１番人気が圧倒的に強い 初夏の阪神開催に移った２０００年以降、過去８年間で...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Prokions&quot; title=&quot;Prokions&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/12/prokions.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■１■１番人気が圧倒的に強い&lt;br /&gt;
初夏の阪神開催に移った２０００年以降、過去８年間で１番人気は【６・２・０・０】と連対率１００％という圧倒的強さを誇る。これはが実績馬に有利な別定戦であることが最大の理由である。だからといって１番人気を買えばよいというのは早計で、実績馬がそれほど重い斤量を背負わされないため、力のある馬が順当に勝つというのが本当の意味である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■２■先行・差し馬向きのレース&lt;br /&gt;
12.0-10.3-11.1-12.1-12.3-12.5-12.7(33.4-37.5)H&lt;br /&gt;
12.3-10.5-11.5-12.0-11.8-11.6-12.6(34.3-36.0)H&lt;br /&gt;
12.2-10.6-11.1-11.7-11.9-12.1-12.3(33.9-36.3)H&lt;br /&gt;
12.0-11.0-11.5-11.7-11.6-12.0-12.2(34.5-35.8)H&lt;br /&gt;
12.3-10.1-11.0-11.9-12.1-12.4-12.9(33.4-37.4)H&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;過去５年、例外なくハイペースに流れていて、前に行く馬にとってはかなり厳しいレースとなる。それでも先行馬が活躍しているのは、阪神１４００ｍダートコース（内回り）の最後の直線が３５２ｍと短いからである。後ろから行く馬向きの展開になるにもかかわらず、意外と直線が短くて差し切れないという現象が起こるのだ。逃げ馬にとっては苦しいレースだが、かといって追い込み馬も届かないという、先行・差し馬向きのレースとなる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■３■外枠が有利&lt;br /&gt;
阪神１４００ｍダートコースはスタート地点が芝となっていて、外枠から走る馬の方が芝を走る距離が長い。そのため、外枠に入った馬（特に先行馬）は、内枠に入った馬に比べ、スピードに乗りやすいという利点が生じる。先行・差し馬向きのレースと前述したが、特に外枠に入った先行馬には要注意である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>重賞レース分析</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-12T02:42:13+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_7769.html">
<title>七夕賞を当てるために知っておくべき３つのこと</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_7769.html</link>
<description>サマー２０００シリーズの第１戦目。七夕の夜には、天の川の両側にある彦星と織姫星が...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Tanabata&quot; title=&quot;Tanabata&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/11/tanabata.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;サマー２０００シリーズの第１戦目。七夕の夜には、天の川の両側にある彦星と織姫星が年に一度会うはずなのだが、七夕賞で牡馬と牝馬のワンツーは過去１０年で一度もない。というよりも、牝馬の出走すらほとんどなく、牡馬同士のガチンコ勝負が繰り広げられるハンデ戦となる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■１■上がり時計不問&lt;br /&gt;
12.2-11.7-12.0-12.2-12.2-12.2-11.8-11.8-11.9-12.7(60.3-60.4)M  上がり3F36.4&lt;br /&gt;
12.8-11.4-12.1-12.5-12.6-12.3-11.6-11.6-12.2-12.6(61.4-60.3)S　上がり3F36.4&lt;br /&gt;
12.5-11.2-11.6-11.4-11.9-12.0-12.5-12.5-12.3-12.5(58.6-61.8)H　上がり3F37.3&lt;br /&gt;
12.4-11.5-11.8-11.6-11.7-11.7-11.8-12.0-12.1-12.7(59.0-60.3)H　上がり3F36.8&lt;br /&gt;
12.3-11.1-12.1-12.2-12.1-11.9-12.0-12.0-12.1-12.5(59.8-60.5)M　上がり3F36.6&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;過去１０年で、全体の上がり３ハロンが３６秒を切ったのはたったの一度。勝ち馬に限っても、３5秒後半の上がりを切ったのはわずかに1頭のみ。馬場の劣化と、息の入らないペースによって、上がり時計が不問になる。軽い瞬発力ではなく、その対極にある、パワーとスピードの持続力が求められるレースである。もちろん、こういう上がり時計不問のレースでは前に行った馬が有利になる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、福島競馬場の２０００ｍは、スタンド前直線を延長したポケットからのスタートで、１コーナーまでの距離は５０５ｍもあり、スタート直後に下り坂になるため、テンはかなり速く、逃げ馬には厳しい展開となる。その代わりと言うか、枠の内外による有利不利はほとんどない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■２■マイラーでもステイヤーでも厳しい&lt;br /&gt;
直線の短い小回りコースということもあって、スタート直後からガンガン飛ばしていく速い流れになりやすく、最後は底力の勝負になり、豊富なスタミナが要求される。そのため、純粋なマイラーにとっては厳しいレースとなる。かといって、ステイヤーに向くかというとそうでもなく、ステイヤーは道中の速く厳しい流れに戸惑ってしまうことになる。どちらかに偏っていない、中距離馬を狙い打つべきである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■４■ハンデがハンデにならない！？&lt;br /&gt;
斤量　　　　　　　　　成績　　　　　　　連対率&lt;br /&gt;
４９ｋｇ以下　　　　　【０・０・０・６】　　　　０％&lt;br /&gt;
４９.５ｋｇ～５１ｋｇ　【０・０・１・１１】　　　０％&lt;br /&gt;
５１.５ｋｇ～５３ｋｇ　【１・２・３・２６】　　１０％&lt;br /&gt;
５３.５ｋｇ～５５ｋｇ　【１・３・２・３６】　　１０％&lt;br /&gt;
５５.５ｋｇ～５７ｋｇ　【６・２・３・１７】　　２９％&lt;br /&gt;
５７.５ｋｇ～５９ｋｇ　【１・２・１・４】　　　３８％&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ハンデ戦にもかかわらず、ハンデが重くなるにしたがって連対率が上がる傾向がある。そして、勝ち馬は５５.５ｋｇ～５７ｋｇのゾーンに集中している。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>重賞レース分析</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-11T00:55:01+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_86dc.html">
<title>世代の強さ（弱さ）はあるのか？</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/post_86dc.html</link>
<description>競馬界でよく使われる「この世代は強いから（弱いから）」という世代間の力差を表す概...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Wttennosyo08&quot; alt=&quot;Wttennosyo08&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/09/wttennosyo08.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;競馬界でよく使われる「この世代は強いから（弱いから）」という世代間の力差を表す概念に、私は昔から違和感を持っていた。そこで、かつてルドルフおやじさんと手紙のやりとりをさせてもらった際、思い切って私の素直な疑問を投げかけてみたことがあった。２００６年のエリザベス女王杯のことである。&lt;/p&gt;&lt;blockquote&gt;&lt;p&gt;治郎丸&lt;br /&gt;「便宜的に世代をひと括りにすることもありますが、基本的に世代間での力差という概念には疑問があります。サラブレッドにはワインのような豊作の年という考え方は当てはまらないのではないでしょうか？やはり、馬1頭1頭の実力が全てであって、この世代が強いからこの馬も強いという捉え方は、どうもシックリきません。今年の４歳世代は、シーザリオは別格にして、確かにラインクラフト、エアメサイアあたりまではトップクラスの実力を持っていたと思います。ディアデラノビアもそれに次ぐ馬ですが、G1クラスだとワンパンチ足りないかなという印象です。」&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;&lt;blockquote&gt;&lt;p&gt;ルドルフおやじさん&lt;br /&gt;「３歳世代のおかげで、エリザベス女王杯のレベルが高くなったと思います。世代の強さというのはやはりありますね。農作物にも豊作年というのがあるでしょ？それだけの話です。人間にだってあるはずですよ。サラブレッドを特別な動物と見てはいけませんね。総じて強いというのは、何かあるはずです。総じて弱い世代の中にも、強烈に強い１頭はいます。カブラヤオーのように。」&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;&lt;p&gt;このようなやりとりが行われた後、私は当時５歳馬であったスイープトウショウに本命◎を打ち、ルドルフおやじさんは◎カワカミプリンセス○ディアデラノビア▲スイープトウショウ△アサヒライジング×フサイチパンドラと印を打った。ご存知のとおり、結果は３歳馬カワカミプリンセスが先頭でゴールを駆け抜けたものの降着となり、２着に入った同じく３歳馬のフサイチパンドラが繰り上がりで優勝、私が本命を打った５歳馬スイープトウショウはクビ差の２着に終わった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もしカワカミプリンセスの降着がなければ、３歳馬のワンツーで終わっていたわけで、ルドルフおやじさんの言う通り、総じて強い世代というものが存在することになる。しかし、強い世代であったはずの４歳馬ディアデラノビアが４着に敗れてしまった以上、この世代が強いからこの馬も強いではなく、馬１頭１頭の実力が全て、という私の考え方も正しいことになる。結局のところ、世代の強さはあるようでなく、ないようであるといった具合に、はっきりと結論が出ず仕舞いで２００６年のエリザベス女王杯を私は終えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところが、およそ１年半の年月を経た今年の天皇賞春にて、私は世代間の力差という概念の存在を目の当たりにすることになったのだ。私はアサクサキングスの敗因を、「前半１０００ｍが思いのほか遅く流れてしまったことにより、上がりの速い競馬になってしまい、スタミナ勝負に持ち込めなかったため」と観戦記に書いたが、今振り返ってみると、それだけではなかった。アサクサキングスの最大の敗因は、今年の４歳馬と古馬の間にある厳然とした力差にあった。「スパートをかけた際も、さすがにサムソンはとりついてくるのが早かった。（上位２頭には）古馬一戦級の貫禄がありました」という四位騎手のレース後のコメントが、そのことを如実に物語っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さらに、今年の宝塚記念に至っては、過去１０年間で４歳馬が８勝というレースの傾向にもかかわらず、勝ったのは６歳馬のエイシンデピュティで、２着は５歳馬のメイショウサムソンであった。４歳馬で最先着したのはアサクサキングスの５着、故障を発生してしまったロックドゥカンブの１２着は度外視したとしても、３番人気に推されたアルナスラインはなんと１０着。７歳馬であるエアシェイディやカンパニーにも先着を許すという情けなさである。雨が降って道悪になったことを考慮に入れても、あまりにも今年の４歳牡馬世代は弱すぎる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;世代の強さ（弱さ）というものは確かにある。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これが今の私の結論である。もちろん、強い世代に属する全ての馬が強いのではなく、弱い世代に属する全ての馬が弱いのということではない。世代間の力差とはつまり、これまで戦ってきたレベルの問題である。&lt;u&gt;特に３歳馬と古馬、４歳馬と５歳以上の馬の間には、戦ってきたメンバーによるレベルの違いが生じるため、世代間の力差があって当然なのである&lt;/u&gt;。&lt;strong&gt;世代間の力差とは、タイムやラップだけでは分からない、レースの密度の濃さや厳しさを大局的に把握するためのツールのひとつと考えてよいだろう。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>馬券の失敗学</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-09T02:27:15+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/pog_ec09.html">
<title>今年は馬体だけでPOG馬を選ぶ！</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/pog_ec09.html</link>
<description>今年のPOGはテンションがガタ落ちだった。なぜかと言うと、意気込んで応募しようと...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Pog08&quot; title=&quot;Pog08&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/07/pog08.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今年のPOGはテンションがガタ落ちだった。なぜかと言うと、意気込んで応募しようとしていた「優駿」の『ゆうしゅんPOGノート選手権』の応募期限を間違ってしまったのである。４頭に絞り込むところまでは早々に済ませていたにもかかわらず、ノンビリと構えていたところ、ハガキを出しそびれてしまった。優勝者にはあのPhotostudがデザインしたオリジナルパネルがもらえたのに、嗚呼。たくさんの方々に参加を勧めておきながら、本当に情けない話だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなことで、今年のPOGは不参加にしようと考えていたが、丸１年間を棒に振るのも惜しい気がして、せっかくなので昨年に引き続き「Gallop　POG」に参加することにした。「Gallop　POG」は父親の違う産駒を６頭（牡馬３頭、牝馬３頭）選んで応募するのだが、「優駿」で４頭に絞り込む前がちょうど６頭だったので、幸いなことにそのまま応募すればよいことになった。再び気持ちを立て直して、今年も香港競馬ツアーを目指して頑張りたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、私はPOGをやり始めて今年で３年目になるが、これまでの反省を生かして、今年はPOG馬の選び方をガラッと変えてみた。というのも、１年目はフサイチオフトラ（父ブラックホーク）、２年目はポルトフィーノ（父クロフネ）ぐらいしか活躍馬を指名することが出来ていないからだ。ポルトフィーノに至っては、新馬戦、ではなくメイクデビューのレース振りを見てから後出しという体たらくだ。その他の馬たちはデビューすらも定かではない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これまでの２年間は、基本的には思い入れのある血統や現役時代に応援していた馬の仔をピックアップしていた。たとえばブラックホーク産駒であったり、スペシャルウィーク産駒であったり、シンコウラブリイの仔であったりと。本当のところは、今年はキングカメハメハの産駒を選びたかった。個人的にも色々な思い出が詰まった馬だし、もしあのまま順調に走っていれば、ディープインパクトと互角の勝負をしたと今でも信じている。種牡馬としても、サンデーサイレンスの肌馬にドンピシャで、軽さとパワー、瞬発力と持続力が融合されれば、恐ろしいほどの強さを持った馬が誕生しても不思議ではないだろう。そのように、心を奪われた馬たちの産駒たちが、再びターフで活躍することに想いを馳せるのは、競馬最大の楽しみであり喜びのひとつである。POGであればなおさらだ。しかし、それではPOGでは勝てないのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今年は馬体だけでPOG馬を選ぶ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;こう決めてからは、ただひたすらに「優駿」に掲載されている立ち写真を見続けた。（結果的に）「Gallop　POG」に応募するのに、「優駿」を穴が開くほど眺めたというのも変な話だが仕方ない。１頭１頭の馬体を見ながら、まるでG1レースの「ガラスのパドック」でやるように、各馬を５段階評価していった。５つ☆が付いた精鋭たちのみをPOG馬として指名するつもりだ。もちろん、２歳馬の馬体など刻々と変化していってしまうことは百も承知だが、それでも、現時点での馬体からでも素質の原石を見つけることは出来ると信じて。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
関連エントリ&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://90884.blog64.fc2.com/blog-entry-2161.html&quot;&gt;&lt;u&gt;けいけん豊富な毎日：ＰＯＧ指名馬確定！&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
・&lt;a href=&quot;http://www.glassracetrack.com/blog/2006/07/post_2480.html&quot;&gt;&lt;u&gt;ガラスの競馬場：◆第１位指名◆フサイチオフトラ（父ブラックホーク）牡&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://blog.with2.net/link.php?138934&quot;&gt;&lt;u&gt;現在のランキング順位はこちら&lt;/u&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>POG</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-07T01:35:29+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/nikke_e5da.html">
<title>ラジオNIKKE賞を当てるために知っておくべき３つのこと</title>
<link>http://www.glassracetrack.com/blog/2008/07/nikke_e5da.html</link>
<description>■１■G1帰りの馬は消し かつては「残念ダービー」と言われていたほど、ダービーに...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img alt=&quot;Radionikkei&quot; title=&quot;Radionikkei&quot; src=&quot;http://www.glassracetrack.com/photos/uncategorized/2008/07/05/radionikkei.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■１■G1帰りの馬は消し&lt;br /&gt;
かつては「残念ダービー」と言われていたほど、ダービーに出走できなかった馬や、出走しても好走できなかった馬が好走したレースだが、過去１０年では、前走がG1レース（ダービー、NHKマイルC、オークスなど）であった馬の成績は【１・１・３・２０】と奮わない。前走が５００万下であった馬の成績【４・６・１・３０】と比べると、その差は明らかである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それもそのはずで、前走がG1レースであった馬は、そのレースに向けて１００％の仕上げで臨んでいるからである。目に見える見えないにかかわらず、ほとんどの馬の体調は、良くて前走から平行線、悪ければ下降線を辿って出走してくる。たとえG1レースに出走したような力のある馬でも、走られる状態になければ好走は望めない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■２■１８００ｍ以上のスタミナ&lt;br /&gt;
この時期の福島競馬場は、芝が傷んで力を要する馬場になっている。野芝が成長を始めるものの、１回開催から期間が短いため、馬場の傷みは回復することなく進行していくからである。特に３～４コーナーにかけて内側の芝はかなり傷んでおり、各馬が馬場の良い外々を回すため、必然的に１８００ｍ以上の距離を走ることになる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;過去６年間のラップ&lt;br /&gt;
12.5-10.7-11.3-11.9-11.8-12.5-12.3-12.6-12.7(46.4-50.1)H&lt;br /&gt;
12.8-11.8-12.2-12.6-12.2-11.7-11.9-11.5-11.7(49.4-46.8)S&lt;br /&gt;
12.6-11.1-11.6-11.6-11.7-11.7-11.9-12.4-12.5(46.9-48.5)H&lt;br /&gt;
12.3-10.9-11.3-12.0-12.0-11.7-12.0-12.4-12.6(46.5-48.7)H&lt;br /&gt;
12.5-11.2-11.8-12.6-12.4-12.1-12.5-12.1-13.3(48.1-50.0)H&lt;br /&gt;
12.6-11.5-11.3-12.2-12.4-12.3-11.6-11.6-12.2(47.6-47.7)M&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、過去６年間のレースラップ（上記）を見てみると、ヴィータローザが勝った５年前のレースは例外として、ほとんどのレースが前傾ラップとなっている。各ジョッキーが直線の短さを意識し、好位を確保するために、前半からかなり厳しいペースでレースが流れていることが分かる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つまり、以上の２点から、小回りの１８００ｍというコース設定ではあるが、実は字ヅラ（１８００ｍ）以上のスタミナが必要とされるのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■３■長くいい脚を使える馬&lt;br /&gt;
福島競馬場の最後の直線は２９７ｍと短い。そのため、直線に向いてからの追い出すのでは遅く、各馬のスパートは３～４コーナーにかけて既に始まっている。コーナーを回りながらの仕掛けとなるため、一瞬の切れ味は生かしにくく、どちらかというとジワジワと伸びるタイプの馬にとって有利となる。もちろん、福島競馬場で実績のある馬は求められている適性に近いということだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、菊花賞を勝ったダンスインザダークの産駒や、将来の菊花賞２、３着馬が活躍していることからも、ラジオNIKKEI賞と菊花賞の間には深い連動性があることが分かる。求められている適性（長くいい脚を使える）が似ているということである。つまり、ラジオNIKKEI賞で好走した馬は菊花賞でも好走の確率は高く、逆に菊花賞で好走しそうな（血統の）馬がいれば、ラジオNIKKEI賞でも狙ってみても面白いということだ。&lt;/p&gt;

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</content:encoded>


<dc:subject>重賞レース分析</dc:subject>

<dc:creator>治郎丸敬之 </dc:creator>
<dc:date>2008-07-05T22:12:30+09:00</dc:date>
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